KUMON 隼人駅前公文式教室 鹿児島県霧島市 【幼児からの英才教育】 | お店のミカタ https://polonaise1301.on.omisenomikata.jp/ ソニー創業者:井深大氏曰く、教育は「幼稚園では遅すぎる」 https://asset.omisenomikata.jp/Hp360/56/7d/2765995/2765995_aa0a44567d_header_logo_pc.jpg KUMON 隼人駅前公文式教室 鹿児島県霧島市 【幼児からの英才教育】 https://polonaise1301.on.omisenomikata.jp/ 【お知らせ】 夏休み特別学習(7月21日~8月31日)受付中 Tue, 09 Jul 2019 15:26:38 +0900 1361756 https://polonaise1301.on.omisenomikata.jp/ 夏休み特別学習(7月21日~8月31日)受付中 【日記】 農薬空中散布 Tue, 09 Jul 2019 15:24:07 +0900 1405887 https://polonaise1301.on.omisenomikata.jp/diary/1405887 <strong><span style="color: #ff0000;">霧島市では、高濃度の農薬が空中散布されます。</span></strong><br /><span>下記日程は、予定で雨天時は、延期になるそうです。</span><br /><span>佐賀航空と国際航空(鹿児島)の有人ヘリによる農薬散布は、</span><span>朝0600から始まり午前中で終了しますが、西日本スカイテックの</span><span>無人小型ヘリでの農薬散布は早朝から夕方にかけて行うそうです。</span><br /><strong><span style="color: #ff0000;">脳の発達段階にある胎児、赤ちゃん、幼児さんや小学生は、発達障害を引き起すことが指摘されていますので十分にお気を付け下さい。</span></strong><br /><strong><span style="color: #ff0000;">特に、9歳以下のお子様は、農薬散布後、雨天を挟み暫くの間は避難された方が良いと思います。</span></strong><br /><span style="color: #0000ff;">発達障害のリスクに関する詳細は、下記を御参照下さい。</span><br />「<a title="化学物質の魔の手からお子様を守って" href="http://polonaise1301.on.omisenomikata.jp/diary/639826">化学物質の魔の手からお子様を守って!!」<br /></a><br />1 横川・溝辺<br /> 有人ヘリと無人小型へりでの農薬散布<br />7月25日(有人)、26-27日(無人)&nbsp;<br /> 8月26日(有人)、27-29日(無人)&nbsp;<br /><br />2 隼人地区<br /> 無人小型へりでの農薬散布<br /> 7月26日 <br />8月25-26日<br /><br />3 国分地区<br /> 無人小型へりでの農薬散布<br /><span>8月27-28日</span><br /><br />4 福山地区<br /> 有人ヘリ・無人小型へりでの農薬散布<br />7月23日(有人)7月24-25日(無人)<br />8月22日(有人)8月23-24日(無人)&nbsp;<br /><br />*詳細は、下記へお問い合わせ下さい。<br />● 姶良農協:<a target="_blank">0995-45-1033 ●&nbsp;</a>中部営農センター:<a target="_blank">0995-64-9891<br /> </a> 【日記】 H28鹿児島学習定着度調査の霧島市結果は惨憺 日本一の学力を誇る東成瀬村に学ぼう! Fri, 08 Mar 2019 14:21:53 +0900 1635873 https://polonaise1301.on.omisenomikata.jp/diary/1635873 <span>1 概要<br />鹿</span><span>児島県教育委員会では、本県の公立小・中学生の基礎的・基本的な知識・技能や思考力・判断力・表現力等に関する学力状況を把握するとともに、学習に関する意識や学び方などの学習状況を把握するため、平成29年1月18日~20日に下記教科の「鹿児島県学習定着度調査」を実施しました。<br /> これは、県が単体で、独自に行ったものです。<br />この狙いは、国が実施した公立小・中学校の「平成28年度</span>全国学力・学習状況調査」で、鹿児島県の学力(特に中学)が全国で最低レベルであることが判明しましたが、その実態を更に詳細に分析して、教育指導要領の改善・対策に反映させる要性に迫られ、調査学年を中学1・2年に、また、調査教科や内容を社会や理科に広げて行ったもののようです。<span><br />その結果が、県はホームページ上で公表され、霧島市は、「広報霧島5月号」に掲載されました。<br />細部は、広報霧島5月号を御覧頂ければお分かり頂けますが、霧島市の小・中学校は、県平均を下回っていることが分かりました。小学校では、全教科、平均以下ですし、中学校2年(現3年)では、英語を除く全教科が県平均を下回っています。<br />また、<strong><span style="color: #008000;">学習意欲に関する意識調査では、学習意欲が、学年が上がるにつれて低くなっているのです。何故、小学生よりも中学生の学習意欲が低いのでしょうか?</span><span style="color: #008000;">(注釈)</span></strong><br />最も低いのは中学3年生です。<br />殆どの生徒が、受験を控え勉強に邁進して、高校への進学を目指す時期にも拘らずです、、、<br />私達では、理解し難い現象です。その理由が分かりません。<br /><br />繰り返し強調致しますが、<br /><strong><span style="color: #0000ff;">平成28年度全国学力調査では、鹿児島県小・中学校の教育レべルが全国でも最低レベルであることが分かりましたが、今回の県独自の調査結果から、霧島市の教育レベルが、更に県平均以下であることが判明したのです。</span></strong><br /><strong><span style="color: #008000;">現在の霧島市の教育レベルは、全国レベルから大きく下回っており極めて憂慮すべき状況です。</span></strong><br /><br />調査課目<br />小学5年(現6年):国語、社会、算数、理科<br />中学1年(現2年)・2年(現3年):国語、社会、数学、理科、英語<br /><br />・<a title="平成28年度鹿児島学習定着度調査結果" href="http://www.pref.kagoshima.jp/ba04/kyoiku-bunka/school/teichaku/documents/58115_20170314195227-1.pdf">平成28年度鹿児島学習定着度調査結果</a><br /></span><strong>・<a title="霧島市に優秀な私立小・中・高校を!! (H28全国学力・学習状況調査結果を踏まえて修正)" href="http://polonaise1301.on.omisenomikata.jp/diary/1404642">霧島市に優秀な私立小・中・高校を!! (H28全国学力・学習状況調査結果を踏まえて修正)</a></strong><br /><br />2 県内学力の地域格差<br /> 同じ鹿児島県でも、県平均を大きく上回る学校が存在しています。<br />各学校の詳細なデーターは、公表されていませんが、下記学校では、本結果を真摯に受け止めて情報公開しておられます。<br />学校のホームページを見ても、ブログが充実していて、地域住民の皆さんと一緒になって『子供達の学力を向上させたい!』という滾(たぎ)るような熱意が感じられます。ここの教育レベルは、全国でも上位に入ると思われます。<br />教育の最重点目標に、「子ども一人一人に確かな学力を身につけさせる。」を掲げておられます。特筆すべきは、町民ボランティアによる読み聞かせやピアノコンサートが行われており、また、町民の善意で図書購入費が学校に毎年寄付されいるそうですが、地域と学校が一体となって読書習慣が培われています。<br />同じ県内でありながら、自治体により教育格差が非常に大きいことを御認識下さい。<br /><a title="伊仙町立鹿浦小学校" href="http://www.t2.toku-vision.com/~shikaurasyo/29date/2904.pdf">伊仙町立鹿浦小学校</a><br /><br />3 日本一の学力を有する秋田県東成瀬村<br />2014年8月に、NHKのTV番組で紹介され一躍有名になった学校があります。<br />国内だけでなく外国からも多くの視察団が訪れています。<br />9年連続学力日本一の秋田県東成瀬村です。<br />細部成績は公表されていませんが、正答率が80%以上で、偏差値も70点台後半にあると思われます。<br />人口2900人、小学校、中学校とも1校ずつしかない山村です。<br />東成瀬村教育委員会教育長の言葉ですが、<br /><strong><span style="color: #ff0000;">「僻地(へきち)と呼ばれる地域でも、子供たちに恥ずかしくない学力をつけさせる。」</span></strong><br />をスローガンに掲げ、村民一丸となって取り組んでいます。<br />何故で、これほどまでに高い学力を維持できるのでしょうか?<br />考えて頂ければ有難いです。<br /><br /><strong><span style="color: #ff0000;">「教育こそが国力の源」と言われるように、「人材育成、つまり、教育こそが地方再生・活力化の源」です。</span></strong><br />子供の教育に最適な自治体の環境とは、どういったものでしょうか?<br />ハード・ソフト上、子供の教育を阻害する場所、物、施設や気風とは何なのでしょうか?<br />「ベストな教育環境の整備」というフイルターをかけて、霧島市の街づくりを、初心に立ち返り、根底から、正に一から考え直すべき時期に来ているのではないでしょうか?<br />人の住まない場所は、街ではありません。人が住むからこそ街ができるのです。<br />であれば、「<strong><span style="color: #ff0000;">街づくりの原点は、人づくり」</span></strong>なのではないでしょうか?<br />単なる学校や教育委員会だけの問題ではないはずです。<br />そのヒントが、秋田県東成瀬村にあります。<br /><a title="秋田県東成瀬村の教育とは" href="http://www.news-postseven.com/archives/20160730_434208.html">秋田県東成瀬村の教育とは</a><br /><br />4 教育レベルの高い地域に共通するもの<br />&nbsp;伊仙町鹿浦小学校や秋田県東成瀬村小・中学校に幾つか共通点があります。<br /><strong>(1) <span style="color: #ff0000;">明確なスローガン</span></strong><br /><span style="color: #000000;"><strong><span style="color: #ff0000;">村民全般に教育に強い関心</span>があり、学校、家庭、地域社会及び行政が一体となって全人教育を行う中で、<span style="color: #ff0000;">徳育と学力向上</span>が最も重要視されており、これをスローガンとして掲げている。</strong></span><br /><strong>(2) <span style="color: #ff0000;">地域住民と一体となった子育て</span></strong><br /><span style="background-color: #ffff00;"><strong><span style="text-decoration-line: underline;">地域住民と学校や教育委員会とは、けして馴れ合いになるのではなく緊張感のある関係のなかで、合法、公正、透明性(特に、正確・詳細な情報公開)及び協力連携の気風を育みながら重厚な信頼関係が構築され、お互いが</span><span style="text-decoration-line: underline;">WIN</span><span style="text-decoration-line: underline;">・</span><span style="text-decoration-line: underline;">WIN</span></strong></span><span style="text-decoration-line: underline;"><span style="background-color: #ffff00;"><strong>(勝つ)である。</strong></span><br /></span>一方的に誹謗中傷するモンスターペアレントのような存在が極めて少なく、教職員が尊敬され期待されている。このため、教職員には期待に応えてより良い教育をしたいといった責任感と自負心があるため、生き生きとした雰囲気の中で、誇りや張り合いや充実感をもって働いている。<br /> 学校に、教育を全て丸投げして家庭や地域社会が教育に関与しないというのは極めて不適切であるという考え方が浸透しており、学校による各種行事や安心安全活動には、PTA各役員や保護者が積極的に参加し、防犯活動には協力して交代で見回っています。<br />その際には、そうしたボランティア活動をされるPTAや子供会の皆様、そして、教職員の皆様に「ご苦労様です。」とか「ありがとうございます。」と笑顔で挨拶やお声掛けされているようです。<br />例えば、東成瀬村では、授業参観日の保護者や地域住民の参加率は、<span style="color: #ff0000;"><strong>毎回120%を超える</strong></span>のだそうです。<strong><span style="color: #0000ff;">こうした教育環境では、いじめの起きようがないと言います。何故なら、子供達に愛情の籠った大人達の視線が、学校、家庭及び地域社会で終始注がれていますので、犯罪や非行が起きず、陰湿ないじめは未然に防止できるからです。</span></strong><br /><strong>(3) <span style="color: #ff0000;">読書運動</span></strong><br /> 本を読むことを、非常に重視している。鹿浦小では、本の購入予算の他、寄付や寄贈で図書が充実しています。東成瀬村の図書整備費は、<span style="color: #ff0000;"><strong>他自治体の4倍以上</strong></span>ですし、読み聞かせや読書タイムが設定されています。その結果、<span style="color: #0000ff;"><strong>ゲームをする子供やゲーム時間数がとても少ないようです。</strong></span><br /><a title="東成瀬村読書環境" href="https://libinfo.fjas.fujitsu.com/libschool-vpr/post_20.html">東成瀬村の読書環境</a><br /><span style="color: #0000ff;"><strong>学校と保育園、児童クラブ及び図書館が一体的な施設として繋がっており、専門的な知識を持った図書館書士が常在してケアーしている。特に注目して頂きたいのは、乳幼児が頻繁に図書室を訪れて本に慣れ親しんでいる点です。早期に読書習慣が培われていますので、自然と理想的な就学前教育がなされているのです。恐らく、幼児期に高いIQが養成されているものと推測できます。</strong></span><br /><strong>(4)<span style="color: #ff0000;"> 少人数教育と途切れない教育</span></strong><br /> 両校ともに、田舎にある小規模校であり児童生徒数が少ないため、教師一人の受け持つ児童生徒数が少なくケアーし易いという特性があります。<br />更に、教師の他、ボランティア講師や<span style="background-color: #ffff00;"><strong>役場職員(公務員の横断的な協力連携)</strong></span>が教育サポートにあたり、個別指導が可能となっています。<br />また、東成瀬村には、私塾はありませんが村営の塾が存在し、主に<span style="background-color: #ffff00;"><strong>夏休み等の長期休暇中に開塾されますが、継続した教育が行われているため、教育が途切れないのです。</strong></span>(約千円程の教材費を一部負担しますが、受講料が無料であるため、ほぼ全児童が参加しています。因みに、外国人講師等による英会話教育もあるそうです。)<br /><strong> 鹿浦小学校区には、唯一の民間教育組織として、公文教室が存在しており、ここに多くの児童が通っています。一般的に、夏休みや冬休みに、子供達の学力が急激に落ち込みますが、こうした民間教育機関の存在が教育の中断を防止して学力の継続的伸展を可能ならしめているのです。因みに、学校の公文教室普及率と教育レベルに強い正の相関関係が見られることが分かっています。<br />(5) <span style="color: #ff0000;">教育を阻害するものが少ない。<br /></span><span style="color: #ff0000;">村民が、「学力日本一」に強い矜持を抱き、これを維持したいこだわりがある。</span></strong><br /><span style="background-color: #ffff00;"><strong>教育の他、医療・介護、福祉、建設、農林、商工、観光等行政機能全般に渡って、子供達の健全育成、学力向上や安心安全という視点が常に考慮されており、教育に最適化する村づくりがなされている。この結果、教育上、有害な人、物、施設及び情報等に触れずに、勉学に集中し易い環境が整備されている。特に、ギャンブル性の高い遊興施設や非行の温床となり得る場所が存在しない。</strong></span><br /><strong>(6) <span style="color: #ff0000;">伝統的な家庭教育による躾と学習</span></strong><br />地域そのものが、誠実、実直、思いやりや助け合いの気風があり、共働き3・4世帯家族同居が一般的で、子育てに祖父母が密接に関与しているため、伝統的な家庭教育が息づく中で、しっかりとした躾がなされている。<br />特に、親孝行、年長者を敬う心、嘘をつかない、約束を守る、思いやり、助け合い、挨拶、礼儀等の家風が醸成され先祖代々受け継がれている。そうした善良な地域社会や家庭環境の中で、子供達が純朴で素直に育っている。そして、家庭学習で予習・復習が確実に行われている。<br /><strong><span style="color: #ff0000;"><span style="color: #000000;">(7)</span> 住まいと食の安全が担保されている</span></strong><br />自然あふれた環境下で、何世代も受け継がれた伝統的な家や家具に囲まれて住み続けているため、現代建築によるシックハウスの影響が少ない。また、無農薬・有機栽培が行われ、食の安全、空気や水の安全が確保されており、有害な化学物質や電磁波の影響を受けることが少なく、発達障害児童が非常に少ない。<span style="color: #0000ff;">(発達障害児童は、東成瀬村では、2016年で小・中学校含めて1名のみ、鹿浦小は0)</span><br />面白いことに、東成瀬村では、山村という不利な条件を逆さにとって、山菜や有機栽培作物を「仙人の食べ物」というキャッチフレーズで売出し、これが高値で取引されています。また、有機栽培を行うために、各家庭から出される残飯や生ごみを回収・発酵させて有機肥料に転換させる取組が村を上げて実践されています。<br /><strong><span style="color: #ff0000;">人や動植物に優しい村づくりをして地球環境保全に貢献することで、地域社会に気高い志と道義心が醸成されており、これが徳育上、極めて良好な影響を与えています。 </span></strong> <br /><br /><strong>5 鹿児島の教育再興を!!</strong><br /> かって、薩摩島津藩は、郷中教育や藩校「造士館」により、幼少時から文武両道の英才教育がなされ、優秀な若者には英国留学をさせているほどです。<br />当時の薩摩の人口の三分の一が、郷士と言われる半農半武士で、彼らに施されたエリート教育により、西郷隆盛、大久保利通、大山巌や東郷平八郎等の偉人を多数排出しています。<br />彼らが、明治維新を成し遂げ、列強に肩を並べる国に急成長させた原動力になっているのです。それほど、薩摩は、古来より教育を重視して有能な人材を多く輩出してきました。<br />しかしながら、現在の教育レベルは、祖先に恥じ入る忸怩たるものです。<br />薩摩の教育再興を願ってやみません。<br />取分け、天孫降臨の地である「霧島市」は、天皇家ゆかりの地です。<br />霧島神宮や鹿児島神宮を抱え、歴史的にも文化的にも由緒正しい神聖な地域であり、非常に清浄な気が流れています。<br />また、世界遺産屋久島や霧島・錦江湾国立公園に囲まれた自然豊かな街であり、世界ジオパーク登録(日本ジオパークに指定済み)を目指す程に世界有数のパワースポットです。<br />私達の郷土は、体育・芸術重視による情操教育、街をあげての道義高揚運動のお蔭で、子供達の非行や虐めが少なく、実に、素直で礼儀正しい子供達が多いのです。<br />例えば、子供達が車道の横断歩道を渡り終わるとドライバーに「ありがとうございました。」とお辞儀をしてくれます。私達は、その度に感動致します。こんなに子供達が素直に真っ直ぐに育っている街は、なかなかありません。<br />ですから、霧島市の子供達にしっかりとした学力をつけることができれば、非常に優秀な人材が育まれるのは間違いないのです。<br />かって、秋田県や東成瀬村の教育は、全国最低レベルであった時期があります。<br />その時期、県民や村民の悔しさや劣等感や危機感をバネにして教育改革を推し進め、現在の高い教育レベルに到達させたのです。<br />私達も、やればできるはずです。<br />素晴らしい郷土を、日本一、世界一の学力を育むような街にしたいものです。<br /><br />6 発達障害児童の増加に歯止めを!<br /> 私が、東京で公文教室を開設していた時期と霧島市にUターンして教室開設した時期が、同じくらいになりましたが、発達障害児童の公文生を受け入れた人数は、霧島市の方が多いのです。<br />公表されている特別支援学級の生徒数を調べてみましたが、全国平均より多く、受け入れ枠に入れない軽度の生徒が、通常学級に在籍しているようです。<br />特に、多動性や集中力欠如の傾向が高いと伺っております。<br /><strong><span style="color: #0000ff;">学校における発達障害児童の比率と学力調査結果とは、明らかに負の相関関係にあります。</span></strong>やはり、しっかりとした実態調査を行って頂いた方が良いような気が致します。<br /><br />発達障害を引き起こす原因として、化学物質と電磁波が疑われています。<br />高濃度の農薬が、住宅地や学校・子ども園に近接する田圃に、ラジコンヘリにより空中散布が行われていますが、この悪影響がかなり大きいのではないかと推測致しております。<br /><strong><span style="color: #0000ff;">農薬散布時期になりましたが、これを回避すると共に、殺虫剤(蚊取線香、虫○ナーズや液体蚊取)を家の中で使用しないようにして下さい。<br /><span style="color: #ff0000;">赤ちゃんや幼少児は、蚊帳を使用されることを強くお勧めいたします。</span><br />スマホを、妊産婦さんや乳幼児の傍で使用しないでください。</span></strong><br /><br /><br /><span><span style="color: #008000;">(注釈)<span style="color: #ff0000;"><strong>「段取り8分、仕事2分」<br /></strong></span></span><strong>学習意欲が低い一つの原因として考えられるのは、予習がなされていないことです。<br /></strong><span style="color: #008000;">平成28年度全国学力調査結果に危機感を覚えた学校側が、復習を重視して宿題を増加させるようになっているそうです。某学校では、「予習をしなくてよい。」と指導しているそうです。<br /> この結果、家庭では、宿題や復習に追われて予習は殆どなされていないという実態が浮かび上がっています。<br />授業を最も効果的に行うため、予習は、疑問点を明らかにして関心を引き付けるという生徒側の事前準備行動なのです。そもそも、教育準備というものは、教師だけが行うものでなく、被教育者も行うべきものです。<br /> 仕事の事前準備の大切さを表す格言として、「段取り8分(ぶ)、仕事2分」があります。事前にきちんとした段取りさえしておけば、仕事の8割方は完了したということです。<br />例えば、家を建てるときは必ず設計図を書きます。そして必要な資材を準備し、工程表も作成したうえで、実際に家を建てる仕事に取りかかります。 段取りを十分に行わずに仕事に着手することは、設計図なしで家を建てることと同じです。段取りに使う時間は決して無駄、余分といったことではなく、その後の仕事をスムーズに進めるための大切な準備プロセスなのです。 <br /><span style="color: #ff0000;"><strong>段取りは「教える」のではなく「考えさせる」ことです。</strong></span> <br />子供達が、自分自身で段取りする(予習)ということは、与えられた仕事(学習)を、受け身でやらせるのではなく、自らが自立して主体性をもって学習させることに繋がるのです。未知の分野に、先ずは、自らの力でチャレンジして理解しようと努力してみる。<br />理解できるところもあれば、理解出来ないところもあるはずです。<br />「なんでだろう?」とか、「こうしてやればいいのに?」