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ソニー創業者:井深大氏曰く、教育は「幼稚園では遅すぎる」

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KUMON 隼人駅前公文式教室 鹿児島県霧島市 【幼児からの英才教育】 の日記

Balance(バランス)

2016.09.22

実用英語学習方法には5つの原則があります。
第1:Genuine Voice (本物の声)
第2:FIT(ピッタリ
第3:SHOWER(シャワー)
今回は、第4の「Balance(バランス)」を紹介させて頂きます。

1 言語機能
言語には、4つの機能があります。
即ち、「読む、聞く、書く、話す」です。
これは、「IN PUT」と「OUT PUT」の能力に大別できます。
(1) インプット・アビリティ(IN PUT ABILITY)
インプット・アビリティとは、情報を自分の中に取り入れる能力です。
これは、「読む力」と「聞く力」から構成されます。
「読む力」とは、一般的に「読解力」とも言いますが、英語で書かれた本、新聞、物語、エッセイ等の英文章を読んで理解することで、新たな知識や情報を得ることができる能力です。
「聞く力」とは、一般的に「聴取力」とも言いますが、先生や上司等による講義、教育や指示或いはテレビやラジオ等のドラマやニュース等他人の口頭で伝えられた内容を聞いて理解することで新たな知識や情報を得ることができる能力です。
(2) アウトプット・アビリティ(OUT PUT ABILITY)
アウトプット・アビリティとは、自分が持つ情報を他者に発信する能力です。
これは、「書く力」と「話す力」から構成されます。
「書く力」とは、一般的に「作文力」とか「文章起案力」とも言いますが、自分の思想、考えや意見及び情報を英文字を使って文章を作成し、これを論文、小説、詩、社説、恋文、報告、連絡・調整と言った形で、新聞、雑誌、手紙、ホームページ、SNSやEメール等の媒体やツールを使って他人に伝え知らせる能力です。
「話す力」とは、一般的に「発表力」とか「口頭表現力」とも言いますが、文字通り、自分の思想、考え、意見及び情報等を英語を使ったの口頭表現で他人に伝え知らせる能力です。  

2 アンバランスな英語教育
身体の栄養素として、たんぱく質、炭水化物、脂肪、ビタミン、ミネラル等がありますが、どれが欠けても健康な身体を維持できませんが、言語も同様で、実用レベルで使いこなすためには、この4種類の言語機能を偏ることなくバランスよく伸展させなければなりません。
ところが、学校や進学塾では、受験に焦点を合わせた文法解説や英文和訳が主体の教育であり、言語機能的には「読み」に偏重しすぎた教育内容になっているのが現状です。
受験でリスニングが導入されたため、学校教育において、外国人による会話教育が一部導入されているものの、その比重は極めて小さいのが現状です。
日本の英語教育は、一般的に「聞く、書く、話す」の教育が不十分でお座なりにされている感が否めませんが、特に、「言葉というボールを、他者とキャッチボールする力」即ち、実用会話力が決定的に欠落しています。
実は、これは画一的な講義形式のマスプロ教育や自学自習のみでは養成することは困難です。つまり、一般的な自学自習は、教科書、参考書、問題集、TV、ラジオ、CD及び英字新聞等、いずれも読・聞の「IN PUT」主体の学習となり、また、多人数への講義形式の授業も黒板にかかれた文字を読んでノートに書き写したり、英文和訳が主体となる傾向があります。
これは、学校の英語学習時間が少ない為、授業中は、生徒に、英文内容を、日本語で説明して理解させることで精一杯というy現状があります。
一方、他者に情報を発信する力、即ち、「話す力と書く力」を養成するためには、プレゼンテーション、スピーチ、質疑応答及び討議等の能動的な教育技法が必要となります。
アウトプット・アビリティの養成は、自分ひとりではできないという点が、教育関係者の間でも意外と認識されていないのが実情です。
一人では野球のキャッチボールができないのと同様に、会話のキャッチボールも、必ずリスポンス(対応)してくれる相手が必要なのです。しかも、自分と同等以上の英語力を有していなければ向上は見込めません。当然のことながら、その相手とは、本物の有能な外国人が望ましいことは言うまでもありません。
また、「書く力」は、言語機能の中では最も高度な能力を要求されますが、英作文や論文は、最終的には相応の能力を有するネイティブ・スピーカーによる文法的な添削が必要不可欠なのです。
ただ、日本人が、日本語で作文や論文を理路整然と書くためにはそれ相応の学力、とりわけ論理的な思考力及び構文力が要求されるように、外国人であれば誰でもいいというものではなく、高度な知識・教養・学力を有し、高い作文能力が要求されるという点は留意すべきです。  

