KUMON 隼人駅前公文式教室 鹿児島県霧島市 【幼児からの英才教育】 | 日記 | 平成23年度鹿児島県基礎学力調査における霧島市の結果に感じたこと


2012/06/21
平成23年度鹿児島県基礎学力調査における霧島市の結果に感じたこと


1 調査結果
平成23年度鹿児島県小・中学校の基礎学力の定着度調査結果が公表され、H24年6月号霧島市広報誌「霧島」に掲載されました。これは、鹿児島県教育委員会が独自に行っているもので、私立校は調査対象外です。すでにご覧になられた保護者様もおられると存じますが、これが、私塾や教室等教育関係者に衝撃を与え、この波紋がどんどん広がっております。
これによると、小学5年生(現6年)は、国語力が若干低いものの他の教科は県平均を上回っています。ところが、中学1・2年生(現2・3年)は、全教科で県平均を下回る結果になっています。
このデーターは、小学校では、県内平均以上にぐんぐん伸びていた学力伸展度合いが、中学校に入るや、途端に急ブレーキがかかって学力が伸び悩んでいることを物語っています。
調査対象には、平均点が低調傾向にある県内離島や山間僻地が多く含まれていることを考慮すれば、県で2番目に大きい霧島市がこの状態では、何とも理解し難く、由々しき事態であり、残念でなりません。
霧島市が、こうしたデーターを隠さずに、敢えて広報誌上での公表に踏み切ったことは、当然のこととはいえ高く評価できます。この問題を市民と共有したいという意識が強く働いたのだと思いますし、恐らく、市民の力を外圧として借りて何かを突き動かそうとしているようにも受け取れます。
であれば、学校単位で、公表して頂きたいものですし、何故こうなってしまったのか詳細な分析・検討を、一般市民を含めた公開の場で行い、その結果も隠さずに公表して頂ければと思います。 

記載してある改善の取組は、市民感覚からは乖離しているように思えます。
保護者の方々から伺ったことですが、以下は、以前から気になっていました。
例えば、当教室の公文生が、受験料を支払って英検に申し込みをしていましたが、 土・日曜のクラブ活動に参加せざるを得ないために受験できなかったことが何回かありました。また、一昨年までは、中学校が英検会場になっていましたが、昨年から中止されたままです。(申込が遅れると、霧島市の会場が満席になり、鹿児島市内で受験するケースが増えてきました。)
また、中学校では、休日を避けて平日に他校との交流試合が企画運営されるケースが増えているそうで、そうした場合は、当該部活に所属する部員は、選手でなくても授業を抜け出して応援に行くのだそうです。しかし、穴の開いた授業内容を埋めるための、組織的で計画的な補備教育はなされていないようです。
私達の年代ではありえない話ですが、このように授業よりも部活が優先されるケースが多くなっているようです。
確かに、情操教育上、部活は大変有効ですが、授業と部活のバランス感覚が適切なのかどうか、保護者等の間にも疑問の声が上がっていると伺っております。
いずれにせよ、今回の調査結果は、学校関係者だけでなく、霧島市民一人一人が、重く、深刻に受け止める必要があるのだと存じます。
部活のための休日出勤の常態化やストレス多寡による鬱や心身症で休職や退職に追い込まれる教職員の勤務実態は放置できない問題です。しかし、学力の急激な落ち込みは看過できない事態です。
何らかの抜本的な改革を行わなければ、教育レベルは下げ止まりのままで、小学校を卒業した優秀な児童は、教育レベルの高い他の自治体の学校や私学に流出してしまいかねません。その結果、益々、低下傾向に拍車を掛ける負のスパイラルに陥るリスクが高まります。
教育レベルの低い国や都市は、次第に活力が奪われていくのが古今東西に共通する現象です。

2 当教室の対応方針
当教室としては、基本的方針は変化ありません。
ただし、学ぶ意欲を育みながら、確固たる自学自習力、学習習慣及び読書習慣を小学校の早い段階で培うこと。
出来れば、中学校の先取り学習でゆとりを持たせることが、今後より一層求められてくるのだと痛感した次第です。
もう一つ気になるのが、小学校での国語力が低いことです。自学自習の鍵となるのが、国語力です。国語力が低いと、どうしても理解力や類推力が劣るため自学自習力を陶冶することが難しいのです。その理由は、サービスメニュー「自学自習と学習習慣の陶冶」をご覧下さい。国語力を身に着けるには、胎教からの丁寧な読み聞かせにより、知的好奇心を育み、本を読むことを好きにさせて習慣化することが大切です。
当教室では、貸出できる図書を更に充実強化するとともに、国語の教材解法を通じて、本に対する興味を喚起させるように指導して参りたいと考えております。

3 当教室保護者様の対応方針
下記を重視して当教室の対応方針にご協力をお願いいたします。
①お子様には、多忙な中学生活に入る前に、時間を上手く使いながら計画的に生活する癖をつけさせるようにしましょう。
②ご家族で本に身近に親しめるような環境を創造して下さい。
ゲームやテレビよりも本好きに誘導できるよう少しずつ良書を整備して保護者様自ら率先して読書に興じて頂ければありがたいです。
そして、読んだ本の中でも、時代を経ても色褪せることのない不朽の名作や座右の書等は、家宝として大切に保管し、親から子へ、子から孫へ、孫から曾孫へと申し送っていきたいものです。 
【公文推薦図書:#mce_temp_url# 
③子供の教育は、学校任せにするのではなく、10年先、20年先、30年先を見据えて、ご家庭で主体的に行うべきものです。けして、わが子の教育結果の責任を、学校や市が取ってくれる訳ではありません。
「将来の夢や志は、何なのか?」
「将来どうした仕事に就きたいのか?」を、ご家族で話し合い、長期的な視野に立って、今、わが子に施さなければならない教育とは何か?を具体的に詰める必要性があるのではないでしょうか。 
そうした保護者様の時間軸を強く意識した戦略的な子育てこそが、お子様に強い願望を扶植させることができます。 
「念ずれば花開く」のです。 

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