とか、「じゃ、これはどうなっているのだろう?」とか、「私なら、こうするけど、他の人はどうするんだろう?」と疑問や興味が湧き上がってきます。<br />ある方は言います。<br />「そんなことに、時間を掛けさせるのは無駄だ。そんなこと教えてやればすぐに分かることじゃないか!それより復習に時間を掛けさせた方が良い。」と。<br />例えば、予習の際、まだ習っていない分野で、新出語句が出てきた場合、辞書で調べて意味を理解しなければなりませんが、先生にや親に聞けば、直ぐに教えてくれるので、わざわざ辞書を引いて読んで理解するという手間暇をかける必要ありません。<br />しかし、このプロセスは、本当に無駄なのでしょうか?<br />確かに、直ぐに教えた方が簡単で効率的なようですが、「考える力」、つまり、自分自身で問題を解決しようとする力や、創造する力や、洞察する力や、先を見通す力や、計画する力は、培われるのでしょうか?<br />受動的に教えられるだけで、学ぶ喜びやモチベーションは上がるのでしょうか?<br />自学自習力は身に付くのでしょうか?<br />世の中、正解は、一つだけしかないという事態は、殆どありません。<br />多様な考えを持つ人がいて、多種多様な状況下で生起する問題の解決方法は、色々な方法があるはずです。<br />将来、子供達が、社会人となり、親元を巣立って就職し家庭を築きます。仕事面、生活面等様々な問題に直面しますが、誰も正解は教えてはくれません。自分自身で問題を解決しなければならないのです。こうした力こそが、正に「生きる力」であって、これは一朝一夕には陶冶出来ないものです。<br />子供の頃から、何が問題なのか?どうすれば問題が解決するのかを考える癖をつけ練習させることが必要なのです。(国語力が必須)<br />総じて、<strong><span style="color: #ff0000;">大切なことは、全て面倒くさいものです。</span></strong><br />大成を期すためには、小さなことを疎かにせず、手間暇がかかっても、面倒でも、一つ一つ丁寧に潰(つぶ)して行く必要があるのです。<br />また、生理的に、人間の脳は、受け身を嫌がるのです。<br />未知の分野にチャレンジするときに、脳は最も活性化してフル回転するようになっているそうです。<br />効率性だけを追求しても、人は育ちません。<br />型にはめて強制させるだけでは主体性は身に付きません。<br /><strong><span style="color: #ff0000;">行動する前に、先ずは自らの力で考えさせ、問題意識を持たせつつも、しっかり準備させて実践させる。そこで失敗して恥ずかしい思いをすることもあるでしょう、泣くこともあるでしょう。しかし、そこで対策を考えだし改善して這いあがっていく、教える立場にある者は、これを辛抱強く見守る。<br /></span></strong>こうした姿勢が教育者や保護者にとって大切なのではないでしょうか。<br /><span style="color: #ff0000;"><strong>「段取り8分、仕事2分」は、全てに通じる原則なのです。</strong> </span></span></span> 【隼人駅前教室の情操教育】 素直で粘り強い子は、ぐんぐん伸びる Sat, 26 Aug 2017 08:17:36 +0900 88452 https://polonaise1301.on.omisenomikata.jp/menu/88452 京セラ名誉会長 稲盛和夫氏の提唱する哲学に「人生の方程式」があります。<br /><strong><span style="color: #ff0000;">人生の結果=考え方&times;情熱&times;能力</span></strong><br />霧島市には京セラ工場があるため、既に、ご存知の方も多くおられると思いますが、今一度、この京セラ哲学を私なり簡単に説明させて頂きます。<br />知力、体力、技術力、企画力、創造力等の能力があっても、やる気がなければ、情熱がなければその能力は宝の持ち腐れです。<br /> また、最近、焼肉酒家えびすの集団食中毒が大きな社会問題となりました。<br />この経営者は、能力も情熱もありながら、利益最優先のため、食品偽装に手を染め衛生管理に手を抜いたがために、食中毒を引き起こして多くの尊い人命を奪ってしまいました。当然ながら、こうした人達は、社会的制裁を受け廃業の憂き目に遭い実刑によりたった一度の人生を棒に振りかねません。<br /> 仏陀の唱える「因果応報」は、次のように説いております。<br /> 自分が、自分の人生という畑に蒔いた種は、良い種が良い果実を結び、悪い種は悪い果実を結びます。しかし、良い果実だけでなく、悪い果実も、寸分の狂いもなく刈り取らなければならないと。つまり、他人に分からないように悪行を働いても、いずれ、その結果が罰となって自分の身に降りかかってくるのです。一方、他人に分からないように善行を働いても、いずれ、その結果がご褒美となり幸運をもたらしてくれるのです。<br />この経営者は、頭を使って要領よくやればいいじゃないかと考えたのでしょうが、人間にばれなくても天はしっかりと見ていたのでしょうか、考え方はお見通しだったのです。<br /> このように、考え方は、+にも-にもなるため、人生を大きく左右する最も大切な要因となります。従って、人間誰しも、「人間はどのように生きるべきか?」という確固たる思想を持つことが必要不可欠であると説いております。<br />私も、この京セラ哲学に感銘を受けた一人ですが、学問の骨幹が、人間学(徳育)でなければならないと確信致しております。<br /> <br /> さて、こうした基本的な考え方を土台として、<br /> 私は、自分が公文の指導者としての立場を離れて、公文の国語教材を他の市販教材や受験用教材と客観的に比較した場合、非常に完成度が高いと考えております。<br /> それは、単に読み書きの問題解法を通じて読解力や文章力といった基礎学力を修得するにとどまらず、教材の内容そのものが、古今の名文名作を取り扱っているため、子どもの情操教育に大きな善の影響を及ぼしている点です。<span><br /></span> 子ども達は、好奇心旺盛であるため、国語教材の文章の内容に関心を寄せ、課題の学習終了後も、次にどのように展開するのかを知りたがります。<br /> つづきを読みたがるのです。それで、私は、そのつづきが本で読めるように、教室に図書棚と閲覧室を整備しております。<br /> 学習終了後、保護者の方々が迎えに来るまでの間に読書するお子さんもおられますし、借りて帰られるお子さんもおられます。<br /> これが、大好評で、当教室の公文生は、皆さん本が大好きです。 <br /><span> また、英語教材も同様で、K教材以上(高校生~大学レベル)になると、The man who plants trees(木を植える人)やマザーテレサのようなエッセイ作品や伝記等が取り上げられておりますが、私は、教室開設準備時の研修でこれに触れ非常に感動した記憶があります。当然、しっかりとした音声教材がありますので、語彙力、読解力とリスニング力の養成だけでなく、英語で読後感想を話し合うスピーキング力の養成にも繋がってゆきます。そして、何よりも人間のくもりがちな魂を浄化させてくれ子供の情操教育上、善の感化を与えていると思います。<br /> できれば、当教室の公文生は高校や大学に入学しても、この英語だけは継続して頂き、TOEICやTOEFULにチャレンジしながら実用英語を身につけ海外留学を目指して頂きたいと思います。 <br /> 海外留学による異文化体験の情操教育上のインパクトは計りしれないほど大きいものがあります。特に、日本人特有の既成概念を取り外してくれますし、世界人としての器を持つためには必要不可欠であると思います。そして語学力をツールとして、知識を深め、見聞を広め、国際感覚を涵養して世界で通用する人材に成長して頂きたいと切に願っております。<br /> <br /> このように知力を陶冶しながら、不正や卑怯な行いをせずに陰ひなたなく正しく生きること、人や動物や自然に愛情を持って優しく接すること、ご先祖様や親や恩師に感謝し恩に報いること、粘り強く丁寧に生きること等の大切さを、国語や英語教材から学んでいるのです。<br /> 正に、知育を通じて、子ども達の徳育に大きく寄与しているのです。<br /><br /> P.S.<br />①&nbsp;<span style="color: #003366;">情操教育は、知育だけに偏ることなく、体育、芸術、遊び及び自然体験や社会体験等を通じて総合的にバランス良く行われるべきものです。</span><br />②京セラ名誉会長 稲盛和夫氏の代表的な著書「生き方 人間として一番大切なこと」、「稲盛和夫の哲学 人は何のために生きるのか」等を当教室に備えてあります。当教室の公文生の保護者の方であれば、貸し出しできますのでお読みになって頂ければ幸甚に存じます。<br />③公文推薦図書<br />教材と連携した図書を推薦しています。<br /><a href="http://www.kumon.ne.jp/dokusho/suisen/index.html">#mce_temp_url#</a><br /></span> 【指導者としての志】 公文理念の具現化 Sat, 26 Aug 2017 08:16:46 +0900 100564 https://polonaise1301.on.omisenomikata.jp/menu/100564 <strong>1 一燈照隅<br /><span style="color: #333333;">「一燈隅を照らし 万燈国を照らす」</span></strong><span style="color: #333333;">は、比叡山延暦寺開祖である伝教大師の言葉ですが、聖書にも同じようなフレーズがあります。一人間としての生き方の真理なのかもしれません。</span><br /><span style="color: #333333;"><strong><br />&nbsp; <span style="font-size: small;">You are the light of the world. A city that is set on a hill cannot be hidden.<br /></span></strong><span style="font-size: small;"><strong>&nbsp; </strong><strong>あなた方は、世界の光です。山の上にある町は、隠れることが出来ません。<br /></strong></span><span style="font-size: small;"><strong>Nor do they light a lamp and put it under a basket, but on a lampstand, and it gives light</strong><strong>to all who are in the house.<br /></strong></span><span style="font-size: small;"><strong>また、あかりをつけて、それを枡の下に置く者はありません。燭台の上に置きます。そうすれば、家にいる人々全部を照らします。<br /></strong></span><span style="font-size: small;"><strong>Let your light so shine before men, that they may see your good works and glorify your</strong><strong>Father in heaven.<br /></strong></span><span style="font-size: small;"><strong>このように、あなた方の光を人々の前で輝かせ、人々があなた方の良い行いを見て、天におられるあなた方の父をあがめるようになるでしょう。<br /></strong></span><span style="font-size: small;"> Matthew  新約聖書マタイ伝より</span><span style="font-size: x-small;">&nbsp;</span></span><span style="font-size: x-small;">&nbsp;</span><br /> <br /> 霧島市の天降川や市内の道路上を、数人のご年輩の方々が、手にビニール袋を提げ、黙々とゴミを拾い集めておられる光景をよく目に致します。<br /> ご自分の持つ時間と労力を全く自分以外のことのために使っておられるのです。このお方のお陰で、確かにこの周辺にはゴミが落ちておらずとても綺麗です。<br /> この方々のなさる行為は、物的にゴミがなくなるということに留まらず、この地域に住んでおられる人々の心に、温かな思いやりの情を浸透させて下さっております。<br /> これまでボランティア精神が乏しかった人でも、彼らの行為を目撃致しますと、「自分もあの方のように何か地域に役立つことをしようかしら。」という気持ちが芽生えて参ります。彼らは、意識しておられないかも知れませんが、一人の善の行いが周囲を善の方向へと伝播していく役割を担っておられるのです。<br /><br /> このお方のような生き方が即ち「一灯照隅」です。これは、蝋燭(ろうそく)のような生き方とも申せます。<br /> 灯篭(とうろう)の中の蝋燭は、自分の身を燃やしながら、暗闇の中の一隅を照らし、道行く人の道標の役目を果たします。 <br /> 常時、順風満帆の人生などありえません。前途には、常に逃れることのできない試練が待ちかまえております。そして、大きな壁にぶつかった時、人は、誰しも、怒り、悩み、苦しみ、悲しみの渦中で藻掻き、自分の歩むべき道を見失い暗中模索致します。<br /> そうした時、何気ない他人様の思いやりの言葉で救われ、ちょっとした親切なアドバイスやサポートで自信を取り戻し、また生きる勇気が湧いてくるものです。<br /> 人は皆、誰しも弱いものです。だからこそ、自分が好調な時は、助けを必要とする他人様を助け、自分が不調な時には助けて頂くという相互扶助の精神を持ち、互いに支え合いながら生きてゆける社会を作ることが大切なのだと存じます。<br /><br /> そして、こうした考えを持つご両親の下で育てられたお子さんは、幼少の頃より、そうした親の言動を身近に見てきておりますので、奉仕する心が自然に養われ、そして自然体でこれを行えるようになるのです。<br /> 自己を滅し、他人様のために奉仕する人を疎ましく思う方がおられるでしょうか?<br /> 助けた方の思いやりの心が、助けられた人に生きる力を与え、その助けられた人の感謝の想念が、助けた人に還流し、助けた人の生きる力を更に増幅するものなのだと信じてやみません。<br /> 自分は、支えられて生きている、両親や先生やいろいろな方のご恩を受けて今の自分があるという感謝の気持ちを持つことが大切なのだと存じます。<br /> そうすれば、自分に余力があるとき、好調なとき、今度は他人様のお役にたたせて頂こうという謙虚な気持ちが沸き起こり行動に移すことができるようになるのではないでしょうか。 <br /><br /><strong>2 公文理念の具現化</strong> <br /><strong>我々は個々の人間に与えられている可能性を発見し、その能力を最大限に</strong><strong>伸ばすことにより、健全にして有能な人材の育成をはかり、地球社会に貢献する。<br /><br /></strong> 私は、公文教室を開設して以来、ずっと、この「公文の理念」に基づき、どのような教室運営をすれば地域社会に貢献できるようになれるのかと、色々な具体策を手探り状態であれこれ行って参りました。うまく行ったこともありましたが、失敗も数知れず、誤解を招いてしまったこともございました。<br /> しかし、心の根底にはいつもこの「一灯照隅」を堅持して参りましたし、これからも、灯籠の中の蝋燭のようにありたいと願っております。<br /> 燦燦と輝く太陽や遠くを照らす灯台には、とてもなれません。これまで私を支えて育てて下さった人々への恩返しの気持ちも込めて、微力ではあっても、社会に役立つ事をしたいと始めたのがこの公文教室です。<br /> 私は、一本のささやかな灯火(ともしび)であっても、私の考えに賛同して下さった方々が、別のところでまた、一本の灯火を灯して下さる。<br /> そして、保護者や学校の皆様と一緒になって育てた子供達が、大きくなって、日本中、世界中に散って、また、新たな灯火を灯してくれることでしょう。そうすることで、一灯が10灯となり、10灯が100灯となり、100灯が1000灯となり、1000灯が万灯となり、世の中がどんどん明るくなってまいります。<br /> 自分の力は、本当に微々たるものですが、「一灯照隅」をいつも心に秘めこれからも努力精進して参りたいと思料致しております。 【隼人駅前教室のモットー】 魚を与えるのではなく 魚の釣り方を教える Sat, 26 Aug 2017 08:14:19 +0900 88451 https://polonaise1301.on.omisenomikata.jp/menu/88451 <span>公文教室は、<strong><span style="color: #ff0000;">能力別教育</span></strong>を徹底しています。<br />学校や塾のようなクラス編成による一斉授業ではなく、年齢や学年にも関係なく、純粋に個々の生徒さんの学力に応じた、ちょうど合う教材を付与いたします。<br /> これは、入会時に学力診断テストを行い、面接をすることで判断いたします。<br /> ちょうど合うというのは、誰にも聞かずに、自分の力で学習できるように工夫された教材で、毎日継続する内に少しずつレベルが向上するように作られております。<br /> 従って、教室でも、ご家庭でも、<strong><span style="color: #ff0000;">自学自習</span></strong>が基本の勉学スタイルなのです。</span> <br /><span> また、家庭教師や個別指導塾のようにお子さん方にワンツーマンで懇切丁寧に教えるスタイルでもありません。<br /> では、指導の立場にある私やスタッフは何をしているのですか?との疑問をもたれるかもしれませんが、私達は、待ちます。<br /> 粘り強く、お子さん達が自力で答えを見つけるまで粘り強く待っているのです。<br /> 文章をしっかり読ませて、内容を把握しているのか、何を問われているのかを確認したり、自ら考える手がかりとなりえるヒントを提示したりしてお子さん達が自分の力で答えを見つけるまで粘り強く付き合うのです。</span> <br /><span> このように苦労して答えに辿り着いた時の達成感、充実感そして感動が、人間としての成長につながり、また、この問題解決のプロセスは身に染みて忘れないものです。</span> <br /><span><br /> ここで、安易に教えてしまうと、人を頼り自ら考えることを放棄しかねません。<br /> 彼らが、大人になって社会に出て、色々な試練や問題に遭遇したときに、問題解決の方法を粘り強く試行錯誤しながら模索して探し当てる「<span>NEVER GIVE UP</span> (不撓不屈)」の精神と自主自立できる人間力をこの公文を通じて小さいときから培って欲しいと願っているからに他なりません。</span> <br /><span> 現在、成人しても親離れできないニート族、自宅引き籠もり、或いは、うつや自ら命を絶つ等の若者が非常に増えております。<br /> だからこそ、私達は、お子さん方の20年~30年先を見<span style="color: #333300;">据えて、「</span><strong><span style="color: #ff0000;">魚を与えるのではなく、魚の釣り方を教える</span></strong>」及び「<span style="color: #ff0000;"><strong>継続は力なり</strong><span style="color: #333300;">」</span></span>を合い言葉に、急がす、焦らず、せかさず、亀のように丁寧に、独立独歩の心を育んでいるのです。<br /><br />P.S.<br />「魚を与えるのではなく、魚の釣り方を教える」とは?<br />ODAの初期プロジェクトは、飢餓により多くの人が亡くなる貧困国への単なる食料援助(魚を与える)が主であったために、他国頼みの風潮を生み出して、働く意欲と自給自足する力を奪ってしまった結果、状況を更に悪化させたと云います。本物の支援(魚の釣り方を教える)とは、貧困国の人達に、適正な教育環境を整えて知識力の他、創意工夫や創造力等の考える力を与え、農耕牧畜や漁業林業の方法を教えて、地球環境を守りながら生活の術を確立させることなのだそうです。これは、そのまま、子育てにも当てはまると思います。<br /><br /> 問題の解き方を直接教えることは、魚を与えることになり、分からないと自分で調べようとせずに直ぐに「分からないから教えて」と他人頼みなってしまい、いつまでたっても自学自習力は身に付きません。 問題の解き方を教えるよりも、問題を自分自信で解く自学自習力を陶冶することが「魚の釣り方を教える」ことに他なりません。<br />&nbsp;</span> 【指導者としての志】 教育は国家百年の計:人を樹(う)うるに如(し)くは莫(な)し Sat, 26 Aug 2017 08:13:18 +0900 88448 https://polonaise1301.on.omisenomikata.jp/menu/88448 <strong><span style="font-size: small;"><br /><span style="color: #ff0000;">一年の計は穀を樹うるに如くは莫し</span></span></strong><br /><span style="font-size: small; color: #ff0000;"><strong> 十年の計は木を樹うるに如くは莫し</strong></span><br /><span style="font-size: small; color: #ff0000;"><strong> 終身の計は人を樹うるに如くは莫し</strong></span><br /> (管子)<br /><br />「一年の計画をたてるとしたなら、その年内に収穫のある穀物を植えるがよい。<br />十年の計画をたてるというなら木を植えるがよい。<br />一生涯の計画をたてるつもりなら、人材を養成することだ。」<br />という意味です。<br /><br />振り込め詐欺、親の死亡隠匿による年金不正受給、DVや無差別殺人等日本民族の精神的な荒廃が進み、また、少子高齢化が進む日本は、多額の借金を重ね政治的にも経済的にも閉塞感が漂っており、また、教育水準もOECD先進国の中で低下傾向にあります。 <br /> 国土が狭く、資源に乏しい日本が、最先端の科学技術を駆使したもの作りやサービスによる技術立国、そして、世界の国々から尊敬される高邁な精神性と品格を兼ね備えた道義大国として世界をリードするためには、これらを支える有能な人材を継続的に輩出するしか道はないはずです。<br /> <br />今回の東日本大震災において、被災地域が混乱の中にあっても、日本人が暴動や略奪を起こさず、秩序を保ち助け合いながら、節度と礼節ある忍耐強い行動をしたという事実が世界の人々に大きな感動と尊敬の念をもたらしました。<br /> 今回の大震災を通して、日本人の伝統的な価値観や美徳、つまり、勤勉実直、義(不正や卑怯な行いをせず陰ひなたなく正しく生きる)、仁(思いやり、許すこころ、共生共助等)、質素倹約といった武士道的な精神性が、私達のDNAの中に深く刻み込まれているのを感じとりました。<br /> 従って、日本の国の復興と再興は必ず達成できると思いますし、その原点は、やはり、「<strong><span style="color: #ff0000;">人作り</span></strong>」なのだと確信致しております。<br /> <br /> 霧島市の教育レベルは、全国学力調査テストによれば平均以下ですが、今後、伸びる余地は十分にあると存じます。<br /> 学校や幼稚園等の他に、多くの民間塾や教室が存在し厳しい競争に晒されております。<br />しかしながら、そうした方々とは、けして足を引っ張り合うのではなく、また、狎(な)れ合いになるのでもなく、競争を成長のチャンスとして捉え、お互い切磋琢磨して実力に磨きをかけてゆけたらと願っております。そして、皆様とともに協力し合って霧島市、鹿児島、そして日本の教育レベル全般を底上げして世界に冠たる教育体制や教育文化・風土を築くことができればと思料致しております。<br /> そうした大局的な考え方と公文理念のもとで、私は、微力ながら「社会に貢献できる有為な人材を、この薩摩から、この教室から輩出する。」という志を掲げております。そのため、私とスタッフは、お子様方の活模範となって感化善導できるように知力だけでなく、心を磨くべく日々努力精進致しております。<br /> 尚、本ホームページ掲載内容は、私達が、独自に調査研究してきたものですが、教育現場等でお役に立てるのであれば、どうぞご自由にお使いく下さい。<br /><br />*写真 <br />指導者:松下瑞子 【目的】 隼人駅前教室における幼児からの英才教育大綱 Sat, 26 Aug 2017 08:11:51 +0900 135966 https://polonaise1301.on.omisenomikata.jp/menu/135966 <span style="font-size: small; color: #000000;">本大綱は、公文式の理念及び基本的考え方に基づき、隼人駅前教室が独自の調査研究により開発して作成したものです。</span><strong><span style="font-size: small;"><br /><br />1 幼児からの英才教育の目的<br /></span></strong><strong>(2)保護者の視点</strong><br /><strong>子ども達が、「①幸せな人生を送れる。②世の中のお役に立てる人間となる。③より良い充実した人生を送れる。」ために、智徳体食を柱とした早期全人教育を実施して、善の精神的支柱を根付かせるとともに、総合的な生きる力を付与して人生の可能性と選択肢の幅を拡げる。</strong><br /><strong>(3)大局的視点</strong><br /><span style="color: #000000;"><strong>幼児英才教育をエリート教育に連接させて、日本の再興、並びに、世界の平和と安全及び自然環境保全等に尽力できる大愛に根差した志、情熱と能力を有する人材を育成することで地球社会に貢献する。