3 アンバランスな学習の落とし穴 
4機能をバランスよく伸展させるためには、学校教育の他に、会話スクールに通う方法があります。本物のネィティブスピーカーに接することができるため、体系的なカリキュラムや教材が整備され、専門的な言語教育を修得し人格的に優れた外国人指導者であれば非常に有意義で大きな効果を望めます。しかし、こうした会話スクールの決定的な問題点は、「読む・書く」の教育と英会話スクールの会話教育(聞く・話す)の内容が一致していないということです。
実態は、「読む・書く」の教育が殆ど行われていないケースが多いようです。
「読む・書く」と「聞く・話す」の教育の間の関連性が無く一貫性に欠ける教育では、外国人講師との会話実習に準備不十分なままで臨むケースが多く、会話中に未知の語彙・表現に頻繁に遭遇して精神的に奇襲されてしまいます。
そうすると会話内容が聞き取れず、分からずで、精神的プレッシャーから萎縮してしまい思考が混乱して全く会話が成り立たないことになりまう。この根本的原因は、反復練習する機会がカリキュラムに組まれていないため定着度が低い点にあります。
往々にして、被教育者は、「自分の能力が低いためだ」と勘違いしてしまい自信を喪失してしまうのです。折角、本物の外国人との会話チャンスにも拘わらず、会話が不活発で、沈黙が続いて盛り上がらずに精彩を欠いた授業となってしまいかねません。
本物の外国人との会話実習とはいえ、言語機能の整合性や一貫性の欠き、準備不十分な教育では、結果的に、学習者から楽しさと興味を奪い取り、苦手意識と嫌悪感を植え付けしまうのです。これが、先の見えない失敗体験をさせ、英語嫌いに繋がりかねないリスクが存在するのです。 残念ながら、こうした例が多いのが実情のようです。
日本人が、外国人に日本語を教えるにはそれ相応の資格と経験が必要ですが、英語を母国語とするネイティブ外国人が、ノンネイティブの日本人に英語を教える場合も、それ相応の資格と経験が必要なのです。
ところが、残念ながら、JETプログラムで来日して、日本の学校や英会話スクールで教える外国人は、数年の契約でパート的に限定的に働いており、専門的なく教育や資格を有する外国人は、ごく少数なのが実態なのです。

4 バランスの取れた学習
「読む・書く」と「聞く・話す」の教育内容の間に関連性があり、カリキュラムや教材に整合性がとれた教育の最大のメリットは、英語学習が“好き”になるということです。
では、関連性をもたせた実用英語教育を行うためには、どうすべきでしょう?
まずは、「読む・書く」と「聞く・話す」の教育者が組織的に統合されており、計画的で趣旨一貫したカリキュラムと教材が存在し、教授・指導要領が確立されていることが必要不可欠です。
次に、教育内容の組み合わせと順次は、まず、あるテーマに関する「読む」と「聞く」の学習により基本的な用語・表現を身につけ、これらを反復練習して覚えます。
次は、これらを使って、当該テーマに関する意見発表や質疑応答の内容を英文章で起案します。そして、これを反復練習して発表できるようにします。そして、最後に、外国人を相手に実際に行います。
このように準備を万全にして行う会話実習では、外国人の話す内容が聞けて理解できるため、自信が芽生えます。理解していると何とか自分の意志は伝えられるものです。
従って、既習用語・表現を使用して何とか話そうとするのです。
このようにして会話のキャッチボールが活発化して場が盛り上がるため、自然と楽しくなってきます。 そして、最後に、その結論を要旨として英文で書かせて、これを指導者や外国人講師が添削指導するのです。こうすることで、4機能の学習内容が関連性を帯びるため、既習内容を自動的に反復学習せざるをえなくなり、これが定着度を高める結果となります。
実用英語学習とは、4つの言語機能「読む、聞く、書く、話す」を偏ることなくバランスよく伸展させることのできる学習であり、これに適合した教育時間、教育場所、指導陣、カリキュラム、教育技法及び教材が整備されていなければなりません。
この点、公文式教材は、英文と音声の教材が体系的に整備されているため、「読む、聞く、書く」を中心とした学習が、効果的に無理なく行うことができます。
「話す」に関しては、次のような対策を取っています。
・英文内容の音読を繰り返し行い、標準時間の70%以内で正確な発音で読むことが出来る。
・高い教材(H以上)を履修中の公文生には、音読チェックの後、文章内容に関する質疑応答を英語で行う。
尚、将来的には、英語を母国語とするネィティブスピーカーを配置することを考えております。 

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