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KUMON 隼人駅前公文式教室 鹿児島県霧島市 【幼児からの英才教育】 の日記

脳の健全な発達を促す食事とは?その2

2016.04.07

1 末期癌に侵されたプロレスラーの食事療法 
最近、たまたま見ていた某テレビ番組に釘づけになりました。
それは、末期癌患者の驚くべき治療法なのです。
その方は、垣原 賢人(かきはら まさひと )という日本の男性プロレスラーです。 ステージ4の悪性リンパ腫で、余命数か月と宣告されたのですが、奥様が必死になって見つけたドイツ式の食事療法を実践しており、症状が少しずつ改善しているというものでした。
①全ての動物性たんぱく質を摂らない。
②塩、砂糖、油を使わない。
③大量の野菜と果物を摂取する。
塩をはじめ調味料が使えないのは、すなわち食事に味がないことを意味します。
これは、「猿の食事」そのものなのです。
現役時代は、肉食中心で、1日に数キロの肉を食べていたそうですが、筋肉質というよりも、どちらかといえば肥満気味で、闘争心剥き出しの攻撃的なオーラが出ていました。
ところが、末期癌を克服すべく完全な菜食療法に変えたところ、余分な筋肉や脂肪が削げ落ちてスマートになり、とても優しく穏やかなオーラに包まれておりました。
現役時代とは、まるで別人のようでした。
生命の危機に直面した彼は、何らかの覚悟を決めたのでしょうが、食事を変えるだけで、こうも性格や人相までもが劇的に変わってしまうものなのでしょうか。
妻や家族、仲間に感謝の言葉が溢れ出る映像を目にして、思わず目頭が熱くなったのを覚えております。

  ここでは、致知(2015年10月号)に紹介されていた済陽(わたよう)式食事療法を主に紹介させて頂きながら、本物の食育とは何かについて考察してみたいと思います。
食事だけで病気を治せるというのが事実であれば、その食事とは人間本来の生体に善の影響を及ぼす理想的な食べ物なのではないでしょうか。
これは、取りも直さず、成長段階にあるお子様の心身の健全なる発育、とりわけ、、脳の成長段階にある胎児~幼児に良好なる影響を与えると考えられるからです。 

2 済陽式食事療法(*注釈)
末期癌や晩期癌患者の60%以上を治癒改善に導くという実績を持つ治療方法が脚光を浴びています。東京都板橋区の西台クリニック院長の済陽高穂(わたよう・たかほ)医師が取り組んでおられる食事療法なのです。
マスメディアからも引っ張りだこで、霧島市の書店にもレシピ等の書籍が置いてあります。
腕利きの外科医が、何故、「食事療法による自然治癒力の強化」に舵を切ったのでしょうか?
済陽式食事療法と云われるこの方法は、端的に言うと、人間の体が本来持ち合わせている免疫力や代謝機能を取り戻して活性化させることで癌治療効果を上げるというものです。
ここに、私達人間、特に、お子様の健全なる脳の発育に最適な食事とは何か、本物の食事とは何かに関してヒントが隠されています。  

3 食事療法の実績
高精度検診と食事療法を最後の綱として来院される患者さんは、外国人を含めて年平均600名にも及ぶそうです。
手術や放射線治療が出来ない状態の患者さん、つまり、一般の病院で匙を投げられた患者さんが来院されるのです。
こうした患者さん1000名の5年に渡る追跡調査や観察を続けて取れたデーターは、420名だそうです。 データーとして採用できなかった520名は、「食事療法のルールを守らなかった」そうです。
例えば、野菜を沢山食べるとか、禁酒・禁煙といった決まりを忠実に守って頂けなかった患者さんは、済陽式食事療法から逸脱しているからだそうです。
420名の末期癌・晩期癌患者の内、癌細胞が完全に消失するか、かなり改善された方が252名で、全体の62%に当るそうです。  
一方で、効果がなかったケースの主たる理由は、次の3つです。
①済陽式食事療法を開始する以前の段階で、抗がん剤が大量に使用されており、骨髄機能が回復せずにリンパ球が増殖しない。
②済陽式食事療法の途中で、患者さんが治ったと判断して、肉食や飲酒を再開した。
③大腸癌が進み腸閉塞を引き起こしているケースでは、済陽式食事療法による栄養素が腸から吸収されない。  