</strong></span><br /><br /><span style="font-size: small;"><strong>2 教育目標</strong></span><br />当教室では、公文式学習法により揺るぎない本物の学力を身に着けるだけでなく、情操教育(徳育)を重視することで総合的な<span>「生きる力」を育んで参ります。</span><span>生きる力とは、</span><strong>幸せになる力</strong><span>であり、</span><strong>世の中に良い影響を及ぼす力</strong><span>であると考えております。そして、こうした力を涵養することで、人間として成長(魂を磨く)を遂げることができます。<br />本教室では、知育目標の他に、情操教育に関して、生きる力を下記の七つの徳目(虹の徳目)として捉え、「向花小前・隼人駅前教室の信条」として掲げております。(日記10「子育てプラン」をご参照下さい。)(注釈)<br /><br /><strong>&nbsp;(1)隼人駅前教室の信条</strong><br /><span style="color: #0000ff;"><strong>私達は、揺るぎない本物の学力を身に着け、次に掲げる徳性を高めるためにここに集い、共に学ぶ</strong></span><br /></span><span>①</span><strong>一灯照隅</strong><span>(いっとうしょうぐう) <br /><strong><span style="color: #ff0000;">大愛</span></strong>を精神的支柱に据え、世の中に役立たせて頂くという感謝報恩と利他的な奉仕、喜捨及び孝の精神</span><strong><br /></strong><span>②</span><strong>公明正大</strong><span>(こうめいせいだい) <br />嘘や不正や卑怯な振る舞いを恥じ、正義感が強く、私心がなく、明るく偏りのない公平な義の精神</span><br /><span>③</span><strong>立志立命</strong><span>(りっしりつめい)<br />大乗愛(大愛)に根差した星雲の志を自己の使命とする精神</span><br /><span>④</span><strong>寛仁大度</strong><span>(かんじんたいど)<br />寛大で情け深く、思いやりがあって、譲って、許しあって、助け合う調和(仁)の精神</span><br /><span>⑤</span><strong>誠実謙虚</strong><span>(せいじつけんきょ)<br />真面目で真心がこもっており、奥ゆかしくひかえめで、陰日向(かげひなた)のない素直な精神</span><br /><span>⑥</span><strong>堅忍不抜</strong><span>(けんにんふばつ)<br />途中で、いじけず、きれないで、妥協しないで、怠けないで、諦めないで、堪え忍び、粘り強く努力を継続してタスクを完遂する精神力と燃える情熱</span><br /><span>⑦</span><strong>質素倹約</strong><span>(しっそけんやく)<br />おごらず、かざらず、つつましく、物的・食的・エネルギー的・金銭的・時間的な無駄使いをせずに、大切に愛護節用する知足の精神と地球環境保全の精神</span><br /><br /><strong>&nbsp;(2) 知育目標</strong><br />胎教から、読み書き計算と英語の幼児英才教育が継続的に行われた場合の結節時における到達すべき知育目標を下記の通り掲げています。<br /><strong>&nbsp;① 4歳まで</strong><br />善の感性、親子の絆(親の無償愛と親孝行の深層心理)、数感覚、言語感覚、英語音感等の絶対感覚を陶冶し、知的好奇心を育みながら<strong><span style="color: #ff0000;">学ぶことを大好き</span></strong>にさせる。<br />(目安:B~C教材)<br /><strong>&nbsp;② 9歳まで</strong><br />自主自立の気風を育みながら<strong><span style="color: #ff0000;">自学自習の学習習慣と読書習慣を体得</span></strong>させる。<br />(目安:H~I 教材)<br /><span style="font-size: small;"><strong>&nbsp;③ 15歳まで</strong></span><br /><strong><span style="color: #ff0000;">・最終教材の終了(英・数・国の認定テストの合格)<br /></span><span style="color: #ff0000;">・英検2級</span></strong><br /><strong><span style="color: #ff0000;">・漢検2級</span></strong><br /><br /><span style="font-size: small;"><strong>3 教育要領の基本的考え方</strong></span><br /><span style="color: #ff0000;"><strong>徳育と知育を表裏一体</strong></span>化し下記の基本的考え方に基づき教育を行います。<br /><strong>(1)自学自習&学習の習慣化</strong><br /><span style="color: #000000;">「</span><strong><span style="color: #ff0000;">自らを律して</span></strong>、<strong><span style="color: #ff0000;">自ら考えて、自ら創意工夫し、他人を頼らずに学習する</span></strong>ことを<span style="color: #ff0000;"><strong>習慣化</strong></span>させる。<span style="color: #000000;">」</span>を指導目標に掲げ、<span>お子様たちが自主積極的にこうした取り組みができるように指導しております。つまり、問題の解き方を教えるよりも、自分自身で問題を解く力を陶冶することをより重視しております。</span><br />メニュー:「自学自習と学習習慣の陶冶」、「向花小前教室のモットー」、「継続は力なり」をご参照下さい。<br /><br /><strong>(2)能力別教育</strong><br />個人の性格や知的能力に応じた固有の教授計画を立てて、固有の教材を付与して学習させ、学習指導は個別対応すること。<br />細部は、サービスメニューの「<strong>隼人駅前教室のモットー</strong>」をご覧ください。<br /><br /><span style="font-size: small;"><strong>(3)異年齢集団教育</strong></span><br />「才能拡散の法則」をブレイクダウンした「環境が人を創り、人が環境を創る」と云うコンセプトに基づき、年齢の異なった仲間の中で、学習に関する躾け事項に関して、年長者がお手本を示すことで、年少者の模倣と切磋琢磨を促し学習意欲、学習習慣及び礼節や品性の徳目を陶冶すること。<br />細部は、サービスメニューの「才能拡散の法則と異年齢集団教育」及び「幼児英才教育は胎教から」をご覧ください。<br /><br /><strong>(4)読書習慣化による資質の涵養<strong>と学習意欲の喚起<br /></strong></strong>情操教育は、隼人駅前教室の教育要領の中で、骨幹をなすもので、公文式学習のあらゆる機会を捉えて<strong><span style="color: #ff0000;">「本好き」</span></strong><span style="color: #000000;">で虹の徳目を有する</span><span style="color: #ff0000;"><strong>「善良」</strong></span>な子供に育てることを主眼としています。<br />国語や英語のプリントの問題を解いて間違いを直して100点にすること、漢字や英単語を覚え、国文法や英文法を習得すること、また、こうして培った読解力と理解力が数学の文章問題や図形問題を解くために有利に働くとか、全般的にバランスのとれた高い問題解法能力が受験で有利に働くというのは事実です。しかし、私は、これは、単なる通過点にすぎないと考えております。また、こうしたことを公文学習の最終目標にしてはならないと考えております。<br />英語や国語のプリントは、<strong><span style="color: #ff0000;">「ブックワールドへのツアーガイド」</span></strong>、つまり、<strong>本の世界への旅先案内人</strong>であると考えております。読書が豊富な知識や語彙力を提供してくれますが、それ以上に、良書による情操上の影響は計り知れないものがありますし、考える力や創造する力を陶冶し、何よりも<span style="color: #ff0000;"><strong>学ぶことを大好き</strong></span>にしてくれます。<br />細部は、サービスメニューの「隼人駅前教室の情操教育」及び日記「<span style="color: #993300;">3 何故、幼児英才教育ほど、しっかりとした情操教育が大切なのでしょうか」</span>をご覧ください。<br /><br /><strong>4 指導者とスタッフの役割</strong><br /><span style="color: #0000ff;"><strong>優秀児童に共通する三本柱が<strong><span style="color: #ff0000;">「<strong>自学自習力」、</strong>「<strong>学習習慣」、</strong>「読書習慣</span><strong><span style="color: #ff0000;">」</span>です。<br /></strong></strong></strong><span style="color: #000000;">私たちは、これを</span><strong><strong><strong>「基礎学力のピラミッド構造」</strong></strong></strong><span style="color: #000000;">と呼んでおります。</span><strong><strong><strong><br /></strong></strong></strong><span style="color: #000000;">年齢に関係なく、読み書き計算(国・数・英の3教科)の高い教材を学習するお子さん達は、例外なく、この三本柱が樹立されております。<br /><span>正三角錐は幾何学的に安定していますが、ピラミッドを作るのは子供達自ら、これを監督するのが保護者様、副監督が学校や幼稚園・保育園です。そして、そのピラミッドを載せる基礎工事を担当するのが私達公文指導者とスタッフの役割であると認識致しております。<br />底面の正三角形の面積が大きければ大きいほど、正三角錐の頂点は高くなります。これは、富士山が、日本一の高さを誇るのも、それだけ広い裾野(すその)を有しているから成り立つことと同じ意味です。土台となる底面の大きさ如何により自ずと頂点の高さが決まってしまうのです。<br />この底面、裾野に当たるのが幼児英才教育です。<br />胎児・幼児から丁寧に積み上げて、しっかりとした基礎固めをすることが、学習意欲、自学自習力、学習習慣及び読書習慣を早期に培い、揺るぎない本物の学力と善良なる資質を、効率的かつ効果的に身に着けることができます。<br />私は、預かっているお子様をご家庭、幼稚園・保育園及び学校と協力しながらこの三本柱を樹立すれば、お子様の学習そのものに対する公文指導者としての主要な役割は果たせたものと思料致しております。</span><br />こうしたお子様は、学校生活のリズムに合わせて、自分自身で目標を定め、学習する教材の種類や量を判断して計画的に学習できますので、指導者は定着度合いのチェックと適切な教材・情報の提供、戦略的な長期見通し(将来の進路、職業や生き方)に関するカウンセリング及び保護者との話し合いが主体となって参ります。<br /><span>細部は、サービスメニューの「隼人駅前教室のモットー(<span>魚を与えるより魚の釣り方を教える)</span>」をご覧ください。</span><br /></span></span><br />*注釈<br />生きる力は、徳育と知育だけでなく、<strong><span style="color: #ff0000;">体育</span></strong>を含めて三位一体として陶冶すべきものです。<br />「健全なる精神は、健全なる肉体に宿る」と申します。特に、堅忍不抜のような鋼(はがね)の精神や寛仁大度によるチームプレーの精神は、スポーツにより効果的に涵養できます。また、心身の健康管理上、<span style="color: #ff0000;"><strong>食育</strong></span>も大変重要です。<br /><br />人間は、完璧ではありません。不完全です。失敗もすれば過ちも犯しますし、弱点や欠点も沢山あります。だからこそ、生きるとは、自分の精神(魂)を生涯をかけて成長させることであり、その指標となるもの、つまり、あるべき姿、理想の姿が必要です。<br />それを、7つの切り口から捉えたのが「隼人駅前教室の信条」です。<br />生きる上の骨幹たる「原理原則」です。 【日記】 幼稚園等と学校の教育レベル相関関係 Thu, 10 Aug 2017 07:32:51 +0900 1571113 https://polonaise1301.on.omisenomikata.jp/diary/1571113 <strong>1 小学1年生の学校間格差</strong><br />当教室の公文生達は、校区の異なる複数の小学校に在席しています。<br /> 某小学校1年生の算数は、年度末の卒業シーズンに関わらず、未だに一桁の足し算と引き算だそうです。<strong><span style="color: #008000;">注釈1</span></strong><br />通常のカリキュラムでは、二桁の足し算と引き算の段階ですし、2年生になると、九九、乗法、分数の概念、長さ・体積・時間及び平面図形の教育が始まり、学習量が増加し授業スピードが加速していきます。この段階で、既に授業についていけない児童生徒が少なからず存在しているようです。<br /><br />参照:<a title="新学習指導要領の算数・数学内容系統一覧表" href="https://www.shinko-keirin.co.jp/keirinkan/tea/pdf/sansu_sugaku_list.pdf">新学習指導要領の算数・数学内容系統一覧表(小・中・高校)</a><br /><br />一桁の足し算と引き算がしっかりできなくては、次のステージには進めませんので、学校側も、やむを得ない事情があるものと思われます。<br />しかしながら、教育レベルの高い県や地域では、カリキュラム通り行われている小学校もあるのです。<br />どうしてこのような差が出るのでしょうか?<br />問題は、小学1年生で、既にこうした大きな学力格差が出ているという点です。<br />これは、学校に問題があるのではなく、就学前教育(小学校入学前の幼児教育)に問題があると思われます。<br />同じ小学校区に存在する認定こども園・幼稚園・保育園の教育レベルと小学校の教育レベルにはある程度相関関係があるような気が致します。<br /> つまり、幼稚園や保育園には、お遊びを重視する形態と教育を重視する形態に、大きく二分されますが、後者は、園の教育レベルの高いため、後者の位置する校区の小学校の教育レベルが高くなるのです。逆に、前者の位置する校区の小学校の教育レベルが低くなる傾向が見られます。<br /><br />保護者様の相談で多いのが、<br />どこの幼稚園か保育園が良いでしょうか?<br />どこの小学校が良いでしょうか?<span style="color: #008000;"><strong>注釈2</strong></span><br />という質問です。<br /><br /><strong>2 幼稚園と保育園の違いと現状</strong><br />大きな違いは、受け入れ対象となる子どもの年齢が、保育園が0歳児から、幼稚園は3歳児からですが、幼稚園は、小学校入学前のお子さんの<span style="color: #ff0000;">「教育施設」</span>であり、これに対して保育園(保育所)は、乳幼児を保護者に代わって預かる<span style="color: #ff0000;">「児童福祉施設」</span>であることです。<br />そのため、幼稚園の管轄は文部科学省、保育園の管轄は厚生労働省となっていて、それぞれの設立の目的が大きく異なっています。<br />園の先生も、幼稚園は教諭免許が必要な「先生」で、保育園は国家試験を受けて「保育士」という資格を得るという違いがあります。 保育士が幼稚園の教諭をすることはできませんし、幼稚園教諭と保育士の資格・免許を同じ試験で取得することはできないので、それぞれがスペシャリストとして保育に携わっています。<br />お子さんの預け方も、幼稚園は日中が中心で、保育園は朝晩の保育時間が長く取られているという特徴があります。<br />また、その目的の違いによって、職員設置人数も異なり、保育園は保育される乳幼児の年齢により設定されていることも大きな違いとなっています。<br />しかし、最近では、幼稚園と保育園の特徴を合わせ持つ、<strong><span style="color: #ff0000;">複合型保育施設(認定こども園)</span></strong>も増えてきました。幼稚園と保育園の違いは、徐々になくなってきています。<br />以前は、教育面を重視するのであれば、保育園より幼稚園の方が良いと思われていましたが、認定こども園制度が始まってから、その垣根がどんどん低くなっています。<br />通っていた保育園・幼稚園により、知能や学力のレベルに非常に大きな差が出るのです。<br />この差は、園長の幼児教育に関する志、考え方や情熱が影響していると思われます。<br /><br /> <strong>3 ランク付け </strong><br /> 当教室に通う各公文生の教育レベルや保護者様等の話をお聞きしてランク付けしてみました。霧島市の幼児教育の質的向上を願い、今回は敢えて公表させて頂きますが、飽く迄、個人的な見解に過ぎないという点は御承知下さい。<br /> 下記表は、上位順です。<br />これは、飽く迄、知り得た情報の中で、比較・分析したものです。<br />ランクインされていない幼稚園や保育園に関しては、情報が乏しい為、掲載しておりません。幼児教育とは、全人教育が柱です。知徳体食のバランスのとれた教育がなされていなければなりません。<br />今回の分類基準は、主に知育、特に、<strong><span style="color: #ff0000;">知能開発と</span></strong><span style="color: #ff0000;"><strong>読み書き計算</strong></span>の教育がなされているかどうか、そして、その質と躾け(学習姿勢)はどうかという点に絞っています。<br />尚、徳育という視点、体育という視点、食育、団体行動、お遊びや自然体験という視点でのフィルターをかけると順位は異なってくると思われます。<br /><br /><strong>特類<br />該当なし<br /><br />Ⅰ類</strong><br />認定こども園 あおば幼稚園<br />認定こども園 はなぞの<br />霧島むくの森保育園(3歳未満の知能開発)<br /><br /><strong>Ⅱ類&nbsp;</strong><br />国分幼稚園<br />認定こども園 あさひ幼稚園<br /><br /><strong>Ⅲ類</strong><br />認定こども園 カトレア幼稚園&nbsp;<br />第一幼稚園<br /><br /><strong>Ⅳ類</strong><br />認定こども園 ひまわり幼稚園<br />認定こども園 新光保育園<br />宮内幼稚園<br /><br />上記Ⅰ類に通園中、或いは卒園して当教室に入会された公文生は、明らかに、その他の幼稚園や保育園の子供達と比較して、知的能力や学習姿勢が優れているのです。<br />驚くほどの大きな格差が生じています。<strong><span style="color: #008080;">注釈3<br /></span></strong>某園に通う公文生の保護者様から伺いましたが、園で、公文遊びが流行っているそうです。先生役や生徒役を演じて、教室の学習風景を再現する遊びだそうです。これを、園側も、暖かく見守ってくれているそうです。こうしたお子様には、学ぶ意欲に、強制されずとも、自ら進んで学ぼうとする本能的欲求が垣間見られます。<br />入会時の初期面接で、どこの幼稚園・保育園に通っているのか(通っていたのか)をお伺いすると、学力診断テストをする前に、おおよその学力レベルが推測できてしまうのです。<br />ご家庭のお子様の育て方や基本的な考え方そのものが、通われている幼稚園や保育園の方針に染まっていきますので、家庭教育の在り方そのものが大きく左右されるようです。<br />幼稚園や保育園の選定は、どんなに遠くても、より良いところを求めて入園させるべきだと痛切に感じております。<br />幼児教育は、徳育を重視しつつも、全人教育のバランスを図らなければならないはずですが、霧島市は、遊びや体育を中心とした情操教育に力を入れているようです。<br />しかしながら、教育レベルの高い他県や地域の幼児教育と比較した場合、全般的に、知育、特に「読み書き計算」が軽視されているような片羽的な状態にあるようです。<br />因みに、論語や俳句等古典の素読、芸術(書道、絵画、音楽、工作等)及び計算による知育と関連させた情操教育を重視している幼稚園は、目立たずに地味ですが、学ぶことに対する内動的な意欲(強制されなくても、自分自身の心の内から自然に湧き出てくる知的好奇心や学ぶ意欲)が非常に強いのが印象的です。<br /><br /><strong>4 <strong><span>幼稚園と小学校の学習指導要領の具体性に、大きな乖離</span></strong><br /></strong>文部科学省が平成29年3月に公示した下記の新学習指導要領を御覧下さい。<br />小学校では、教育時間数や各教科の具体的な教育内容が細部に渡って決められています。一方、幼稚園教育は、教育要領の骨子が述べられているだけで、細部はそれぞれの幼稚園で決めるようになっているのです。<br />この是非は別として、幼稚園と小学校の学習指導の具体性に、あまりにも大きな乖離が存在している点を御認識下さい。<br />それだけ、園長の自主裁量権が大きいのです。<br />文科省の幼稚園教育要領で教育すべき「ねらいと内容」は、①健康、②人間関係、③環境、④言葉、⑤表現となっており、誰が、何を、どのように、何時間教えるのかに関する具体性はありません。<br />従いまして、本来であれば、各幼稚園が、小学校で教える教科と時間数と内容量を踏まえて、無理なく小学校教育に移行できるように、教育内容、教育方法、編成等を具体化しなければならないはずです。しかし残念ながら、教育レベルの高い他県や地域と比較した場合、鹿児島の就学前教育(幼児教育)は、不十分と言わざるをえないのが現状のようです。<br />小学校では、新学習指導要綱に基づき新たに道徳や英語教育が始まっていますが、学校のカリキュラムは、非常に密度が濃く授業スピードが速まっています。学校教育に付いてゆくためには、しっかりとした就学前教育が行わなければならないことを深刻に御認識下さい。<br />霧島市の就学前教育機関は、こうした学校教育の現状を適確に把握されて、ニーズにマッチする体制に変わって頂きたいと願っております。<span style="color: #ff0000;"><strong><br /><br /></strong></span>*文部科学省の新学習指導要領(平成29年3月公示)<span style="color: #ff0000;"><strong><br /></strong></span>①<a title="幼稚園教育要領" href="http://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/micro_detail/__icsFiles/afieldfile/2017/05/12/1384661_3_2.pdf">幼稚園教育要領</a><span style="color: #ff0000;"><strong><br /></strong></span>②<a title="学校教育法施行規則の一部を改正する省令" href="http://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/micro_detail/__icsFiles/afieldfile/2017/05/12/1384661_2_1.pdf">学校教育法施行規則の一部を改正する省令</a><a title="小学校学習指導要領" href="http://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/micro_detail/__icsFiles/afieldfile/2017/05/12/1384661_4_2.pdf"><br />小学校学習指導要領</a><span style="color: #ff0000;"><strong><br /></strong></span><strong><br /><strong>5 <strong>本物の幼稚園・保育園を見出す</strong><br />(1)学校教育への円滑な移行を重視した就学前教育</strong><br /></strong>平成27年4月から、内閣府が管轄する認定こども園の制度がスタートして、幼児教育と保育の連携が図られ充実強化されてきました。しかし、実態はどうかというと、位置付けと枠組みが変わったというだけで、中身、つまり、園の風土、伝統、慣習や基本的な考え方は殆ど変わっていないように見受けられます。そこで、働く保育士や幼稚園教諭の力量、何よりも園長の人格や考え方、能力及び情熱に大きく左右されます。<br />生涯教育の中で一番重要な時期が、幼児教育で在ることは論を待ちません。<br />現在の学校の新学習指導要綱は、ゆとり教育から脱却して、教育内容の充実強化が図られています。教科書もだいぶ分厚くなっています。<br />こうした現状を踏まえると、少子高齢化の荒波の中で競争が激化する就学前教育機関は、変わらなければ生き残れないはずです。ニーズにマッチした本物だけが生き残れるのです。