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KUMON 隼人駅前公文式教室 鹿児島県霧島市 【幼児からの英才教育】 の日記

英語のシャワー

2016.07.17

1 英語のシャワー
本物のネイティブスピーカーの音声をシャワーのように毎日浴び続け、大量の英文に毎日触れることで、年齢が高くなってもかなりの学習成果が出ることが分かっています。
但し、FIT(能力にピッタリ)の原則の通り、意味の分からない英語、例えば、自己の英語レベルが低い段階で、ラジオ放送、CNNやBBCや洋画等をいくら大量に聞いても、効果は全くありません。時間の無駄です。
自分の能力に応じた英文内容を、精読により、文法的にも、語彙的にも、できれば文化的・慣習的背景をも、しっかり理解した上で、その音声教材をシャワーを浴びるように大量に聞き、何度も何度も音読を繰り返すことで、効率的・効果的に本物の実用英語力を養成できるのです。
洋画は、少なくともTOEIC700点以上の英語能力が求められますが、事前に完璧なスクリプト(台詞)が必要不可欠です。ドラマ全体を幾つかにパートに分割して、精読、リスニング、音読を繰り返し練習して全体像を把握します。
こうした事前準備ができて初めて、運転中や通学の電車の中で、シャワーのように聞き流して定着度合を深めることができるのです。
一般的に、2000時間がその目安といわれています。
ある時期に、継続的かつ集中的に2000時間を英語漬けの日々を送る ことがもとめられますが、最大の敵は「マンネリ化」です。どんなに好きなことでも、毎日毎日、同じことばかりやりつづけることは至難の業です。
では、どうすればよいのでしょうか?

2 もっとも言語教育成果を出しているのは外国語系大学?
ある語学教育専門家の方から伺った話です。
現在日本で一番、語学教育の成果を出しているのは自衛隊だそうです。
自衛隊の語学教育の実態は、情報分野であるため公開されずベールに包まれています。
詳細は明かしてくれませんでしたが、情報要員や海外勤務要員の養成は、防衛大学校や一般大学を卒業して将校になった若い人を対象とするようです。
殆どが理系出身者であるため、英文科や外国語学科の大学の出身者は稀だそうです。
こうした中から英語素養の高い人を選抜して、半年間の一般的なコースを履修させ、更にそこから優秀な者を選抜して上級コースを半年間履修させるそうです。
トータル1年間の英語漬けの教育でTOEIC平均点が、400点台中盤から800点台中盤まで進展するそうです。つまり、1年間でTOEICが約400点伸びるのです。 
こうした教育を受けた者の中から、卒業後に英検1級や同時通訳の資格をとる者がいるとのことです。英語の本格的な履修開始年齢が高いにも拘らず、こうした成果が出ることは一般的には考えられません。
もちろん、この教育成果は、語学系の大学や専門学校以上のもので、他の追随を許さない程に優れたものです。

3 ASTP:Army Specialized Training Program(陸軍特別研修計画)
歴史上、最も高い語学教育の成果を上げたのがASTPと云われています。
米国が、第二次世界大戦に勝利するために、短期間で言語を修得させるプログラムを開発し、多くの情報要員を養成しました。これが基礎となり、現在の国防総省外国語学校(Defense Language Institute Foreign Language Center: DLI)が出来上がっています。*注釈

ASTPが実施されたのは、1943~44年までの一年余のみでしたが、15,000人もの兵士が参加し、27もの外国語が対象となったと言われています。その中には、当時の敵国語である日本語、ドイツ語、イタリア語も入っていました。
ASTPでの授業は、アメリカ人言語学者らが読解、翻訳などを教える授業と、ネイティブ・スピーカーによる口頭練習の授業とに別れていました。読み書きや文法は、あくまでも基本的なもののみにとどめられ、ネイティブによる口頭練習の方により多くの時間が割かれ、徹底した暗記・反復練習が行われていました。
ASTPが実施されていた当時は、行動主義心理学に基づく習慣形成という考えが支持を集めていたため、ネイティブの言語に触れて、とにかくそれを模倣、暗記することで言語が習得されると考えられていたのです。 

4 成功の秘訣は?
世界及び日本で最も教育成果を挙げている実例を紹介いたしましたが、この成功の秘訣は、一言でいうと、言語のシャワーを浴びる、つまり、一日中英語漬けにするというものです。
どうして「マンネリ化」を打破し高いモチベーションを維持できたのでしょうか?
次回は、グローバル化の波に飲み込まれる一般企業の実例を紹介しながら考えてみたいと思います。

*注釈 
DLIは、カリフォルニア州モントレーに位置しており、アメリカの国益に影響する24カ国語を教え、学生総数2500人、教官750名に達する全米一(世界一)の語学学校です。
同盟国の留学生を多数受け入れています。
世界最強の語学教育機関です。
同時多発テロを境に、アラビア語、ペルシャ語、中国語及び韓国語が、修得させるべき最重要言語となっています。

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