4 外科治療の限界を感じる
済陽医師は、ご先祖が薩摩島津家に仕えた薬剤師で、代々多くの医者を輩出しているそうです。先生は、消化器癌の手術を中山恒明(なかやまこうめい)医師及び米国外科医トンプソン教授の下で修業し、都立荏原病院に外科部長に就任した時期は、2000以上の消化器癌手術をされた有名な方です。
その方が、何故外科手術や抗がん剤治療に限界を感じたのでしょうか?
それは、2002年に、手術に成功した1406例の患者さんの追跡調査結果に愕然とされたそうです。それは、5年後の生存率が52%しかなかったという現実を突き付けられたからだそうです。放射線治療や抗がん剤治療方法の研究にも没頭されましたが、こうした治療方法で一時的に良くなっても長続きせず完全に治すことはできないとの確信を得るようになったそうです。  

5 甲田食事療法との出会い
ある患者さんとの出会いが、転機を迎えたそうです。 肝臓の末期癌患者が、手術で癌を除去したものの、その後転移しているのが分かりました。手術では撤去できないため、余命半年しかもたないと告げたそうです。
その後、毎月の検診に来院される度に、AFP(腫瘍マーカー値)がどんどん低くなっていき、1年半後には完全に消失したそうです。
この不思議な現象を探るべく、ご家族にお伺いしたところ、奥様が甲田療法という食事療法を行っておられるというのが分かったそうです。
しかしながら、半信半疑だった済陽医師の下に、米国留学中にお世話になった恩師トンプソン教授が前立腺癌に侵され余命半年であることを知らせるメールが届いたそうです。
外科治療、放射線治療及び抗がん剤治療が効かない恩師を何とか助けたいという一心で、甲田療法創始者の甲田光男医師に連絡を取り、具体的な方法やレシピを英訳して送付して試してもらったそうです。これは、玄米菜食の小食(一日一食)を徹底する食事療法であり、僅か半年で完全に癌細部が消えて完治したのです。  

6 ゲルソン食事療法との出会い
済陽医師は、食事療法の有効性に手ごたえを感じ、これの本格的な調査研究を行いました。その時、ドイツの内科医のマックス・ゲルソン博士が開発したゲルソン食事療法の統計データに驚愕したといいます。
それは、ヨーロッパで蔓延していた結核の治療法を研究しているときに、患者の食事に大きな問題があることに気付いたそうです。
つまり、肉食を止め、大量の野菜や果物のジュースを摂取させるというもので、この結果、ゲルソン教授の指導を受けた450名の結核患者の97%が完治したというものです。
更に、着目したのは、結核患者の中に、他の癌を併発した患者がいましたが、その癌細胞も消えたという事実です。  

7 済陽式食事療法の8大法則
この食事は、玄米菜食であり、仏教由来の精進料理に似ています。
正に、昔の日本人が食べていた質素な食事そのものです。
飽食、美食を追及する現代日本の食生活は、欧米型食習慣に近づいており何らかの警鐘を鳴らしているような気が致します。

①塩分を制限する(一日5グラム以内)
②動物性蛋白質や脂質を制限する
③新鮮な野菜や果物を大量に摂取する (一日200~500㍑の野菜ジュースと野菜350~500グラム)
④胚芽を含む穀物・玄米、豆類、イモ類の摂取 
⑤乳酸菌、海藻類、きのこを沢山摂る (ヨーグルトは、1日300グラム)
⑥レモン、蜂蜜、ビール酵母を摂る
⑦油は、オリーブオイルかゴマ油にする
⑧自然水の摂取  

この中で、全てに共通するのは、無農薬や無化学肥料のものがベストで、これが手に入らない場合は、努めて、減農薬なものが良いという点と、食品添加物(化学物質)が含まれていないという点です。  
尚、塩素で消毒している水道水を料理や飲料水として使用する場合は、浄水した方が良さそうです

*注釈
済陽式食事療法を癌治療の柱に据えるものの、手術、抗がん剤治療及び放射線治療の有効性を否定するものではなく、これらを適切に組み合わせてベストな治療を行うようです。西台クリニックには、連日問い合わせが殺到しており電話が殆どつながらない状態だそうです。




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