<br />公立、私立を問わず、こども園や幼稚園・保育園は、「自由保育」の名の下、自由奔放に遊ばせるだけでよいのでしょうか?<br /><strong><span style="color: #ff0000;">幼児期は、「遊ぶときは大いに遊び、学ぶときは大いに学ぶ」というけじめとメリハリを体得させる好機です。</span></strong><br />この最も大切な時期に、読み書き計算の教育がしっかりなされていなければ、冒頭で御紹介した事例の如く、小学校入学当初から授業のスピードに付いていけなくなるのです。<br />幼児期に、遊んでばかりいた子供に、小学校入学した途端、「今日からは、小学生になったのだから、机に座ってじっとして勉強しなさい!」と言っても、果たしてできるのでしょうか?<br />それは、無理としか言いようがありません。<br />そうした本を読む癖もなく、学ぶ習慣もなく、知的能力も乏しいとなると学校の授業が理解できないので、面白いはずがないのです。<br />小学1年生で、落ちこぼれてしまうという現実があるのです。<strong><br /><br />(2)本物の幼稚園・保育園を見出すための思考過程</strong><span style="color: #ff0000;"><strong><br /></strong></span>幼児期は、知的好奇心を育みながら、本を読むことや字や絵を書くことの楽しさを体感させて、学ぶことの喜びと習慣化を図る絶好の機会です。<br /> それだけに、お子様をどこに預けるのかを慎重に見極めて判断して頂きたいと思います。<br />単に、家から近いから、送迎が楽だから、料金が安いから、、という要因だけではなく、「お子様をどのように育てたいのか」をご家庭でよく話し合われて、先ずは、<strong><span style="color: #ff0000;">ご家庭の教育方針</span></strong>を確立されて、これをブレイクダウンした<strong><span style="color: #ff0000;">重視すべき事項</span></strong>(お子様の教育上、何を重視するのか)を明らかにされることです。<br />この際、<strong><span style="color: #0000ff;">目先の見栄やメンツや利害損得に目を奪われないように、将来的展望に立って大局的に判断することが大切です。</span></strong><br /> 例えば、「公文を含めた習い事の選定も、○○ちゃんが通っているから、家の子も行かせよう。」といった曖昧な理由では、長続き致しません。やはり、将来、お子様が成人して、遣り甲斐を持って生き生きと働いている姿をイメージアップして頂くことです。<br />現在と未来がリンクしていることが大切です。<br />テレビでは、アイドルやアスリート、歌手、俳優等の華やかな姿が映し出され、これらに憧れて、お子様の将来像を重ねがちです。しかし、これらは、エンターテイメント(娯楽)であり、人気に左右され易く短命で一過性のものです。また、持って生まれたタレント性(身長、容姿、声帯、遺伝的な性格・能力)に強く影響されます。<br />一方、農業、畜産、漁業、教育、医療・福祉、製造、流通・小売や建築・インフラ整備等社会に必要不可欠な事を担う仕事とは、足が地に着いた仕事とは、本来、地味で目立たないものですし、長期的な継続性を有しています。<br />お子様は、どの方向に適性があるのでしょうか?<br />このように、20年後、30年後のお子様の職業選択の方向性を冷静に見通して、家庭の教育方針と重視すべき事項を導き出して頂きたいのです。<br />何故なら、こうした具体性が、明確な目標を生み出し、大きなモチベーションと情熱の源泉となるからです。また、限られた教育資源(人、物、時間、お金)を、焦点を絞って有効に活用することが出来ます。<br />次に、情操教育や学校教育への円滑な移行等の重視すべき事項に優先順位をつけて頂き、<strong><span style="color: #ff0000;">最も重視すべき事項</span></strong>を明らかにします。これらが、比較要因となります。<br /> 候補となる幼稚園や保育園が複数ある場合、上記重視すべき事項及び最も重視すべき事項に照らして比較検討後、総合判断して最適の園を選定致します。<br /><strong><span style="color: #0000ff;">全国学力調査では、鹿児島県公立小・中学校の教育が、全国で最低レベルであることが判明しています。これは、ご家庭や、学校だけでなく、就学前教育機関も強い危機感を抱き教育改革を推し進めて頂きたいものです。</span></strong><br /><br /><span style="color: #ff0000;"><strong><strong>こども園や幼稚園・保育園は、</strong>優秀な日本民族を生み出し維持・発展させる上で、日本の教育の土台を築くという極めて大きな社会的役割があります。<br />従いまして、そこで働かれる保育士や幼稚園教諭の皆様の果たすべき役割と責任は、非常に大きいと存じます。それだけに、県や市の教育・福祉行政だけでなく、国策としても、こうした方々の給与・待遇の改善は最優先して進めて頂きたいものです。<br />できれば、幼児教育の無償化を行うべきではないでしょうか。</strong></span><br />尚、私達が考える早期教育の基本的考え方は、下記をご覧下さい。<br /><br /><a title="幼児英才教育の原理原則" href="http://polonaise1301.on.omisenomikata.jp/menu/88449">幼児英才教育の原理原則&nbsp;<br /></a><a title="子育てはチームプレー" href="http://polonaise1301.on.omisenomikata.jp/menu/1561854">子育ては、チームプレー</a>&nbsp;&nbsp;<br /><br /><strong><span style="color: #008000;">注釈1<br /></span></strong>幼児の脳の発達過程を考慮すれば、小学校入学前までに、100までの数唱(正順・逆順・飛び唱)及び一桁の足し算・引き算は、最低限終了していなければなりません。読み書き計算及び数感覚の養成は、小学校入学してからでは遅すぎるのです。<br />乳幼児から始めた公文生は、ドッツ遊びや数遊び等により、下記は、イメージ(映像)として脳に焼付いていますので、けして間違えませんし、早いのです。<br />何故なら、計算していないからです。<br />・一桁の足し算・引き算<br />・10~19までの数字から一桁数字の引き算(二桁以上の繰り下がりの引き算)<br />イメージ記憶は、右脳が全開している乳幼児期がベストです。<br />私達は、優秀なお子様に育てたいのであれば、<span style="color: #ff0000;"><strong>幼稚園や保育園への入園からでも遅すぎる</strong></span>と痛切に感じています。&nbsp;<br /><br />注釈2 霧島市の各小・中学校単位の成績結果及び序列は、全国学力調査で分かっていますが、公表されていません。非公開の理由は、色々とあるかもしれませんが、市民の「知りたいニーズ」は大きいのです。<br /> 上記1類の幼稚園や保育園が複数存在する校区の小学校はどこなのかを調べれば、レベルの高い小学校に関しては、おおよその見当がつきますが不正確さは否めません。<br />全国学力調査は、国民の税金を使用して行なわれている訳ですから、憲法で保障する国民の知る権利に応えて、公表に踏み切って頂きたいものです。<strong><span style="color: #008000;"><br /><br />注釈3<br />但し、Ⅰ類であっても、園児が皆、能力が高いとは限りません。<br />何故なら、読み書き計算の教育を強制的に行うのではなく、本人の意思を尊重しながら「学ぶ意欲を育む」点を重視しているからです。従って、嫌がる園児に無理強いしないようです。やはり、<span style="color: #ff0000;">最終的に決め手になるのは、ご家庭です。<br />ご家庭がベストの学習環境を整備されているか否かに掛かっています。<br />保護者様が、お子様の教育に寄り添いながら直接関わっておられるか否かで、園児の能力に大きな差が出てくるようです。 &nbsp;</span></span></strong> 【幼児英才教育は胎教から】 幼児英才教育の原理・原則 Thu, 27 Jul 2017 08:09:14 +0900 88449 https://polonaise1301.on.omisenomikata.jp/menu/88449 <span><strong>下記幼児英才教育の原理・原則は、当教室独自の調査研究及び指導実績ににより導き出したものです。<br /><br />1 <span style="color: #ff0000;">英才教育は、つが取れるまでが勝負</span></strong> <br /><strong>&nbsp;(1)</strong>&nbsp;<span style="color: #ff0000;"><strong>誠実で善良な心を持ち、世の中のお役にたてる優秀な人間に育てる</strong></span><br /></span><span><span>算数・数学、国語、英語とも、0~3歳の乳幼児さんから、保護者と共に遊びながら楽しく学習をスタートできます。<br />「幼児から、勉強させるとは可哀想だ!」とか、「放任して自由に遊ばせる方がよい!」といったご批判の声が聞こえてきそうですが、それは「誤解です。」と申し上げざるを得ません。<br />何故なら、約20年に渡る私の指導経験や実績がそう確信させているからです。</span></span> <br /><span><span>幼児さんにとって、遊びとはなんでしょうか?<br />それは、大好きなお母さんやお父さんと何か(何でも良いのです)スキンシップを通じて楽しい時間を共有すること、実はこれが幼児さんの遊びで、この遊びを通じて、親子の信頼関係、母性愛(無償の愛)そして親孝行の深層心理が築かれてゆくものです。<br />そして、親との絆が確立された後、他者(お友達等)へと関心の輪が広がって参ります。<br /></span><span><br /></span></span><span><span>但し、この乳幼児さんの遊びの中で、けして外してはならない、気を付けなければならない大切なポイントがあります。<br />それは、<strong><span style="color: #ff0000;">「英才教育は、<span style="text-decoration: underline;">つ</span>が取れるまでが勝負」</span></strong>という教訓です。<strong><span style="color: #0000ff;"><br />[人間の脳の発達は3歳までに7割概成し、10歳(<span style="text-decoration: underline;">九つまで</span>)で完成してしまうということです。つまり、植物の種が成長して、花をつけ結実させるためには、発芽以降、良質な土壌にしっかりと根を張ることが最も重要となります。<br />これは、人間も同様です。<br /><span style="color: #ff0000;">お子様を、誠実で善良な心を持ち、世の中のお役にたてる優秀な人間に育てるためには、良質な土壌たる「善良な家庭環境や知的修学環境」の中で、乳幼児教育によりしっかり根を張らせることが大切です。</span><br />この人生の根っこを育む乳幼児~年少期(9歳)は、脳の発達段階にあたり、2つの大きな結節があります。<br />この結節は、壁のような存在です。お子様一人では乗り越えることができない高い壁なので、どうしても保護者様や周囲の大人たちの寄り添ったサポートが必要不可なのです。<br />私達は、これらを「3歳の壁」、「9歳の壁」と呼称しております。<br /></span>&nbsp;(2) 3歳の壁</strong><br /> つまり、<strong><span style="color: #ff0000;"><span style="background-color: #ffff00; color: #000000;">IQの器(知能)は、胎児~3歳までに決まります。</span><br />この4年間が最も重要な育児期間となりますので、必ず保護者様が寄り添って、スキンシップと溢れる愛情で包み込み、日常起居のあらゆる機会を活用して、楽しく笑顔で、言葉を伴った知的刺激を与え続けて下さい。<br /><strong><span>「三つ子の魂百まで」とか「雀百まで踊り忘れず」の諺にあるとおり、絶対音感、絶対数感、絶対語学力、絶対運動神経及び絶対愛(本能的な無償の愛)なるものは乳幼児期にしか養成できないものです。ベストな知的環境が整備されていれば、遺伝に関係なく、どのお子様も3歳までに天才的な知能が育まれます。特に、<span>赤ちゃんが動き出さない段階が、最も効果大なのです</span></span></strong><span>。</span></span></strong><br />従って、上記のほか、善の感性、知能開発や知的好奇心の醸成は、遊び感覚で乳幼児期からスタートさせることが極めて重要なのです。私は、<span style="color: #ff0000;"><strong>胎教</strong></span>から読み聞かせ、素晴らしい音楽や暖かい愛情に溢れた会話を聞かせてあげることを提唱しております。<br /></span></span>公文式学習は、<strong>自学自習</strong>が基本ですが、乳幼児さんの場合は、親離れできるまでは、お母さんが横に座り一緒になって学んでいきます。けして、<span style="color: #0000ff;"><strong>無理強いすることなく</strong></span>、笑顔で褒めて遊びながら数や文字や語学音の絶対感覚を養っていきます。<br />お母さんの思った通りに出来なかったり、歯がゆくなったり、結果に出にくいので効果を疑いそうになりますが、けして、焦らずに気長に継続することが何よりも大切なのです。<br /> <strong><span style="color: #008000;">胎教から丁寧に行い、ベビー公文を開始されて、教育を重視する幼稚園等に通うお子様は、本を読むことや公文学習そのものが遊びになってしまうのです。学ぶことが大好きで、とても聡明な顔つきになってゆきます。<br /></span>&nbsp;(3) 9歳の壁</strong><br /><span style="color: #ff0000;"><strong>学習意欲、学習習慣、自学自習力及び読書習慣は、脳科学上も、生理学的にも9歳までに身に付ける必要があります。<span style="color: #008080;">(注釈)</span></strong></span><br /><strong><span>習慣化は、「石の上にも三年」、「</span></strong><strong><span>茨(いばら)の中にも三年の辛抱」の故事にもある通り、何事も、結果を出すには最低限3年間続ける必要があります<span style="color: #0000ff;">。<br />9歳までに勉強癖(グセ)をつけるには、どんなに遅くても6歳から習慣化を開始しなければ間に合いません。</span></span></strong><br /> しかしながら、<strong><span style="color: #0000ff;">優秀なお子様に育てるためには、6歳からでは遅すぎるため、早期からの充実した教育が必要不可欠です。<br /></span></strong>つまり、<span style="background-color: #ffff00;"><strong>胎児~乳児~幼児~小学校低学年の間は、お子様の教育を最優先した家庭環境・学習環境を整備して、早期教育投資により教育資源(人、物、お金、時間)を集中して運用すべき時期と云えます。</strong></span><br /><br /><strong>4&nbsp;</strong><span style="color: #ff0000;"><strong>幼児英才教育成功の絶対条件=家庭のベストな学習環境の創造</strong></span><br />乳幼児さんの場合は、右脳に働きかけて、学ぶことが楽しい、本を読むことが楽しい、公文教室が楽しい、先生が好きといった善の感性を陶冶することが極めて大切です。<br />特に、気を付けなければならない点は、学習意欲、学習習慣、自学自習力及び読書習慣が陶冶されていない段階で、強制的に無理強いすると学ぶことそのものを嫌がるようになりかねないので注意が必要です。<br />お子様は、その性格、能力、病気や家庭環境等の特性が千差万別ですので、その子に合った教育技法や学習テクニックも<span>千差万別なのです。<br />どのお子様にも適合するような画一的技法は存在しないのです。正に、正解はないといっても過言ではありません。<br />公文は、基本的な教育技法を確立しておりますが、当教室では、更に掘り下げて、個々にあった方法を保護者様と相談しながら探って参ります。また、その技法は、お子様の成長と共にどんどん変化してゆくものなのです。<br />公文教室では、プロの視点から客観的に検討して<span>、保護者様と話し合いながら個別の教授計画を作成して指導して参りますが、乳幼児教育は、とりわけ、保護者様の積極的な関与が成否の鍵を握っております。<br />特に、<strong><span style="color: #ff0000;">ご家庭でのベストな学習環境の創造が、幼児英才教育成功の絶対条件です</span>。</strong><br />乳幼児さんは、大好きなお母さん、お父さん、おじいちゃん、おばあちゃんに憧憬の念を抱き、愛してほしい、褒められたい、認められたい、見てほしい、抱きしめてほしい、守ってほしいという強い心理感情が働いております。<br />胎児・乳幼児さんは、親や祖父母との血筋の本能、つまり、魂と魂との霊的な繋がり(霊線)で結ばれており、しかも、その繋がりは、非常に強く太いのです。<br />このため、胎児・乳幼児さんは、親や祖父母には絶対に嫌われたくないし、その愛情を独占したい強い欲求を持っています。<br />従って、同じ一族として、親や祖父母の言動を感覚的に捉えて真似ようとしているのです。<br />つまり、「群れる」という動物本能に基づき自らを同化させようとしているのです。<br />従いまして、<strong><span style="color: #ff0000;">同化する環境は、愛と感謝と笑みに満ちた善良な家庭環境であることが大前提となります。</span></strong><br /><span style="color: #000000;">そうした大前提の下、御両親や御祖父母様や御兄弟が、本に親しみ、新聞を読み、芸術に親しみ、仕事に関すること、或いは、政治・経済・社会・教育等の国内外情勢、医療・福祉、科学技術、歴史・文化、農林水産業、自然環境保護等に関心を示し、世界の平和、日本の在るべき姿、家族の在るべき生き方、子供達の進むべき方向、将来の夢や志や構想等について、頻繁に会話がなされている。<br />そして、これらをベースとした様々な体験機会が計画され行われている。<br />そうした知的かつ実践的な家庭環境を創造することが非常に重要になって参ります。そうした善良で知的な家庭環境の下で、</span></span></span><strong><span style="color: #ff0000;">お子様の教育に関し、保護者様全員が、チームとして協力連携しながら、本気で、真剣に、情熱をもって計画し実践していなければなりません。この際、教育を人任せにせずに、保護者様ご自身が、必ず、寄り添いながら直接教育に関わって頂くようお願い致します。</span></strong><br /><br />5&nbsp;<strong><span style="color: #ff0000;">本物に触れさせる</span></strong><br /> こうした家庭環境の下で、ハード・ソフト両面の具体的な整備を実施する上で、重要なポイントは、<strong><span style="color: #ff0000;">「本物に触れさせる」</span></strong>ということです。<br /><strong><span style="color: #0000ff;">「本物にふれさせる」とは、偽物ではなく、一流のもの、出来れば超一流の人、物、大自然や芸術に、五感(視覚、聴覚、味覚、触覚、嗅覚)と第6感を総動員させて体感させる</span></strong>ことを意味致します。<br /> <span style="color: #ff0000;"><strong>本物とは、真善美溢れ、魂を揺さぶる感動をもたらし、心を浄化して人間的成長を促すものです。</strong></span><br />例えば、家庭のハード的環境は、邪悪なものを排除して、掃除が行き届き、整理整頓された部屋には、絵画や書が飾られ一輪の美しい花が活けてあるようなイメージです。こうすることで、穏やかで美しいオーラに包み込まれます。<br /><strong>(1) 本物の自然なもので構成された生活・学習環境<br /><span style="color: #0000ff;">胎児や乳幼児期に、化学物質や電磁波にある一定量以上被爆すると、アレルギー及びダウン症、自閉症、ADHD等発達障害並びに視力・聴力障害等を引き起こすことが分かっています。<span style="color: #ff0000;">化学物質や電磁波フリーの生活環境を創造して下さい。</span></span></strong><br /><strong>●化学物資暴露の回避</strong><br />・室内空気の汚染源として、発達障害、シックハウス症候群や化学物質過敏症の原因となるホルムアルデヒド、トルエン、キシレン等VOC(揮発性有機化合物)がありますが、化学物質暴露を出来るだけ回避するために、自然で作られた天然のもので構成した方が良いようです。<br />滞在時間が長い寝室や勉強部屋は、化粧合板や塩化ビニール製クロスよりも、本物の和紙、無垢材、漆喰、珪藻土、シラスや土壁が良いようです。家具類は、合板、化学系塗料・接着剤が使用されていないこと、お茶碗・スプーン、ほ乳瓶や保存容器は、環境ホルモンを揮発させるプラスチックやビニール類は努めて避けた方が良いようです。<br />出来るだけ、素材は、本物の無垢材、ガラス、金属、陶器を使用した方が良いようです。<br />食事は、食品添加物や農薬等で汚染されていない、本物の天然食材が良いようです。<br />水道水は、塩素殺菌されていますので、天然水か浄水した方が良いようです。<br />特に、皮膚に直接接するような入浴剤、シャンプー、食器洗い、歯磨き粉は、天然100%のものが安全です。<br />衣類や寝具類は、合成洗剤や柔軟剤を避けて天然100%のものを使用した方が良いようです。<br />家の中では、防虫剤や消臭剤を使用せずに、掃除をまめにして日干や風を通し、網戸や蚊帳を使用される方が良いようです。どうしても使用したい場合は、天然100%の除虫菊等お勧めです。因みに、ラベンダー、ゼラニウム、ユーカリ、レモングラス等のエッセンシャルオイルには、防虫忌避効果が高いようです。<br /><strong>●電磁波暴露の回避</strong><br /> 電磁波は、放射線の一種です。妊婦さんや乳幼児さんの脳への悪影響は非常に大きいようです。努めて、電磁波を発生させない家庭環境を創造して下さい。<br /> 電磁波を放出するゲーム器、スマホ、パソコン及びテレビの使用を保護者の管理下に置き使用を制限して頂くことです。インターネットは、無線LANよりも有線LANで構成し、固定電話の無線子機は使用しない方が良いようです。<br />スマホや携帯電話は、就寝時はスイッチを切るか、遠くに離して置くようにして下さい。<br /><span style="background-color: #ffff00; color: #000000;"><strong>特に、妊婦さん、赤ちゃんや幼児さんの傍では、スマホや携帯電話を使用しないようにして下さい。赤ちゃんや幼児さんと一緒に買い物等をされる場合は、スマホの電源を切るかアルミホイールで包むと電磁波を遮断できます。</strong></span><br /><strong>(2) 本物の遊び<br /> <span style="color: #ff0000;">本物の遊びとは、人や動物や自然との触れ合い(喧嘩を含む)の中で、体験を通じて、知的好奇心を満たしながら、喜び、楽しさ、悲しみ、痛み、怒り、辛さなどを経験し、中庸(ちゅうよう)を学ぶことにあります。つまり、人との距離感や協調性、危険な事からの距離感・扱い方、他人が喜ぶことや嫌がること、我を抑えて調和することや我慢すること、優しくすることの大切さを体得し人間的成長に寄与するものです。<br /></span></strong>ここで、特に注意して頂きたいのは、ゲームやスマホです。<br /><span style="color: #0000ff;">ゲーム機による子供達の依存症が大きな社会的問題となっていますが、キレやすい、そわそわして集中力がない、記憶力が悪い等の特徴があり、ゲーム時間に比例して学業成績が悪化するという調査結果が出ています。<br />幼少時にはまると、中毒性を帯びますので非常に危険です。<br />脳の発達段階にある9歳までは、ゲーム遊びは厳禁とする他、9歳以降であっても、学習意欲、自学自習力、学習習慣及び読書習慣が不動のレベルに到達するまでは、ゲーム遊びはしないようにご指導下さい。<br /></span>バーチャルの仮想世界は、本物の現実世界ではありません。現実社会の問題やストレスからゲームが作り出す仮想世界に逃避するのは、子どもだけでなく大人にも多く存在します。<br />ゲームは、ビジネス(お金儲け)のために、人間が意図的に、心理学や生理学を応用してのめりこむように作られた遊びであるため、偽物の遊びです。<br />ゲーム漬けになり、人格が劣化し学業成績が悪化する遊びは、本物の遊びとはいえませせん。<br />繰り返し強調させて頂きますが、<strong><span style="color: #ff0000;">本物の遊びは、自然や芸術やスポーツに5感と6感をを総動員して触れ、人間性の向上に資するものです。</span></strong><br />子ども同士の触れ合い、喧嘩をして泣き笑い、走り、ボールをけって、木に登り、蝉を捕まえ、魚を釣り、あざを作り、擦りむいて、人間の距離感、危険察知感覚、体力、コミュニケーション方法、創造力、自主自立性、協調性、愛とは、謙虚とは、感謝とはといった資質を陶冶するものです。<br />この際、<strong><span style="color: #ff0000;">「遊ぶときは大いに遊び、学ぶときは大いに学ぶ」</span></strong>という<strong><span style="color: #ff0000;">ケジメ</span></strong>と<strong><span style="color: #ff0000;">メリハリ</span></strong>をきっちりと躾けて頂くようお願い致します。<br /><strong>(3) 良書に触れる</strong><br />&nbsp;<span style="color: #ff0000;">お部屋では、ゲームの代わりに良書を、図書館を最大限活用され、年齢や能力の段階毎に、100冊以上を基準に揃えて下さい。テレビやゲームより、本好きにさせ読書習慣を早期に培うことは、健全なる優秀児童を育てる上で、基本中の基本です。是非、保護者様が率先して、読書の活模範を実践して頂くようお願い致します。</span><br /><strong>(4) 本物の人間に触れる</strong><br /><span style="color: #008000;"> お子様に関わる人達が美しい魂を持ち、ポジティブな言葉を発するような環境を創造して頂くことが大変重要です。</span><br /><span style="color: #008000;">人間の本質は、肉体ではなく、肉体に宿る魂そのものですから、生きる原理原則を学び実践している本物の人間に触れさせるようにすべきだと思料致しております。<br /> 特に、ご祖父母様が遠方に居住されている場合、夏休みや冬休み等長期休暇を利用して帰省され、本物の無償愛に触れ、ご先祖様の墓参をなさって下さい。<br /></span><strong>(5) 本物の保育園・幼稚園を見出す</strong><br /> <span style="color: #0000ff;"><span style="color: #ff0000;">幼児英才教育の原理・原則を熟知した上で、理にかなった全人教育(知徳体食)が実践されているかどうかは、慎重に見極める必要性があります。</span> <br />①人としての正しい生き方(義)、優しい心(仁)、利他的な奉仕の精神、礼儀や規律を重んじる徳育がなされている。<br />②読み書き計算の教育がなされている。(最低限達成すべきレベル)<br />・読み聞かせだけでなく、ひらがな、カタカナ及び簡単な漢字は覚えさせて、これらがスラスラと音読できるれべるまで教育されている。<br />・数感覚の養成が行われている。<br />特に、100までの数唱(正順・逆順・5跳び・10跳び・奇数・偶数)及び1ケタの足し算・引き算の教育が行われている。(但し、これは最低限のレベルです。)<br /></span>③自然あふれた環境下で、動植物に親しめることができれば更に望ましいようです。<br />④第(1)項「化学物資や電磁波暴露の回避」に関連して、室内が、無垢、漆喰、珪藻土、シラス、天然塗料や天然ワックス等自然建材が多用されており、化学系の消臭剤や殺虫剤が使用されていないかどうかは是非ご確認下さい。<br /> また、化学系洗剤や柔軟剤の使用は、幼児さんの脳の健全性を担保出来ないようですので、天然洗剤に代えて頂くようお願いされて下さい。<br /> 更に、大規模携帯基地局が近傍にある場合、窓ガラスに電磁波シールドを貼付し、保育士のスマホ管理の徹底、電話無線子機の使用禁止、有線LANの構成等の電磁波対策をお願いして下さい。<br /><br /><span style="color: #ff0000;">6 <strong>日常のあらゆる機会を利用した理論・活模範・実践の三位一体教育</strong></span><br /> 公文教室だけで、公文の教材だけで幼児英才教育が成功するわけではありません。<br />幼児英才教育とは、知育だけに偏らず、徳育、体育及び食育がトータル的にバランスが図られてこそ、高邁かつ知的で精悍な優秀児を育成できます。<br />遊びも必要ですが、保護者様は、<span style="color: #0000ff;">日常の起居のあらゆる機会を活用</span>して知的能力の向上を図って頂く必要性があります。<br />その方法とは?<br />連合艦隊司令長官「山本五十六」の名言が本質をついております。<br /> <span style="background-color: #ffff00; color: #000000;"><strong>「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ。 </strong></span><br /><span style="background-color: #ffff00; color: #000000;"><strong>話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。 </strong></span><br /><span style="background-color: #ffff00; color: #000000;"><strong>やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず。」 </strong></span><br />これを体系的捉えると ①理論教育 ②活模範 ③実践です。<br /><br /><strong>①理論教育~<span style="color: #ff0000;">言って聞かせる</span>~</strong><br /> 公文教材等を活用した学習、読書及びご家庭でのテーマに沿った議論を、日常の特定の時間に設定して、明確な意図を持って準備して行います。ここでは、単に知育に留まらず、人間としての在るべき生き方、人生の目的、何故勉強する必要があるのか、目的や目標は何か、どうやって勉強するのか等を筋道を立ててロジックに教育して参ります。<br />つまり、<strong><span style="color: #ff0000;">理論教育の主体は、徳育(倫理哲学・人間学)であり、「生きる上での原理原則」を様々な切り口から反覆して学ぶことです。<br /></span></strong>当教室では、生きる原理原則を、<span style="color: #ff0000;">「</span><strong><span style="color: #ff0000;">向花小前・隼人駅前教室の信条」</span></strong>(サ-ビスメニューの英才教育大綱)として掲げております。<br />例えば、偉人伝や論語、南洲翁遺訓等の本を読んで、その生き様を家族みんなで話し合ってみては如何でしょうか?<br />左脳に働きかけ、身に染みるまであらゆる切り口から繰り返し教育します。<br /><a title="向花小前・隼人駅前教室の信条" href="http://polonaise1301.on.omisenomikata.jp/menu/135966">「<strong>向花小前・隼人駅前教室の信条」</strong></a><br /><br /><strong>②活模範~<span style="color: #ff0000;">やってみせる</span>~</strong><br /> 正に、<span style="color: #ff0000;">子供は親の背中を見て育ちます</span>。<br />左脳に働きかけて口で理屈を説明することも大切ですが、右脳が優位な状態にある幼児期は、保護者様が自ら進んで学びを実践する姿を具体的なお手本として、イメージ(映像)として、深層心理に焼付かせる方がより重要なのです。<br />ご家庭では、保護者様が率先して本を読み、新聞を読み、仕事の資格取得の勉強をしている、ピアノを弾いたり、絵をかいたり、書道をしたり、或いは、何かしらテーマにそって熱く議論している、、、そのような生き生き、ワクワクとした知的環境を創造して頂きたいのです。<br /> <span style="color: #0000ff;">そうした知的環境の中で、読書タイムや公文タイムを設定して頂き、分からない箇所を辞書やネットで調べたり、宿題状況の確認及び家庭採点等を保護者の方々がお子様と一緒になって行って頂くことが大変重要になって参ります。<br />「環境が人を創り、人が環境を創る」と申しますが、知的環境の中でも、最も効果的な方法が保護者様による実践なのです。<br />親は、憧憬の対象として恥じないように、子供の尊敬を得るような誠実で真摯な生き方をすることが望まれます。<br /><br /><span style="color: #000000;"><strong>③実践~<span style="color: #ff0000;">させてみて、ほめる</span>~</strong><br /></span>実践とは、お子様が理論教育で習ったことを実際に行なわせるということです。<br />先ずは、<strong><span style="color: #ff0000;">人として、正しい生き方、誠実謙虚な生き方、挨拶して礼儀正しい振る舞いをすること、善行を行うこと、時間や約束を守ること、整理整頓や掃除をすること、粘り強く努力を継続すること、長期的な見通しを持って計画的に行動すること等を、躾として、日常起居のあらゆる機会を捉えて実践させましょう。</span></strong><br /> また、買い物の際には、値段を言わせたり、入浴時には100までの数唱を行ったり、車での移動中に童謡や朗読を聞かせてあげたり、添い寝の際に、絵本の読み聞かせをしたりと、あらゆる機会を活用して、スキンシップを多用しながら知的能力の進展を図って頂くようお願い致します。<br /></span> また、<strong><span style="color: #ff0000;">家の外では、本物に触れる体験機会を出来るだけ多く作為して頂くようお願い致します。</span></strong><br /> 例えば、世界遺産屋久島は、テレビの映像を通して見るよりも、実際に訪れて体感することがより効果的です。大海原で水飛沫をあげる船に乗り、海風を肌に感じ、太陽を浴びて、潮の香りを嗅ぎ、イルカの群れを眺め、上陸して徒歩で山道を汗して登りながら、小川のせせらぎや小鳥のさえずりを聞き、野草を食べ、野に咲く花を嗅ぎ、樹齢数千年という縄文杉に抱かれてその気を感じることです。<br /> このように、本物に触れることは、手足を擦りむいたり、足にマメやアザができたり、蚊に刺され、雨に打たれ息切れして、筋肉痛になったりと、大変な手間暇とコストが掛かりますが、こうした苦難を乗り越えて達成したことを保護者様等が認めて、「よくやったね!」、「頑張って偉いね!」と褒めてあげることが大切です。<br />また、英語圏への海外旅行や夏休み短期留学等により本物の英語を実際に使う体験をさせることで、外国人とコミュニケーションが取れるという緊張感と喜びを味わうことができますが、この体験が英語学習意欲に火を付けます。<br /> 更に、関ヶ原合戦場、知覧特攻記念館、広島や長崎の原爆投下場所等歴史の舞台となった場所を実際に訪れてみて歴史を学ぶことの大切さを実感できます。<br />また、<strong><span style="color: #0000ff;">自治会の清掃活動や震災ボランティア支援等何でもよいので、善行を行い他人様から感謝されるという喜びと充実感を体験させましょう。</span></strong><br /><strong><span style="color: #ff0000;">これらを成功体験といいますが、魂を揺さぶる感動はこうした体験過程を経なければけして味わうことはできません。</span></strong><br />また、こうした体験で得た生きた知識が、学習意欲を喚起するとともに、言葉の裏打ちとなり豊富な語彙力の養成を促進致します。これが取りも直さず、国語、社会、理科、算数、英語、美術、音楽及び体育等様々な課目の読解力、推察力、創造力、空間認識力及び情緒豊かな感性の進展に大きく寄与するのです。<br />お子様の大成を期すために、幼少期は、本物志向の子育てを最優先して頂ければと願うばかりです。<br /><br /><strong>④自立を促す</strong><br />~<strong><span style="color: #ff0000;">話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。&nbsp;</span></strong><br /><strong><span style="color: #ff0000;">やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず。</span></strong>~<br />山本五十六の中段と後段部分は、お子様に<span style="color: #ff0000;">自立を促す</span><span style="color: #000000;">ということです。<br />これが、三位一体教育において、全編を通じて常に念頭に置いていただきたいのです。<br /></span>いつまでも保護者様が手を取り足を取り、先回りしてお膳立てすることは好ましい方法ではありません。<br />お子様自身が、正しい目標に、正しい方向で、自分で考えて自ら行えるように配慮して下さい。<br />つまり、<strong><span style="color: #ff0000;">正しく善良な心を陶冶しながら、学習意欲、自学自習力、学習習慣及び読書習慣を、出来るだけ早期に身に着けさせることに他なりません。</span></strong><br />お子様が失敗することを恐れず、わが子を信頼して祈りながら忍耐強く見守ることが大切なのです。<br />時として、お子様が、甘えや我儘を言って、困難な壁から逃げようとしたり、他人様に迷惑をかけた場合、保護者様が、思わず手が出ることがあるかもしれません。<br />しかし、叩くのがどうのこうのではなく、如何に、真剣に、本気でお子様に向き合っているかどうかが問われているのだと思います。子育ては、時により真剣勝負であり、お保護者様として、けして譲れない線は何かを常日頃から考えて決めて置かなければなりません。<br />実際にそうなった場合、断固として妥協せずに「自立を促す」と肚を据えて掛からなければならないのだと思料致しております。<br /><br /><br /><span style="color: #008000;">(注釈)小学校3年生(9歳)くらいまでは、脳が十分に成熟していないために、論理的な脳の働かせ方が不得意な反面、どんなことでも簡単に棒暗記することができる意味記憶(対語:エピソード記憶)のほうが優位で、反覆練習を喜んで行います。<br />つまり、脳科学上、9歳までは、論理的思考を担当する左脳よりも、感性や直観の他に事象を丸ごとそのままに吸収してしまう力を有する右脳が優位な状態にあるためです。<br />一方、10歳を過ぎると、左脳の働きが強くなります。だんだん、意味記憶よりエピソード記憶(何かに関連させながら意味を理解しないと覚えれない)のほうが優位になり、また反覆練習を嫌がり始めます。<br />躾や習慣化は、9歳までは親や先生の指導に素直に従いますが、10歳を過ぎると、「なんで、しなきゃいけないの?」と屁理屈を言うようになり、理路整然と理屈を説明して納得させない場合は、素直に従おうとはしなくなります。<span>この時期を過ぎる頃から、視野が急速に広がり始め、学校や集団の中での、自分の立ち位置(優劣・序列)や得手不得手を意識し始めます。自己が確立される過程で、自我が強くなり好き嫌いを強く主張し始めますので指導も難しくなります。</span></span><br /><br />*写真は、平成25年1月に撮影した当教室に通う3歳5か月の幼児さんです。<br />教室で、お母様が横に座って一緒に学習しています。<br />子育て知恵袋から始められました。<br />一般クラスに移行してから約1年半が過ぎようとしています。<br /><span style="line-height: 1.22;">聡明な顔つきや姿勢、態度には、既に年長さんのようなオーラが出ています。</span><br />お母様や先輩公文生と一緒に、一般クラスで5A教材を学習しています。<br />ご家庭で、十分な読み聞かせや会話がなされており、語彙力が豊富で、ひらがなを読み、英語のリスニングとリーデングを行い、発音はネイティブそのものです。パズル遊び、数唱や数字盤遊びを含め、写真のように、姿勢を正した状態で、1時間以上の机上学習が自然とできています。学ぶことが大好きなようで、既に、学習習慣が身に付きつつあります。学習が終わって、お母様が帰ろうと催促しても帰りたがりません。よっぽど教室が好きなのですね。<br />保育園でも、よく気が付くリーダー的な存在だそうです。 【日記】 全国学力・学習状況調査が警鐘を鳴らすゲームの悪影響 Wed, 14 Jun 2017 07:08:02 +0900 1470355 https://polonaise1301.on.omisenomikata.jp/diary/1470355 <span><strong>1 全国学力・学習状況調査で明らかになったゲームと学業成績の相関関係</strong><br />文部科学省は、2015年8月25日、毎年実施している全国学力・学習状況調査の最新版となる2015年度版の内容を公開しました。<br />それによると、小中学生共に過半数は平日でも1日1時間以上パソコンや家庭用ゲーム機、スマートフォンなどによるテレビゲームをしていることが分かりました。<br />平均時間は小学生で1.53時間、中学生では1.66時間に及びますが、2016年は、更にゲーム時間が増加しているのです。<br />また、テレビゲームをする時間と、学力テストの平均正答率との間には、相関関係があることが明らかにされています。<br /></span>下記グラフに示すのは、小学生に関するものですが、平日にテレビゲームをする時間区分別に、学力テストの平均正答率を示したものです。<br />グラフタイトルにもある通り、あくまでも相関関係を示したものですが、非常にきれいな形で「長く遊んでいる子供ほど、正答率が低くなる」結果が出ています。<br />これに関して、中学生にも全く同様な結果が出ています。<br /><br /> どうか、<br /><span style="color: #ff0000;"><strong><span style="font-size: x-large; background-color: #ccffcc;">ゲームやスマホをすればするほど、学業成績が落ちる</span><br /></strong></span>という現実を直視して下さい。<br /><br />宿題が提出されない公文生は、「忙しかったので、できませんでした。」と言い訳をします。<br />公文生にとり、学校の予習復習や宿題は、直ぐに出来るはずです。<br />しかしながら、ゲームをする時間が忙しいのです。夢中になるので、あっと言う間に時間が過ぎ去ってしまいます。<br />勉強を疎かにして、睡眠時間を削り、電磁波を浴び続けては、本来の学業が不振になることは、当然の成り行きと申せます。<br />ゲーム遊びは、仮に、1日30分だけと決めたとしても、なし崩し的にゲーム時間は伸びる傾向にあります。依存症になっている場合、これを途中で強制的に取り上げようものなら、切れて、物を投げて暴れだし保護者に殴り掛かってくるという事例もあるようです。<br />本当に、人格までもが劣化してしまうのではないかしらと恐怖心に慄いてしまいます。<br />教室で、公文生の学習指導をしていると、「、あぁ~、、、この子はゲームをしているなぁ~」というのが直観的に分かります。<br /><br />以下、最近の某公文生の例です。<br /><span style="color: #008000;">集中力も高く、無駄話をせずに真面目に取り組んでいた優秀なお子様が、ある時期から、計算が遅くなりミスが多くなり、なかなか暗記できなくなり、ボーッとして居眠りをするようになりました。私達は、長年の経験から、ゲームに没頭する子供の兆候であることが直ぐに判別できます。性格が劣化して脳の神経回路がズタズタに切断されているような恐怖感に襲われてしまいます。<br />聞けば、頑張っているご褒美に、新ゲーム機をプレゼントして貰い、週末や祝日にゲームをやっているとのこと、「何時間やっているの?」と聞くと、黙ってうつむいたまま答えてくれません。この子は、容姿までもが変化してきています。<br />明るく笑顔が素敵で、スマートな体型と聡明な容姿から、さぞかし級友から人気がありそうな子でしたが、それが肥満気味になり、顔がだんだん暗くなり陰鬱なオーラを放つようになってきているのです。ゲーム依存症の人達は、喜怒哀楽の表情がなく、まるで能面のような顔つきになって浮遊する浮き草のような感じです。部屋が散らかり放題でキレやすいといった特徴がありますが、正にこの公文生も同様です。勉強への関心が薄れゲームをすることしか頭になく、親の忠告にもけして従おうとしませんし、ゲーム機を取り上げようものなら、切れて大声を出して、物を投げつけたり、殴り掛かってくるそうです。</span><br /><span style="color: #008000;">以前は、学校が楽しいと嬉しそうに話してくれていましたが、最近では、学校が面白くないと言うのです。</span><br /><br />ゲームをしているお子様としていないお子様では、学習態度や宿題の提出状況に明瞭な差が出てきますし、自ずと教材の進展度合いもどんどん開いていきます。<br />ゲームをするお子様の場合、保護者様がゲームをされているケースが多いようです。<br />そうしたケースでは、お子様のゲーム遊びを管理することは難しいようです。<br />当教室では、ゲームの因果関係に関する研究論文や書籍を置いてありますので、是非ご一読頂ければ有難いです。<br /><br /><strong>2 誤った情報操作</strong><br />先般、人気キャスターが司会を務める 某民放テレビ局の朝の番組で、標記に関し、棒グラフ(3段階)を示しながら、次のように紹介していました。<br /><br />「全国学力・学習状況調査でテレビゲームと学業成績の相関関係を国が公表しました。<br />それによれば、テレビゲームやスマホをする時間が1時間未満であれば、最も成績が良い結果が出ています。長時間のゲームやスマホに没頭すると、睡眠時間や勉強時間が減ってしまうので成績は下がるのは当然ですよね。スマホやゲームの悪影響が指摘されていますが、因果関係が証明されたわけではありません。1時間未満の節度あるゲーム遊びは、返って、ストレスを解消して脳によい刺激を与えるので、成績が良くなるのでしょうね。<strong>」<br /></strong><br />といった内容でした。<br />これを、聞いて私達は唖然とし抑えがたい怒りを覚えました。<br />データーを操作して事実を捻じ曲げていると思いました。<br />下記の棒グラフは、国が公表した次のような6段階の調査通りの統計データです。<br />①4時間以上<br />②4~3時間<br />③3~2時間<br />④2~1時間<br />⑤1時間未満<br />⑥しない<br /><br />しかし、この某民放テレビ局では、3段階に修正していました。<br />①3時間以上<br />②3~1時間<br /><span><strong>③1時間未満</strong></span><br /><br />この様に、調査データーをどのように括るかで、発出される見解や捉え方は、大きく変わってくるのです。<br /><strong><span><span style="color: #008000;">1時間未満には、ゲームやスマホを全くしない児童生徒が含まれており、これに関するコメントが一切ありませんでした。</span><br /></span></strong>&nbsp;この報道を真に受けて、テレビゲームを解禁したご家庭が少なからず存在するのではないかしらと推測致しております。<br />この某民放テレビ局には、大手ゲームメーカーやスマホメーカーが、スポンサーとなっている番組やCM放送が多いのが特徴です。従って、そうしたスポンサーに都合の悪い情報は、触れようとしませんし、今回のように操作されることがよくあるようです。<br />お金の絡む情報は、フェイク(偽り)の可能性がありますので、鵜呑みにせずに多角的視点から考察して真実を見失わないようにしたいものです。<br />人は易きに流れるのは世の常です。<br />特に、日本人は、周囲の雰囲気に抗(あらが)わずに同調し易く、はまり易い特性があるようです。<br />友達に誘われて断りきれず「ちょっとぐらいなら、いいんじゃないの、、、」が、ずるずると泥沼にはまり込んでしまいます。<br />当教室が、公文生にスマホやテレビゲームをしないように警告するのは、長年の指導経験から、学力低下だけでなく、テレビゲームやスマホの依存症から昼夜逆転して不登校になったケース、学習習慣が崩壊した事例等を数多く見聞きしているからこそなのです。<br />どうぞ下記に関して、当教室指導方針へのご理解とご協力を賜りますよう宜しくお願い致します。&nbsp;<br /><br /><strong>3 医師会による啓発活動&nbsp;</strong><br /> スマホ・ゲームメーカーや上記マスメディアによる誤解を招くような情報発信に抗して、遂に、危機感を強めた日本医師会及び日本小児科医師会が、動き始めました。平成29年(2017年)2月15日に、スマホやゲームの反キャンペーン活動に関する記者会見を開きました。<br />これは、近年、スマホやゲーム依存の子供達の精神疾患急増を受けて、ポスターを各病院及び教育機関等に配布して、スマホ・ゲームの危険性及び正常な遊びについて啓発活動を行うというものです。スマホやゲームメーカー等産業界の圧力に屈することなく、こうした活動を展開して頂くことは、非常に心強く、また心より感謝致します。<br /><a title="子供とメディアに対する提言" href="http://jpa.umin.jp/download/media/proposal02.pdf">「子供とメディア」に対する提言</a><br /><a title="スマホの時間、私は何を失うか" href="http://dl.med.or.jp/dl-med/teireikaiken/20170215_31.pdf">ポスター「スマホの時間、私は何を失うか?」</a><br /><a title="遊びは子供の主食です" href="http://dl.med.or.jp/dl-med/teireikaiken/20170215_32.pdf">ポスター「遊びは子供の主食です。」</a><br /><a title="見直しましょうメディア漬け" href="http://jpa.umin.jp/download/media/media.pdf">ポスター「見直しましょうメディア漬け」</a><br /><br /><strong>4 当公文教室のお願い<br /><span style="color: #0000ff;">(1) 幼少時にはまると、中毒性を帯びますので非常に危険です。</span><br /><span style="color: #ff0000;">脳の発達段階にある9歳までは、ゲーム遊びは厳禁とする他、9歳以降であっても、学習意欲、自学自習力、学習習慣及び読書習慣が不動のレベルに到達するまでは、ゲーム遊びはしないようにご指導下さい。</span><br />&nbsp;</strong><br /> <strong><span style="color: #0000ff;">(2) 公文の宿題は、とても重要です。<br /></span></strong>公文学習は、「わかった(理解)」を、「<strong><span style="color: #ff0000;">できる</span></strong>」レベルに引き上げる<strong><span style="color: #ff0000;">体得</span></strong>を主眼としています。<br />つまり、教室で理解したことを、ご家庭で宿題を繰り返し行うことで定着化を図っているのです。<br />ご家庭に於ける宿題は、正に、この<strong><span style="color: #ff0000;">定着作業</span></strong>に他なりません。<br />教室だけの学習では、十分な学力を養うことはできません。<br /><span style="color: #ff0000;"><strong>日々の家庭学習が、確実に、規則正しく、継続的に行われてこそ不動の学力が身に付きます。</strong></span><br />学ぶことが好きで学習意欲旺盛な公文生の場合、教材の難易度にもよりますが、1教科につき毎日5~10枚以上の宿題(150~300枚/月)を途切れることなくこなしていきます。3教科学習している優秀児童は、450~900枚以上/月が当たり前のような感覚で学習しています。因みに、平日に他の習い事や学校の勉強で忙しい場合は、週末や休日に公文2部学習(朝と夕方)により学習量を倍増させているご家庭が多いようです。こうしたご家庭では、子供の教育が最優先されており、お母様だけでなくお父様も直接教育に関わっておられます。<br /><strong><span style="color: #0000ff;">保護者様に於かれましては、<strong><span>宿題プリントの枚数をご確認の上、毎日計画的に学習させ、</span></strong>必ず、次の教室日までに提出させて頂きますようご指導をお願い致します。<br />「遊ぶときは大いに遊び、学ぶときには大いに学ぶ」という<span style="color: #ff0000;">メリハリ</span>、<span style="color: #ff0000;">けじめ</span>をきっちりつけさせて、<span style="color: #ff0000;">自ら進んで学習に取り組む姿勢(やる気)</span>を育むように導くことが重要なポイントです。<br /></span><span style="color: #0000ff;"> <strong><span>勉強場所は、リビングでも構いませんが、保護者の目の届くところに選定して下さい。<br /></span></strong>先ず、整理整頓と清掃をして、机上から注意を逸らす余計な物を全て排除して下さい。<br />机上の基本用具は、濃いめの鉛筆(小学生の場合、シャーペンシルは望ましくありません。)、無色単調の四角い消しゴム(人形のような消しゴムは不適切です。)と教材の3点セットだけです。音の出る物は全てスイッチオフにして、無駄話をせずに静かに集中して勉強できる雰囲気を作り、背筋を伸ばした正しい姿勢を保持させて、</span><span style="color: #0000ff;">丁寧な字を書かせるようご指導下さい。<span style="color: #008000;">注釈</span><br /><<<当初は、速さより、正確さ・丁寧さ(書き順を含む)を重視して下さい。学習習慣が涵養されてくると、丁寧に速く字を書くことが出来るようになります。>>><br /></span><span style="color: #ff0000;">(3) 読書</span></strong><br /> 偏差値70を超える中学受験を難なく突破した芦田愛菜ちゃんは、年間120冊の本を読む読書家として有名ですが、12歳にして、気品あふれる秀外恵中(しゅうがいけいちゅう)の佳人ですが、明らかに読書により培われたものです。彼女は、ゲームを一切しないそうです。<br /><br /><strong><span style="color: #ff0000;"><span style="background-color: #ffff00; color: #000000;"> ご家庭でのベストの学習環境を整備して頂くことが、勉学で成功を収める絶対条件です。</span><br /></span></strong><strong><span style="color: #ff0000;">どうぞ、保護者様に於かれましては、良いお手本を見せて頂きながら、お子様の教育に、<strong><span>情熱をもって、本気で</span></strong>関与して頂きますようお願い申し上げます。<br />特に、「地震、雷、火事、親父」と申しますが、<strong>学習意欲が低調で、自学自習力及び学習習慣が涵養されていない公文生の場合、威厳ある</strong>お父様の関与は決定的な効果をもたらします。<br /></span></strong><br />ゲームの及ぼす悪影響に関する情報は、機会ある毎に紹介しております。<br /><span style="background-color: #ffff00;"><strong>お子様の教育を最優先させる家庭環境</strong></span>とはどういったものなのでしょうか?<br />是非、下記記事を御参照頂きます様お願い致します。<br />①サービスメーニュー<br /><span style="color: #000000;"><strong><a title="自学自習力と学習習慣の陶冶" href="http://polonaise1301.on.omisenomikata.jp/menu/266715">「自学自習力と学習習慣の陶冶」:家庭の学習環境</a></strong></span><br /><span style="color: #000000;"><strong><a title="才能拡散の法則と異年齢集団教育 教室の躾" href="http://polonaise1301.on.omisenomikata.jp/menu/249116"> 「才能拡散の法則と異年齢集団教育」:教室の躾</a></strong></span><br /><a title="アバダー症候群" href="http://polonaise1301.on.omisenomikata.jp/diary/344909"><strong>②日記</strong><br /><strong>「&nbsp;アバダー症候群 ネットゲームの魔の手からお子様を守って!!」 (2012.09.17)</strong></a><br /><strong><span style="color: #008000;"><a title="教育の阻害事項 ゲーム脳の恐怖" href="http://polonaise1301.on.omisenomikata.jp/diary/119118">「教育の阻害事項:ゲーム脳の恐怖」 (2011.07.17)</a></span><br /><span style="color: #008000;"><a title="電磁波からお子様を守って" href="http://polonaise1301.on.omisenomikata.jp/diary/673973">「電磁波からお子様を守って!!」 (2014.05.28)</a></span><br />③ゲームは子どもに悪影響<br /><a title="ゲームは子供に悪影響" href="http://informationnow.xyz/archives/13849.html">#mce_temp_url#</a>&nbsp;<br />③東北大加齢医学研究所のMRIによる研究結果<br /><a title="ゲームの悪影響 東北大" href="http://www.hazardlab.jp/know/topics/detail/1/2/12025.html">長時間のゲームが脳や言語知能の発達に悪影響</a>&nbsp;<br /><br /><span style="color: #008000;">注釈 <br />正しい学習姿勢とは?<br /></span><span style="color: #008000;"><span>やる気が低下する姿勢とは、肘を付く姿勢、猫背、脚を組んだり投げ出して体がねじれる姿勢などです。</span>中には、胡坐をかいて猫を抱きかかえながら学習する児童もいるようです。<br />こうした児童は、集中力や学習意欲が低くおしゃべりをして静かな学習環境を乱してしまいます。公文教室では、うるさく指導していますが、一度ついた個癖はなかなか治りません。<br /><br /><span><strong><span>空手、少林寺、剣道、合気道等</span></strong>長年武道を修めていると、生死を分かつ格闘という特性から、極度の緊張感の中で集中できる強靭な精神力が求められるます。そうすると、知らずと「正中線」<strong><span>が真っ直ぐに立っています。</span></strong></span><br /><span><span>羽生結弦や<span>浅田真央等</span></span>フィギュアスケート選手は、ぶれない回転ジャンプを行うために、常に正中線を意識し真っ直ぐに立たせています。また、</span><span>一流の野球選手<strong><span>イチローや一流のサッカー選手本田や長友の歩き方や走り方は、武道の達人の歩き方に酷似していると言われます。<br />正中線の立つアスリートは、怪我をし難いそうです。<br />また、一流のピアニストやバイオリニストや歌手も正中線が真っ直ぐに立っています。<br />背筋を伸ばすことで、音程のミスをなくし、感性が研ぎ澄まされるそうです。<br /></span></strong></span>更に、<span>一流の料理人も、<strong><span>例外なく正中線が確立されています。<br /><strong><span>正中線の立つ料理人は、味覚・嗅覚が研ぎ澄まされるそうです。</span></strong><br /></span></strong></span></span></strong><span style="color: #008000;"><strong><span style="color: #0000ff;">優秀児童は、例外なく、正中線が真っ直ぐに立っています。<br /></span><span><span style="color: #0000ff;">正中線の立つ優秀児童は、ミスが少なく短時間で多くの問題を解きます。つまり、時間管理能力(例えば、お迎えの時間を基準にして、逆行的に<strong>学習を段取りする)</strong>と集中力に優れている特性があるため、短時間で成し遂げる<strong>作業量が多いのです。結果的に、学習効率と定着度が高くなり教材進捗度合が早くなります。</strong></span><br /></span></strong></span><strong><span style="color: #008000;"><span><strong><span><span style="color: #ff0000;">正しい学習姿勢とは、無駄話をせずに、脚を揃えて、腰を曲げずに背筋を伸ばして、胸を張る姿勢です。眼が、本から30cm以上離すように机や椅子の高さを調整し、明るい照明下で、正しい学習姿勢を保持する習慣付をお願い致します。</span><br /></span></strong></span><br /></span></strong> 【日記】 霧島市に優秀な私立小・中・高校を!! (H28全国学力・学習状況調査結果を踏まえて修正) Thu, 01 Jun 2017 08:17:15 +0900 1404642 https://polonaise1301.on.omisenomikata.jp/diary/1404642 1 平成28年度全国学力・学習状況調査結果<br />平成28年度の公立小・中学校全国学力・学習状況調査結果が9月29日に公表されました。<br />教育関係者や保護者に衝撃が走っております。<br /><strong><span style="color: #ff0000;">鹿児島県の小学校は、46都道府県中33位、<strong><span>中学校は、</span></strong>47<strong><span>都道府県中</span></strong>45位です。</span></strong><br /><strong><span style="color: #0000ff;">特に、公立中学校は極めて憂慮すべき結果です。</span><span style="color: #008000;">*注釈1<br /><br /></span></strong><a title="全国学力調査結果" href="http://todo-ran.com/t/kiji/16236"></a><strong>*全国学力調査ランキング<br /></strong>文部科学省の公表データー:<a title="文部科学省公表データー" href="http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/gakuryoku-chousa/sonota/detail/1375557.htm">#mce_temp_url#</a><br />①<a title="全国学力調査 中学校" href="http://todo-ran.com/t/kiji/16236">公立中学</a>校<br /> <strong><span style="color: #0000ff;">偏差値は、1位:福井県74,41、45位:鹿児島県37,65、46位:高知県37,65、47位(最下位):沖縄県19,77</span><span style="color: #0000ff;"><br /></span><span style="color: #008000;">鹿児島と高知は、同点ですので、実質、鹿児島は、最下位から2番目という低さです。</span></strong><a title="全国学力調査結果 小学校" href="http://todo-ran.com/t/kiji/16232"><br />②公立小学校</a>&nbsp;<br /> <strong><span style="color: #0000ff;">偏差値は、1位:石川県79,30、33位:鹿児島県43,83、<strong><span>46位(最下位):栃木県35,25</span></strong></span></strong><br /><strong><span style="color: #008000;">公立高校では、中学校で培われた学力だけでなく、勉学に対する意識、勉学環境・雰囲気及び学習習慣が、そのまま受け継がれますので、県内高校の教育レベルも心配です。<br />一般的な進学校の場合、大学進学を目指す生徒は、部活はどんなに遅くとも高校2年生の夏休み前には引退して受験勉強に集中させますが、鹿児島では、高校3年生になっても部活を続けるケースが多いようです。偏差値の高い大学へ進学する場合は、部活には参加せず、高校3年間は徹底して勉強に没頭します。<br />県内の教育レベルを底上げするには、公立小・中校の抜本的な教育改革が必要不可欠であり、焦眉の急を要する待ったなしの事態と云えます。<br /></span></strong><br />2 公立小・中学校の現状<br /> 当教室会員の保護者の中には、海外赴任経験や関西及び首都圏等教育レベルの高い国や地域からの転勤やI・Uターンにより霧島に居住しておられる非常に教育熱心な方々が多くおられます。こうした地域では、より良い教育を求めて、小・中学受験が当たり前のような気風になっています。そうした方々は、鹿児島の公立小・中学校の教育レベルの低さに強い危機感を持っておられます。<br />公文教室では、送迎時の話合い、面談や電話・メール等で、<span>頻繁に保護者の方々と意思疎通を図っております。</span><br />霧島市内の公立小学校に通う公文生は、授業が簡単すぎてつまらないという話をよく伺います。 例えば、某小学校1年の国語は、ひらがなだそうで、宿題は、「つ」を5個書くというものだそうです。本来のカリキュラム通りであれば、カタカナか簡単な漢字を習う段階のはずなのですが、、、とぼやいておられました。<br /> 優秀な子は、一番後ろの席に座らされボーッとつまらなそうにしているか、おしゃべりをして叱られるのだそうです。しかし、ある公文生は、分からない同級生に教えて「小さな先生」と呼ばれていると伺いました。<br />発達障害児童の急増を受けて、特別支援クラスだけでは対処できず、障害度が比較的軽い場合は、副担任やボランティア講師のサポートを受けながら一般クラスでも授業を受けているそうです。<strong><span style="color: #008000;">*注釈2<br /></span></strong>こうしたことが授業のレベルを低くしているのではないかしらと伺いました。<br />これは、公立小学校だけでなく、公立中学校でも同様な傾向がみられるそうです。<br /> 教育の機会均等は、知的な障害を負った子供たちだけでなく、優秀な知能を持った子供たちにも、公平に施されるべきなのではないでしょうか?<span style="color: #008000;"><strong>*注釈3</strong></span><br />現状では、そうした優秀児童は、識能だけでなく資質的にも優秀で、躾もしっかりと出来ているため学校で問題行動を起こすことがありません。<br />だからと言って、放置して良いものでしょうか?<br />&nbsp;数年前、こうした深刻な現状を、公立小学校の授業参観日に目撃した保護者(優秀児童)が、どうにかしてほしいと声を上げたそうですが、他の生徒の保護者から誹謗中傷を受けたと涙ながらにお話しされました。このお子様は、学力だけでなく文武両道の教育によりバランスのとれた人格が形成されています。しかし、抜きん出ているというだけで、他人の妬(ねた)みを買い、正に「出る杭は打たれる」の現状に暗澹たる気持ちになったものです。<br /> しかし、そのお子様は、中学受験を特待生待遇で合格し、私立の中高一貫校に進学して学年トップを維持し続けております。<br />高校生になったそのお子様は、英検準1級に合格し公文の研究コース(最終教材の先)を学習中ですが、京大か東大の医学部若しくは遺伝子工学を視野にいれて勉強しています。<br /> <br /> 当教室の某年長さんは、胎児・幼児からの丁寧な英才教育が行われました。妊娠中も、毎日毎日、読み聞かせや歌い聞かせをお腹の胎児に向かってなさいました。生まれてからも、歩けない赤ちゃんに、読み聞かせや歌い聞かせを続けられました。こうした努力の甲斐があって、このお子様の知能指数は異次元レベルに達しています。<br /><span>来年、小学校1年生になる頃には、</span>算数が分数計算~四則計算、英語・国語が中学生レベルに到達します。このお子様は、前例の件があったため、周囲には、公文の英才教育を施していることを隠され、優秀さが目立たぬように意を配っておられると伺っています。<br />こうしたお子さんは、何のために学校に通うのでしょうか?<br />こうしたお子さんは、精神年齢が高いために、普通の同級生との会話や遊びがつまらないといいます。放課後は、図書館に籠って本を読んだり、上級生が仲間となり得る芸術活動やスポーツに情熱を掛けたり、公文を併修しながら鹿児島市内の進学塾に通う小・中学生もいらっしゃいます。また、登校を拒否するお子様もいると伺いました。<br /><br /><span>また、茨城県取手市で、ピアニストを目指す当時中学3年生の女子生徒は、容姿端麗で、成績優秀でしたが、同級生の妬みを買っていじめられ</span><span>、2015年、「いじめられたくない」と日記に書き残して自殺しました。<br />教育委員会側の不適切な対応が話題となり、メディアで取り上げられ大きな反響を呼びましたが、優秀児童というだけで、いじめの対象となる公立中学校の現状に恐怖を感じた保護者が多かったのではないでしょうか。<br /></span>優秀児童の場合、ものの捉え方、考え方、感じ方や興味が、どうしても同年齢の児童より大人びていますので、波長や話が合わないことが多いようです。<br />この事件は、単なる学校や教育委員会の問題ではなく、年齢だけで学年を仕切り、能力別教育を不平等・差別と捉えて、画一的な教育を施そうとする国の教育行政や教育体制そのものにこそ、欠陥があるように思えてならないのです。<br /><br />本当に、もったいないです。<br />何時間もかけて、鹿児島市内の某私立小・中学校や某大学付属小に通わざるをえない公文生が何と多いことでしょう。鹿児島市内に引越された公文生のご家族もおられます。<br />こうした有名な小・中学校では、競争を善と捉えてお互いに切磋琢磨させていますので、子供達だけでなく保護者の間にも緊張感が漲っています。クラスは、<span>完全な能力別編成です。<br /></span>容赦なく、序列が付けられ公表されるのだそうです。成績の悪い場合、生徒だけでなく保護者の方々にも強い指導があるそうです。<br />土曜日にも授業がありますが、夏休み等には、数週間の合宿があり、宿泊しながら集中した学習が行われています。小学生といえど、これが1年生から6年生まで行われています。<br />ぬるま湯ではなく厳しい教育が行われるので、当然脱落者も出ますが、進学等の教育成果は他の追随を許さず、正に、鶏群の一鶴(いっかく)の様相を呈しています。<br /> <br /> しかし、霧島市から鹿児島市への通学には、時間も、労力も、お金も、もったいないなぁ~と溜息が出てしまいます。<br />私達家族が在英時、子供達が英国の学校で教育を受けたため、欧米のエリート教育の素晴らしさを肌で感じ取っています。<br />同年齢という枠組みだけで画一的な教育を受けさせるという日本の教育の仕組みには、玉石混合のように違和感を感じ、ある意味不公平のような気がしてならないのです。<br />才能豊かな神童が、日本の教育に埋もれて凡人に変わっていくケースが何と多いことでしょうか、、、<br />年齢にとらわれずに、学年<span>別クラス編成にとらわれずに、</span>能力に応じて自主的に学校や学年やクラスを選択できる仕組みや学校が欲しいものです。<br />欧米教育のこうした仕組みは、知的な障害児童だけでなく優秀児童にも、適正なレベルの教育を施せるが為に、子供達のやる気を大いに引き出しており、子供達が生き生きと学んでいます。<br />欧米では、優秀児童のための私立幼稚園・小学校・中・高校が沢山あります。<br />某有名進学塾の講師や<span>奈良県に住む専業主婦・佐藤亮子さん</span>のコメントにもありましたが、医学部や有名大学等への進学は、幼児教育から始まり11歳までに如何に質の高い教育を施すかにかかっていると指摘しています。<span style="color: #008000;"><strong>注釈4</strong></span><br />どなた様か、霧島市内に優秀児童のための私立幼稚園と私立小学校、出来れば、中・高校をつくって頂けないものでしょうか?&nbsp;<br /><br /><strong>3 当教室の対策</strong><br /><strong>全国学力調査結果を踏まえ、お子様の不動の学力を養成しつつ、個々の才能や人格を伸展させるように、色々な取組を行って参ります。<br />①<span style="color: #ff0000;">保護者様の意識改革と自己防衛策</span><br /><span style="color: #ff0000;"> 鹿児島の公立小・中学校の教育レベルにお子さまのレベルを合わせるのではなく、秋田、石川及び福井県等日本トップの教育レベルに照準を合わせる。</span><br />②面談や教室便り等による情報発信<br /></strong> <strong>秋田、石川及び福井県が、何故、日本トップの教育レベルを維持できるのかに関する情報を収集して、「学校教育、家庭教育、社会教育、知育、徳育、体育、食育、スマホやゲームのリスク、並びに、発達障害の原因となる農薬、化学物質や電磁波暴露の回避・逓減」という視点から分析・検討して、皆様にお伝えして参ります。</strong><br /><strong>③スタッフを充実させて個別指導を一層強化致します。</strong><br /><strong>④夏・冬・春の長期休みや連休には、当教室独自の集中学習及び合宿を行います</strong>。<br /><br /><strong><span style="color: #008000;"><br /><strong><span>注釈1<br />・東大合格者ランキング(高校3年生1000人当たりの割合で比較分析)では、1位:東京、2位:奈良県、3位:神奈川県、4位:兵庫県に次いで第5位:鹿児島県です。(但し、<strong><span>東大生や医学生を多数輩出する鹿児島ラ・サールの約2/3は県外出身者です。)</span></strong><strong><span><a title="東大合格者の都道府県別ランキング" href="http://todo-ran.com/t/kiji/12088">東大合格者の都道府県別ランキング</a></span></strong><br /><strong><span>・全国学力調査は、私立は含まれていません。<br />これらを踏まえると、鹿児島県の学力格差が著しく大きいことが分かります。<br />公立小・中学校の中でも、学力格差が広がっているようですが、特に、私立と公立の学力格差が非常に大きいことが推測されます。<br /><br /></span></strong></span></strong>・パチンコ出店率との相関関係<br /> パチンコの出店率でダントツ1位が鹿児島県、2位鳥取県、3位高知県で、ゲームセンター出店率のダントツ1位が沖縄県です。出店率の高い都道府県ほど教育レベルが低いという相関関係が見られます。こうしたギャンブル性の高い地域は、ギャンブル依存症の大人達が多く、借金や犯罪及び育児放棄等が絡みあった機能不全家庭の構成率が高くなる為、子供の教育上好ましいとはいえないようです。<br /><span style="color: #ff0000;"><br />注釈2 発達障害児童急増への自己防衛</span></span></strong><br />計算力や理解力が乏しくなかなか覚えられない、直ぐに忘れる、注意力散漫で落ち着きがない等の発達障害を抱える児童が近年急増して、通常学級1クラスに6.8% 在籍していますが、こうした現状が教育レベルを引き下げていることが指摘されています。<br /> この抜本的対策は、発達障害児童が何故増えているのかという大本の原因を突き止めて対策を講じることに他なりません。<br />国もようやく、世界的潮流に押され<strong><span style="color: #ff0000;">「エコチル調査」</span></strong>という10万人以上を対象とする大規模な疫学追跡調査を2011年から開始しましたが、これは、化学物質や電磁波等の環境因子が子供の脳や発育にどのような因果関係があるかを調べるもので、環境省が中心となって行っています。また、発達障害児童の急増を受けて、平成17年~23年の間に、「発達障害児童への教育・就労支援等に関する各種法制度」が集中的に整備されてきました。しかしながら、化学物質対策は手付かずの状態です。<br />他省庁や産業界に多大の影響を与えるだけに、強い抵抗が予想され今後とも有効な対策は期待できそうにありません。最近、やっと柔軟剤及び消臭剤の毒性が認知されてきましたが、未だにテレビでCM放送されています。妊婦さんや幼児さんの脳に与える影響は、非常に危険なようです。<br />是非、過去のブログ「<span style="color: #ff0000;"><strong>化学物質の魔の手からお子様を守って!!</strong>&nbsp;</span>」を御参照下さり、予防原則を重視してお子様を守って下さい。<br /><br /><strong><a title="NPO法人による発達障害児童急増への政策提言" href="http://polonaise1301.on.omisenomikata.jp/diary/1145318">NPO法人による発達障害児童急増への政策提言</a></strong><br /><strong><a title="化学物質の魔の手からお子様を守って! その1" href="http://polonaise1301.on.omisenomikata.jp/diary/495735">化学物質の魔の手からお子様を守って!!</a><a>&nbsp; その1</a></strong><br /><strong><a title="化学物質の魔の手からお子様を守って! その2" href="http://polonaise1301.on.omisenomikata.jp/diary/567112">化学物質の魔の手からお子様を守って!!&nbsp; その2</a></strong><br /><strong><a title="化学物質の魔の手からお子様を守って! その3" href="http://polonaise1301.on.omisenomikata.jp/diary/569615">化学物質の魔の手からお子様を守って!!&nbsp; その3</a></strong><br /><strong><a title="化学物質の魔の手からお子様を守って! その4" href="http://polonaise1301.on.omisenomikata.jp/diary/574586">化学物質の魔の手からお子様を守って!!&nbsp; その4<br /></a><a title="化学物質の魔の手からお子様を守って! その5" href="http://polonaise1301.on.omisenomikata.jp/diary/639826">化学物質の魔の手からお子様を守って!!  その5</a></strong><br /><strong><a title="電磁波からお子様を守って! その1" href="http://polonaise1301.on.omisenomikata.jp/diary/673973">電磁波からお子様を守って その1<br /></a><a title="エコチル調査" href="http://www.env.go.jp/chemi/ceh/">エコチル調査</a></strong><br /><span style="color: #008000;"><strong><br />注釈3 教育の機会均等<br /><span style="color: #000000;">憲法も法律も、「能力に応じた教育をしなさい」と定めています。<br />年齢に応じた教育ではないのです。</span><br /><span><strong>日本国憲法 第26条</strong><br /></span></strong></span><strong><span style="color: #ff0000;">すべての国民は、法律の定めるところにより、<span style="background-color: #ffff00;">その能力に応じて、ひとしく教育を受ける権利を有する</span><br /></span></strong><span style="color: #008000;"><strong>教育基本法第3条「教育の機会均等」<br /><span style="color: #ff0000;">すべて国民は、ひとしく、<span style="background-color: #ffff00;">その能力に応ずる教育を受ける機会を与えられなければならない</span>ものであって、人種、信条、性別、社会的身分、経済的地位又は門地によって、教育上差別されない。</span><br /></strong></span><br /><span><strong><span style="color: #008000;">注釈4 <strong><span>早期教育への投資が最も費用効果大<br /></span></strong></span></strong></span>東大生の3人に1人は公文生ですが、奈良県に住む専業主婦・佐藤亮子さんの子育て術が、今、話題となっています。<br />公文式教育を中核とした1歳からの幼児英才教育が施されています。<br />23歳の長男を先頭に次男、三男の3兄弟全員が、難関私学の灘中・高等学校(神戸市)から東京大学理科Ⅲ類(医学部)に合格させています。<br />公文式の指導に従い、公文学習と並行しながら、3歳までに、1万冊の絵本の読み聞かせと1万曲の歌い聞かせを行いました。<br /><span>子供の能力を進展させるために、能力相応の教育環境を、如何に真剣に模索していたかが分かります。</span><br /><strong>「文科省が信用できない」東大生3人を育てた驚異の教育法:<a title="東大Ⅲ類合格" href="http://dot.asahi.com/wa/2014081300032.html">#mce_temp_url#</a></strong><span><br /></span><strong>「12歳までに脳を鍛える」:</strong><a title="12歳までに脳を鍛える" href="http://dot.asahi.com/dot/2016020300209.html">#mce_temp_url#<br /></a><br /><span>これは、下記理論に実に忠実であることが分かります。~</span>下記グラフをご覧ください。~<br /><strong><span style="color: #ff0000;">早期教育への投資が最も費用効果大</span></strong>であることが分かります。<span><br /></span>ノーベル経済学賞を受賞したジェームズ・ヘックマン 米シカゴ大学経済学部特別教授(専門は労働経済学)は、幼児教育についてのプロジェクト「ペリー就学前計画」の調査データを分析し、「就学後の教育の効率性を決めるのは、就学前の教育にある」とする論文を、科学雑誌『Science』で発表しました。<br /><span>国の教育戦略上、就学前の教育を強化することで、</span>働き手の能力が高まり平均所得が増えて犯罪率が低下するという成果を産みます。このことが<span>経済波及効果を増幅させ、</span>納税率や社会保障費の納付率が上がり、一方、政府の支出である生活保護費受給率が低下します。この結果、国家財政基盤を盤石にすると共に様々な分野の国家の活力を向上させてゆくのです。<br /> 家庭の会計上、ある試算では、1ドルの早期幼児教育投資に対して、青少年期に3ドルの学費費用が節約でき、さらには成人期の教育においても8ドルの節約ができるといわれています。また、<span>就学前の教育費、諸経費、そして社会に還元される利益を考えると、その投資収益率は15~17%と言う試算があるとの事です。</span><br />一般の投資において、この様なリターンの高い投資はなく、それ故に、&ldquo;子供の教育への投資&rdquo;が最も費用対効果が高い投資、と言われる所以です。<br /> <strong>①シンガポール</strong><br />OECDによる「15歳の時点での国際学力比較ランキング」では2015年に世界トップにランクされたのが人口550万の多民族国家シンガポールです。<br />一般家庭が0歳からの幼児英才教育(2歳からほぼ全児童が就学前教育に参加)を行うことで有名で、優れた英才教育を求めて海外から留学や移住する外国人が多いことで有名です。行政機関は教育省(Ministry of Education)で、国の人的資源を最大限に活かすという方針のもと歳出予算が毎年常に全体の2割以上を占め、国防省に次ぐ規模です。 二言語政策のもと二か国語教育が一般的であり、能力主義、実学主義を徹底しており、教育熱心な国として知られています。<br />因みに、大学の教育水準が非常に高いことでも知られています。<br />大学評価機関「クアクアレリ・シモンズ(Quacquarelli Symonds)」が2015年9月に発表したランキングでは、<a title="シンガポール国立大学" href="https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%82%AC%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%AB%E5%9B%BD%E7%AB%8B%E5%A4%A7%E5%AD%A6">シンガポール国立大学</a>(世界ランク12位、アジアランク1位)、南洋理工大(世界ランク13位、アジアランク2位)が有名です。(日本の世界ランク:東大34位、京大37位)<br /><br /><strong>②スェーデン及びイスラエル</strong><br />北欧のスェーデンは、アルフレッド・ノーベルを輩出した世界有数の科学技術立国ですが、1歳からの就学前教育により高い教育水準を維持しています。また、ノーベル賞を多数輩出するユダヤ人国家イスラエルは、国土は小さいながらも、中東アラブ国家群を敵に回しながらも独立を堅持してきた気概に満ちた国ですが、3歳から18歳までが義務教育期間になっています。 <span>「さもありなん」と頷けます。</span>&nbsp; 【日記】 霧島市に優秀児童の為の私立小・中高校を!! その2 Tue, 23 May 2017 15:06:04 +0900 1548511 https://polonaise1301.on.omisenomikata.jp/diary/1548511 <strong>1 芦田愛菜ちゃんが超難関私立中学に複数合格</strong><br /><a href="https://news.nifty.com/topics/keyword/%E8%8A%A6%E7%94%B0%E6%84%9B%E8%8F%9C/160530000781/">芦田愛菜</a>(12)ちゃんが、偏差値70を超える最難関の都内名門私立中学に合格したと報じられました。<br />女子学院中学校(偏差値75)、桜蔭中学校(偏差値75)、豊島丘女子学園中学校(偏差値74)、慶応義塾中等部等(偏差値74)の何れかに合格したのではとの情報がありますが、何れも、東大や難関医大へ多数輩出することで有名です。因みに、鹿児島で偏差値が70を超えるのは、ラ・サール(偏差値73)だけです。<br />この偉業に、マスコミや世間からは愛菜ちゃんを賞賛する声が多くあがっていますし、芸能界でも評価はうなぎ昇りのようです。<br />NHKのクローズアップ現代(2017.2.15)までもが、これに刺激を受けて当たり前になった中学受験の現状を伝えています。<strong><span style="color: #008000;">(注釈)</span></strong><br />以下は、マスコミや芸能関係者の大方の評価は次の通りです。<br /><br /> ■付加価値を得て、芸能界での座席を確保<br />①「愛菜さんの評価は、かわいらしい子役ではなく、演技力のある女優。ドラマ『OUR HOUSE』(フジテレビ系)での低視聴率が記憶に新しいですが、今回の難関中学合格でそれも帳消しでしょう。演技も勉強もできる才女の印象を世間に植え付けた。さらに、彼女の勉強法などは受験を控える親にとって興味深いものでしょう。今回のニュースは、愛菜に様々な付加価値を生みました。演技的評価だけではなく、12歳にして人物的評価もうなぎ上りですよ」(芸能関係者)<br /> ②「中学生にして高学歴、バラエティも演技もできる子役なんてそうは出てこない。間違いなく、芦田愛菜へのオファーは増えていくことでしょう。ただし、有名私立中学の中には芸能活動を禁止している学校も多く、進学したら芸能活動を休止することも考えられます。子役は露出を続けて人気を維持させることが必要で、3年間も露出がなければ当然、人気はなくなります。ただ、愛菜さんは例外です。たとえ芸能活動を休止しても、今回の件で女優・芦田愛菜の座席を芸能界に確保したといえます」(芸能関係者)<br />③入れ替わりの激しい子役業界だが、愛菜は他と一線を画す存在となった。そして、彼女の将来には様々な選択肢が広がっている。12歳にしてすでに&ldquo;芸能界&rdquo;への道を確かなものとして選ぶことができるその才能に、改めて『おめでとう』と言いたい。(ジャーナリスト)<br /><br /><strong>2 私達の目指す方向 </strong><br />私達は、芦田愛菜ちゃんが子役としてテレビに登場した当初からIQの高さが直観で分かりました。胎児・幼児からの丁寧な英才教育が施されていると確信し、2011年に本ホームページを立ち上げた際に、一番最初のブログで紹介したほどです。あれから、ずっと注視していましたが、「案の定、やってくれたなぁ~」と思いました。<br /><a title="天才子役芦田愛菜はどうして育てられたのでしょう?" href="http://polonaise1301.on.omisenomikata.jp/diary/88554"><br />天才子役芦田愛菜はどうして育てられたのでしょう?(2011.6.11ブログ)<br /></a><br /> 今、当教室では、ベビー公文から開始した優秀な幼児さんがどんどん増えてきています。<br />お子様は、家庭環境や経済状況が異なり、持病、アレルギーや発達障害等を持つ場合もあり、ご家庭の躾状態や教育方針も千差万別です。<br />私達は 、教室の門を叩かれる保護者様から、こうした状況の特質を把握させて頂き、それぞれの家庭教育方針や御希望に沿って、個別の指導計画を立てて教育をして参ります。<br /> ただ、できれば、優秀なお子様の場合は、将来、アスリートやアーティストを目指すよりも、世界で活躍できる政財界のリーダー、ノーベル賞を受賞できるような科学者や研究者や執筆家、教育者、医者、弁護士や会社経営者等を目指して頂きたいと勝手ながら思料致しております。<br />ただ、優秀児童のご家庭でも、こうしたことを正面からお話しさせて頂くと、「家は、そこまでは、、、」と引かれることが多々あります。<br />「なかなか、むずかしいなぁ~」と溜息が出ることが良くあります。<br />最近は、こうしたことを直接的に一遍にお伝えするのではなく、先ずは、バランスのとれた全人教育(知徳体食)を強調させて頂きながら、保護者様とともに共育することを心掛けております。<br /> そして、機が熟した頃合いに、「勉学により大成を期すよう本腰を入れて参りませんか?」とお伝えできればよいかしらと思料致しております。<br /><br />私は、以前、東京都内で公文教室を開設していましたが、中学・小学受験は当たり前のような地域でした。<br />その地域では、名門私立小・中・高・大学が数多く存在しており、塾や教室が林立している学園都市でした。朝夕の通学時は、私立校の制服を着た子供達が、通学路を埋め尽くして歩く活気溢れる街です。<br /> 私立小学校に行けない場合、中学受験が当たり前のようになっている当地域の公立小学校区に、家族で転居したり、アパートを借りて一時期的に住んだりというケースが多いのです。そうでないと、学級崩壊や虐めが多発している学校に通わざるを得なくなる、、、というふうに、子供を守り、質の高い教育を求めて「小学校を選ぶ」のが当たり前になっているのです。中学受験のため、公立小学校も選ばれる時代なのです。<br />鹿児島にUターンして霧島市に教室開設当初はこのギャップの大きさに驚いたものです。<br /> 霧島市では、優秀児童に育てても、中学校に入学すると部活が忙しいからと、教科数を減らしたり、プリント枚数を減らしたり、或いは、部活に専念するために退会されるケースもあります。<br />東京の教室では、あり得ない話です。<br />鹿児島が全般的にそのような雰囲気にあるため、優秀児童のご家庭でも、これに右習いされるケースが出てくるのでしょうか、、、?<br /> <span style="color: #0000ff;">芦田愛菜ちゃんは、俳優活動を含め勉強以外の無駄な事は徹底して排除しています。</span><br /><span style="color: #0000ff;">中学受験準備時期は、休日は、1日12時間勉強したといいます。</span><br /><span style="color: #0000ff;">また、本の虫としても有名です。<br /></span>彼女の20畳程の部屋の全ての壁面は、床下から天井までの造り付けの本棚で構成され、数千冊に及ぶ分野ごとの書籍が、びっしりと綺麗に整理整頓されて収納されています。<br /><span style="color: #0000ff;"><span style="color: #ff0000;"><strong>1年間に120冊以上</strong></span>の本を読むそうです。12歳までに読んだ本は1000冊以上に上ります。5歳のときには、英国の推理作家アガサ・クリスティの本に夢中になり、何度も読み返したそうです。これまで一番感動した本は、9歳の時に読んだIPS細胞でノーベル賞を受賞した山中教授の自述伝だそうです。その本に出てくる諺で「人間万事塞翁が馬」が座右の銘になっているそうです。(レベル的には、一般的に、高校生以上の大人に読まれている本です。)</span><br /><span style="color: #0000ff;">因みに、ゲーム機の遊びは一切しないそうで、とにかく、暇さえあれば、ずっと本を読んでいるそうです。落ち着いた品格溢れる才色兼備のオーラーは、大人の才媛そのものですが、これは圧倒的な読書により形成されたものです。。</span><br />霧島市でも、小学生高学年で、これだけの時間、勉強に集中できて、本好きな公文生を数多く育てたいものです。<br />芦田愛菜ちゃんが合格したレベルは、鹿児島ではラ・サール&nbsp;です。<br />公文指導者間では通説になっていることを一つ御紹介致しますと。<br />それは、ラ・サール在校生には、優秀な公文生OBが多数在席していますが、問題は入学してからなのです。ここで、上位に食い込まないと、東大、京大や難関医大への合格は難しいのが現状なのです。そのためには、ラ・サール合格は当然ながら、合格後を視野に入れて、少なくとも入学前までには、つまり、小学校6年生までには、「公文3教材(英・数・国)は、高校教材を終了するレベルに到達しておきなさい。」というのが、私達公文指導者の一般的な見解なのです。<br /><br /><strong>3 英才教育の節目:「3歳の壁」と「9歳の壁」</strong><br />私達が引用する指導隠語に<strong><span style="color: #ff0000;">「3歳の壁」</span></strong>があります。<br />&nbsp;芦田愛菜ちゃんのように、偏差値が70を超える超難関校へ進学する子供達は、天才的な頭脳を持っていますが、実は、こうした天才児は、3歳までに決まってしまうのです。<br />遺伝よりも環境によってIQの器が決まってしまうのです。<strong><span style="color: #0000ff;">3歳までに脳の7割が形成されますので、胎児から丁寧な英才教育を施すことで、どのご家庭にも天才児が育まれるのです。<span style="color: #ff0000;">胎児~3歳までの4年間は、最も重要な育児期間です。</span></span></strong><br /> 更に、私達が頻繁に引用する<strong><span style="color: #ff0000;">「9歳の壁」</span></strong>があります。<br /><span style="color: #ff0000;"><strong>9歳までに、学習意欲、自学自習力、学習習慣及び読書習慣を養成しておかないと、勉学で大成を期すことは極めて困難であるという事実です。<br /><span style="color: #008000;">こうした資質、習慣や躾がなされていないお子様を、10歳以降にお預かりして、偏差値の高い進学に成功した事例は、数件の例外を除き殆どありません。</span><br /></strong></span>これらを踏まえて、英才教育大綱を定めています。<br />細部は、サービスメニューを御覧下さい。<br />私達は、これまで様々な公文生を指導して参りましたが、経験上、これを日々痛感しております。<br />早期教育の重要性は、いくら強調しても、し過ぎることはありません。<br /><br />①<a title="幼児英才教育の原理・原則" href="http://polonaise1301.on.omisenomikata.jp/menu/88449">幼児英才教育の原理・原則</a><br />②<a title="幼児英才教育の段階" href="http://polonaise1301.on.omisenomikata.jp/menu/1561945">公文式幼児英才教育の段階</a><br />③<a title="子尾s建は、チームプレー" href="http://polonaise1301.on.omisenomikata.jp/menu/1561854">子育てはチームプレー</a><br />④<a title="脳科学から見た幼児教育の現状" href="http://polonaise1301.on.omisenomikata.jp/diary/103659">脳科学から見た幼児教育の現状</a><br />⑤<a title="脳の機能を強化する" href="http://polonaise1301.on.omisenomikata.jp/diary/109029">脳の機能を強化する<br /></a>⑥<a title="何故、幼児英才教育ほど情操教育が大切なのでしょうか?" href="http://polonaise1301.on.omisenomikata.jp/diary/108023">何故、幼児英才教育ほど、しっかりとした情操教育が大切なのでしょうか?</a><a title="脳の機能を強化する" href="http://polonaise1301.on.omisenomikata.jp/diary/109029"><br /></a>⑦<a title="才能逓減の法則と才能拡散の法則" href="http://polonaise1301.on.omisenomikata.jp/diary/106911">才能逓減の法則と才能拡散の法則</a><br /><br /><strong>4 優秀児童の為の私立幼稚園・小中高を霧島市へ</strong><br />&nbsp;当教室では、こうした偏差値の高い中・高校への進学を考えておられるご家庭が多いようです。特に、鹿児島市では、より高いレベルの教育を求めて、鹿児島市内だけでなく、福岡、長崎、広島、関西、関東の有名私学を求めて、複数校の越境受験が当り前のように行われています。<br />霧島市でも、優秀児童のための私立幼稚園・小・中学校の潜在的なニーズは、非常に大きいと推測しております。<br />どなた様か、霧島市に優秀児童のための私立幼稚園・小・中・高校を創設して頂けないものでしょうか?<br /><br /><strong><span style="color: #008000;">*注釈</span></strong> 民放で、「下剋上受験」というテレビ番組が放送中です。事実に基づいてドラマ化されていますので、教育レベルの高い地域の実態がご理解頂けます。<br />尚、NHKのクローズアップ現代(2017.2.15)は、教室で録画してあります。&nbsp;<br /> 子供の教育に、保護者様が全身全霊で取り組む姿勢が印象的です。&nbsp; 【日記】 自学自習の鍵は、国語力 Fri, 19 May 2017 08:10:43 +0900 1564647 https://polonaise1301.on.omisenomikata.jp/diary/1564647 最近、小学校での英語教育が始まってから、当教室でも英語の履修者が増えています。<br />当教室のH28年英検実績は、英検準1級を含む合格者(小中高)を21名出すことが出来ました。<br /> 因みに、大学入試センター試験は、5年後を目途に、英語がなくなります。<br />その代り、民間や公益法人の英語能力評価機関が実施する試験(TOEIC、TOFUL、英検等)を受験することが求められるのです。<br />これは、マークシート方式主体のセンター試験では、評価し難い「読む、書く、聞く、話す」の語学4機能分野をより正確に判定することが狙いです。<br />こうした動きもあり、少し気になっていることが御座います。<br />国語より、算数と英語の2教科履修する公文生が多いのです。<br /> 英語とは、語学学習ですが、そもそも、語学とは、所詮、コミュニケーションの手段に過ぎないという点です。当たり前ですが、イギリスやアメリカに行けば、ホームレスの人でさえ英語を話せます。<br /> 語学は、学問というよりも慣れるべき要素が大きいのです。<br /><br /><strong>1 何が重視されるのか?</strong><br />日産、楽天等大手企業が、社内言語を英語にする動きが加速しています。<br />外国人を含む社内会議で、様々な問題に対する対応策、提案、計画等を担当者が起案して、英語でプレゼンテーションし、これらの質疑応答が行われます。<br />これは、あるお方から伺った話です。<br /> Aさんは、自分が企画した案を、流暢な英語で完璧なプレゼンを行い、綺麗な発音で質疑応答に対応できました。誰もが、そのネィティブ並みの英語を賞賛したそうです。<br /> 一方、Bさんは、英語が大の苦手で、発音は間違いだらけの日本語発音です。おまけに、田舎の方言訛りが混じっているものですから、会議中あちらこちらから、クスクス笑いがこぼれたそうです。 顔を真っ赤にし、冷や汗ビッショリニなりながら、何とか自分の企画案を説明しました。<br /> さて、結果はどうなったのでしょうか。<br />結局、取締役会で採用された企画案は、Bさんの案だったそうです。社長以下、常務全員が一致してB案を高く評価したそうです。<br />ここで申し上げたいことは、企業等一般社会が求めているのは、<span style="color: #ff0000;"><strong>「中身ですよ!」、「質ですよ!」</strong></span>という点です。上辺ではなく、中身が本物であるかどうかが問われているのです。&nbsp;<br />英語が、いくら流暢で優れていても、評価されるのは英語力ではなく、企画案の中身、質ということです。Bさんは、英語力がAさんより劣っていても、「考える力」は優っていたのです。<br />海外展開するグローバル企業では、英語は、使えて当り前ですから、求められるのは、英語をツールとして使いこなした上で、「<strong>何が出来るのか?」</strong>が問われているのです。<br /><br /><strong>2 活字離れの加速<br /></strong> <span>当教室の公文生に聞いた話ですが、某小学校では「予習をしなくてよい。」 と指導しているそうです。<br />私達が驚いて理由を聞いても、「理由が分からない。」というのです。</span><br /><span>何故なのかしら、、、とずっと気になっていましたが、ある方からのご指摘で、なるほどなぁ、、、と合点がいきました。<br /></span><br /><span style="color: #008000;">「あんた、知っとうねぇ。鹿児島は、パチンコ出店率が全国1位って、それもダントツなんよ。どげな田舎でもパチンコだけは繁盛してるわな。ギャンブル依存症になっている大人が多いらしよ。<br />この前も、近所の農業やってる夫婦が、パチンコにはまって田畑を売ったらしいけど、サラ金にも手を出してしまって家や田んぼが競売に出されたらしいって、結局、離婚してどっかに引越していったよ。<br />ギャンブル好きの家庭崩壊って、今も昔もおんなじだぁ<br /><span>パチンコ夢中になって、</span>真夏に駐車場に赤ちゃんを置いたままで死なせたり、腹いせに虐待したり、、、金、金、金で、借金作っちまって育児どころじゃないよね<br />パチンコ好きな人は、ゲームにはまりやすいから本や新聞を読まないよね、、、、全般的に、どこもかしこも本離れが加速してるからね。<br />パチンコ出店率とゲームをする時間は相関関係にあって、全国学力調査結果とは負の相関関係が見られるって聞いたことがあるけど、たぶん、鹿児島の子供達は、スマホやゲームをする時間が多いんじゃないの。<br />親が本を読まなければ、子供が本を読むわけないよね。<br />親がゲームやってて、子供にゲームするなって言えないよね、、、<br />本を読む癖もないけど、ゲームやスマホが忙しくて本を読む時間もないってわけ、、、だから、教科書も読まないんじゃないの、、、というか、読んでも分かんないんじゃないの、、、、?<br />だから、たぶん、予習できないんだよ。</span><br /><span><span style="color: #008000;">あたいらが、子供ン頃は、予習と復習は必ずやりなさいって言われたもんだけどね、、、これじゃ鹿児島の教育レベルは上らんよね、、、」</span></span><br /><br /><span> 事の真相は良く分かりませんが、これを伺って、学校では、予習に時間を掛けさせるよりも、宿題や復習に重点を置くよう指導せざるをえないのかもしれません。&nbsp;</span><br /><br /><strong>3 自学自習の鍵は、国語力にあり<br /></strong><span style="color: #ff0000;"><strong>第1項のBさんの「考える力」とは、思考力とも云いますが、これは、分析力、創造力、推察力、観察力、構想力、企画力、作文力等に細分化できます。<br />これは、主に国語によって養成される力です。</strong></span><br />しかし、この思考力は、一朝一夕には養成されません。<br />幼少の頃から、読み聞かせにより、本好きにさせ、知的好奇心を喚起するよう丁寧に育てていかなければなりません。<br />算数、社会、理科等は、全て日本語で教育が行われます。教科書は、日本語で記載されています。これらを読んで理解する力は、<strong><span style="color: #ff0000;">読解力</span></strong>と云いますが、これは、取りも直さず、国語力なのです。<br /><strong><span style="color: #ff0000;">自学自習力を身に付ける上で、国語力は、必要不可欠なものです。<br /></span></strong>お子様が、親のサポートを受けずに自分の力で学習するためには、教科書や参考書に記述してある日本語の文章を、辞書を引きながら自分の力で読み取って理解できる能力が絶対条件として必要不可欠です。<br />学年が上がるにつれ、漢字や熟語が増え、文章の量が増え内容も難しくなっていきます。国語力がないと文章の内容を理解できないため、常に誰か他人に教えてもらわなければなりません。こういう状態を、自学自習とは申しません。<br />教室で学習指導していると、これを痛切に感じます。<br />国語力の乏しい公文生は、直ぐに私達スタッフに「わかんない、教えて」と聞きに来ます。自分で考えようとしないし、直ぐに他人を頼る癖があります。<br />宿題も、空欄が多いという特徴があります。<br /> 従って、国語力の低い児童は、予習することが苦手なため、何の興味や疑問や問題意識を持たないまま学校の授業に臨みますので、授業内容への関心度が低く理解不十分なままで終わる傾向にあります。<br />授業中に理解できないということは、当然ながら、ご家庭で、復習することできませんし、思考力を要する宿題もできないということになります。<br />そうなると、どうしても、保護者か家庭教師等の誰かが、ピッタリとくっついてワンツーマンで教えなければならなくなります。<br /> お子様に、出来るだけ早い段階に、親を頼らずに、自立して自分の力で学習する為には、どうしても国語力が必要不可欠なのです。<br />公文3教材(国数英)の中で、最も時間がかかるのが国語教材です。<br />何故なら、文章を深く読み込んで流れ(構文)を把握して文意を汲取り、何が問われているのかを、腰を据えて静かにじっくりと考えこまなければ回答を得ることが出来ないからです。裏を返せば、国語教材に取り組むことで、それだけ、高度な思考力が養成されることを物語っているのです。<br /> <strong><span style="color: #0000ff;">幼児からの英才教育で、高い学力を身に付けるには、国語は、英語より重要と申し上げても過言ではありません。<br /> 国語の重要性が身に染みて分かるのが、高校数学に入った時です。<br /> 例えば、集合及び命題と条件・証明が、<strong><span>高校数学Ⅰの初期段階で出てきますが、これは、数学といえど、<span style="color: #ff0000;">90%は国語力</span>です。<br />特に、文章を読んで理解する<span style="color: #ff0000;">「読解力」</span>が決定的な要因になります。<br />国語力が不十分な場合、計算力があっても、ここでつまずいてしまいます。高校数学は、計算力、<strong><span>読解力及び暗記力のトータル的な総合力が要求されるのです。<br /></span></strong></span></strong> 従いまして、公文の教育技法上、算数・数学は、国語と一体化して履修することが大前提となっているのです。<br /></span></strong> 公文の国語は、非常に優れた教材ですので、できれば履修して頂きたいのですが、ご事情が許さない場合は、ゲームやテレビよりも、<strong><span style="color: #ff0000;">本や新聞や図鑑を読むこと、そして、手紙、日記、要旨文や感想文を書くことを習慣化させて頂きます様、切にお願い申し上げます。</span></strong><br /><br /><strong>4 <span style="color: #ff0000;">日本民族の高邁な精神性を形成するのは美しい日本の言葉</span></strong><br /> 日本民族のおもてなしの精神や気配り、そして、実直な勤勉性は世界一です。<br />これは、日本民族の長い歴史や文化によって築かれてきたものです。<br />美しい日本語で書かれた古事記、源氏物語、四書五経、論語、俳句、葉隠、南洲翁遺訓等が武士道の精神を築き、現代に生きる私達のDNAにも脈々と流れているものです。<br />日本が、道義大国として世界の平和と安定に貢献できるように、これからも、日本語の教育、歴史や文化を守り継承していかなければなりません。<br />英語は、確かにグローバル化する世界の共通語であり、日本人が国際人として、世界の人達と仲良く交流を深める上で必要不可欠なものです。<br /> しかし、<strong><span style="color: #ff0000;">真の国際人であるためには、先ずは、私達が、日本人であることに誇りを持ち、日本の歴史や伝統・文化に精通していなければなりません。</span></strong><br />そうした意味で、国語や日本の歴史・文化を学ぶことは非常に重要だと思料致しております。<span style="color: #008000;"><br /></span> 【幼児英才教育は胎教から】 子育ては、チームプレー Fri, 12 May 2017 08:09:26 +0900 1561854 https://polonaise1301.on.omisenomikata.jp/menu/1561854 <span><span style="color: #ff0000;"><strong><span style="color: #000000;"><strong>下記は、当教室独自の調査研究及び指導実績ににより導き出したものです。<br /></strong></span><br />1 子育てはチームプレー</strong></span><br />イスラエルのゴールドラット博士が提唱した制約理論を端的に言うならば、<strong><span>「仕事は一人ではできない。チームプレーでやれ!」</span></strong>ということです。<br />子育ても、全く同様なのです。<span>&nbsp;<br />子育ては、チームプレーが必要不可欠です。<br /><strong><span style="color: #ff0000;">夫婦共働きのご家庭における子育ては、お母さんだけでなく、お父様が積極的に関わる必要がありますし、御祖父母様等のご協力があれば理想的な子育てが可能です。</span>(注釈1)</strong></span><br /></span><span>核家族社会で、母親が、孤立した育児環境の中で、市販教材を購入されてご自身でなされるケースがありますが、情報や刺激が乏しくマンネリ化したり、偏狭的手法から能力に偏りが出たり、学ぶ意欲を削いだり、育児ストレスが溜まって継続性が途切れたりと、なかなか上手くいかないことが多いようです。<br /> 子育てを、お母さんお一人でなさると多大なストレスでご自分だけでなくお子さんにも悪影響が生じかねません。当教室には、同じ悩みを抱えるお母さん方や子育てを終了した先輩ママさんが沢山いらっしゃいます。また、定期的に保護者のための講習会や面談会等が企画されております。<strong><br /><br /></strong></span><span style="color: #ff0000;"><strong>2 読み書き計算・英語の絶対感覚養成のチームプレー(役割分担)<br /></strong></span>読み書き計算・英語の絶対感覚の養成を、1H5Wで、つまり、誰が、誰に対して、何のために、いつ、どこで、どのようなやり方で行うのかを、事前に計画して継続的に実践し、その実績を記録して、評価・判定し、これを次の計画や実践に反映させていくことが重要です。<br />漠然とした目的で、その時々のフィーリングでやったりやらなかったりしていては、大した成果を上げることはできません。<br /> お母様一人で抱え込むのではなく、家族会議等を開催して、お父様、祖父母様等色々な方々と丁寧に話合って、現状を理解して頂き、絶対感覚養成上の役割を分担して頂くことが大切です。合意に至ったならば、お母様が、日々のタスク(やるべき仕事)をスケージュール管理して、ご協力して下さる方々に、日々、指示を出します。<br />乳幼児教育期間は、お母様が、司令塔になるのが一番良いようです。<br />各人は、委任された役割を、責任を持って遂行する覚悟が必要ですし、チームの中では、報告・連絡・相談を密に行い、風通しの良い気風と信頼関係を維持しなければなりません。<br />諄いようですが、<span style="color: #ff0000;"><strong>子育ては、チームプレーです!!<br /></strong><strong>お子様が、旺盛な学習意欲、自学自習、学習習慣及び読書習慣が養成されるまでは、ご家庭では、公文タイムを設け、必ず、チームの一員としての保護者様が、お子様に寄り添って一緒になって学習して頂くようお願い致します。</strong></span><br /><br /><span style="color: #000000;"><strong>(1) 読み聞かせ</strong></span><br /><span> 読み聞かせは、誰が、何を読んであげるかが非常に重要なのです。</span><br /><span>読み聞かせの本質的な目的は、</span><strong>「聞く側のお子様に、読む人の感性と物語の感性の両面を写し取らせることで、善良なる資質を育み、信頼関係を築き、知的好奇心を育みながら本を読むことや学ぶことを大好きにさせる。」</strong><span>ということなのです。</span><br /><span>絶対的な語学感覚が養われて、語彙力が増え、知能指数が高まるというのは結果として付いてきますが、あくまで副次的なものとして捉えるべきものなのです。</span><br /><span>従いまして、以下の</span><strong><span>「読み聞かせ3要件」</span></strong><span>を満たしていなければなりません。</span><br /><strong><span>①読む人は、善良なる感性を持ち、本好きで明るく感情豊かである。</span></strong><br /><strong><span>②読む本は、善良で、多種多様で、能力相応である。</span></strong><br /><strong><span>③継続的に沢山の読み聞かせの時間を設ける。</span></strong><br /><span>そして、図書館書士等児童文学のスペシャリストの指導の下、能力相応(年齢に捕らわれないこと)の厳選された絵本を読んであげることが大切です。</span><span><strong>(注釈2)</strong><br /><span>本屋さんやネットショップで様々な絵本を購入できますが、絵本であればどれでも良いかというと、そうではありません。商業主義に乗せられ、消費者の歓心をくすぐる色とりどりの綺麗な絵や可愛い絵が跳び出したりするなど、中身よりも上辺の見た目を重視して、上品におしゃれに着飾るものが意外と多く存在しています。</span><br /></span><span>「言霊(ことだま)」と申しますが、字や絵には念が宿ります。作家が、絵を描いた人が、美しい魂を持った人で、子供の心に善良なメッセージが伝わらなくてはならないのです。</span><br /><span>絵本は、シンプルなだけに、表面に出ない作者の強い思いを子供の心にどのようにすれば響くのかを熟考して創意工夫しなければなりません。奥が深いのです。</span><br /><span>また、読み聞かせは、お母様だけでなく、色々な方にして頂いた方が、バランスのとれた多様な感受性や社交性、コミュニケーション力を育む上で大変重要なことなのです。</span><br /><span>つまり、人間は完璧ではありません。親の長所は受け継いでも短所は受け継いで欲しくないものです。読み聞かせを通して、色々な人に身近に触れることで、親の短所を補完して相殺できるのです。</span><br /><span>読み聞かせの主体は、母親になりますが、いつも母親だけが単独で行うと、どうしても自分の好みに走りがちで単調で変化に乏しく、感性、性格や知的能力に偏りが出てしまいかねません。読み聞かせをする人の心が、正しく、明朗で、愛情に溢れて、美しく清らかな方々に、触れ合う機会をできるだけ多く作って、読み聞かせして貰った方が良いのです。</span><br /><span> 公文では、優秀児を育むために</span><span style="color: #ff0000;"><strong>「歌200読み聞かせ1万賢い子」</strong></span><span>をキャッチフレーズとして使用していますが、これは公文の長年の経験値から導き出されたものです。</span><br /><span>読み聞かせ1万回とは、1冊の本を平均10回読み聞かせたとして、1000冊の本を必要とするのです。また、当教室では、童謡200曲は、配布するCDを一緒に口ずさみながら胎教からの歌い聞かせをお願いしております。また、 読み聞かせのお話に合った美しい音楽をバックグランドミュージックとして流しながら、絵本を読むこともできます。</span><br /><span>これだけの量をお母様一人でこなすことは、読み聞かせや歌い聞かせそのものにも膨大な時間を要しますが、本やCDを揃えるだけでも大変な労力とコストがかかります。</span><br /><span>父親、祖父母、叔父伯母、お友達、幼稚園教諭や保育士、行政、NPO等市民活動団体、老人ホームのお年寄り、図書館及び公文教室等を最大限に活用して頂きたいと思います。</span><span><strong>(注釈3)<br /></strong></span><span> 食事が偏ると健康を害しますが、</span><strong><span>読み聞かせは、心の食事、心の栄養素</span></strong><span>なのです。</span><br /><span>上記3要件を満たすバランスのとれた心の食事のみが、健全なる精神の発育に寄与するのです。</span><br /><span>栄養となる食べ物は、人工の手が加えられていない自然なものが優れています。人工甘味料、人工調味料、人工着色料、人工保存料等化学添加物、放射能や農薬等に侵されていないことが、アレルギー、病気や障害を引き起こさずに健康を維持できますが、読み聞かせは、これと同様に注意深く厳選する必要があるのです。読み聞かせは、妥協せずに本物志向にこだわって頂きたいと存じます。<br /> また、<strong><span style="color: #0000ff;">漢字、四字熟語、諺、慣用表現、俳句、百人一首及び論語等のフラッシュカードで唱和させると、難解な語彙を忽ち覚えてしまいます。<br /></span><span style="color: #0000ff;">フラッシュカードは、右脳によるイメージ(写真的)な記憶力を強化する上で、非常に有効な手段です。</span></strong><br /></span><strong>(2) 数遊び<br /></strong>下記の例のように、幼い頃から日常のあらゆる機会を捉えて数感覚を養成しましょう。<br />・ボールでキャッチボールしながら回数を数える。<br />・サイコロを使ったスゴロクで遊びながら数に親しむ<br />・お風呂や車での移動中に100までの数唱を行う。<br /> 2跳び・3跳び・4跳び・5跳び・10跳び・20跳び・奇数・偶数等を正順・逆順で数唱しましょう。<br />・掛算の九九を暗唱させましょう。<br />・縄跳びをして跳んだ回数を数えたり、飛来中の鳩やカラスの数を数えたり、電車の車両数を数えたり、神社・仏閣参拝時に階段数を数えてみる。<br />・料理中に、豆腐やリンゴを8等分や5等分に切らせたり、蜜柑を剥いて子が何個あるか数えてみる。<br />・時計を見て、時刻を言わせる。<br />・買い物時に、値段を言わせて支払いをさせてみる。<br />・定規や巻尺を使って、距離や長さを図ってみる。<br />・体重計や計量器で重さを量ってみる。<br />・約束の時間を決めて、時間を管理させる。<br />・タスク完遂の所要時間を予測・計測させる。<br />・数字やドッツのフラッシュカードを使って数唱させる。<br /><strong>(3) 書き遊び</strong><br /> 出来るだけ早い段階から、クレヨンや濃く太い鉛筆を使って、色塗りや絵を描いたり文字を書いたりさせましょう。<br /><strong>(4) 英語絶対音感の養成</strong><br /> ・英語のパスバンド(主使用周波数帯)に慣れ親しみ、語彙を増やすながら英語の絶対音感を養いましょう。<br />・車での移動中に、Eペンシルをカーステレオに接続して、ネィティブ発音をリスニングしましょう。<br />・英語の音声付フラッシュカードで、語彙を増やしましょう。<br />・ネィティブ主催の英会話スクールのレッスンを受け、英語に慣れ親しみましょう。<br /><br /><span><strong>3 私達の存在意義<br /> <span style="color: #ff0000;">子育ては、チームプレーですが、その主役はご家庭です。</span></strong><br />圧倒的な時間をご家庭や幼稚園・保育園等で過ごすわけですから、そこでは知能開発の原理原則や仕組みを熟知したうえで、理にかなった育児が実践されなければなりません。<br /> 幼稚園や保育園の選定は、そうした視点から慎重を期す必要があります。<br />また、ご家庭では、誰が、いつ、どこで、どのように、読み聞かせや数遊びやお絵かきをさせるかを、周到に計画し実績を記録しておく必要があります。<br /> 漫然とした子育てでは、優秀児童は育ちません。<br />お子様は、性格、持病・アレルギー、体力及び資質が千差万別ですので、そのお子様にぴったり合った教育のやり方を、苦悩し暗中模索しながら探し当てなければなりませんが、現実問題として、御両親とお子様の距離が近過ぎて、客観的で至当な判断を下すことが難しいようです。<br />ここに、私達公文の存在意義が在ると考えております。<br /> 公文式教材と教育技法は、幼児さんが遊びながら知能開発や知的好奇心の醸成を可能とするように開発され、今も尚、研究開発チームと第一線の指導者が協力連携して進化させているのです。<strong><span><span style="color: #ff0000;">「環境が人を創り、人が環境を創る」と申しますが、何よりも、お子様と保護者様が、幼児からの英才教育が施されている専門的な一流の環境の中に、実際に身を置いていただくという事が、成功の秘訣と申せます。一流の環境を創るのも、また人なのです。</span><br /></span></strong></span><span>私達は、保護者様とスクラムを組んで密接なチームプレーで育児や教育に当たらせて頂いております。そして、この御縁に感謝して強い使命感のもと、お子様に資質的に善良なる感化を及ぼすことができるように、知力だけでなく徳性を磨くべく日々自己研鑽に努めております。<br /><br /><strong><span><span>注釈1</span><br /></span></strong><span><span>ユダヤ人物理学者であるゴールドラット博士の「ザ・ゴール」で提唱したTOC(制約条件理論)は、営利企業の生産管理だけでなく多くの組織団体等のマネージメントに関して大きな影響を与えた。あらゆる組織には、システムがそのゴールに対して相対的により高い業績を達成するのを妨げる、ひとつ以上の制約(ボトルネック)が存在する。目的を高いレベルで達成するためには、このボトルネックを明確に識別しなければならない。そして、組織の全員がこの問題を認識し、その解決方法に同意し、共有された組織理念のもとで一致団結して業務を遂行してボトルネックを解消しなければならない。そして、リーダーたるものは、組織資源が、時間と空間において、情報収集~計画・準備~実施~評価・分析の一連プロセスが目標に適切に指向されているかを継続的に把握して評価・分析し指導できなければならない。<br /></span><strong><span style="color: #008000;">つまり、一人一人の人間の能力は、バラつきがあり、不完全である。一人では、ボトルネックを解決することはできない。組織の一人一人が自分の長所や特技を発揮して助け合あえば、各個人の欠点や弱点を相互に補完して補強できる。そうすることで全体最適(業務機能全体の効率や生産性を最適化する。)の状態となって目的方向(プラス方向)へスパイラルが回転する。</span><br /><span style="color: #008000;">ジグソーパズルの一つ一つのピースは、デコボコで不完全です。これが、お子様に関わっているそれぞれの人達のようなものです。長所もあれば、短所もある。しかし、そんな凸凹のピースを一つ一つ丁寧に繋いでいけば全体として大きな絵を描けるのです。正に、子育てとは、様々な人達のチームワークで完成するものなのです。</span><br /><br /></strong>注釈2<br />読み聞かせにどのようなレベルの本を選べばよいかは大変重要です。難しすぎてもダメ、易しすぎてもダメ、興味のないものはダメなのです。一般的には、年齢を一つの目安にする場合が多いようです。また、保護者の方は、お子様が近すぎて、意外と客観的な判断が難しいようです。<br />公文生の場合は、年齢の枠に捕らわれないという原則があります。その公文生の能力、性格、嗜好及び特性(障害や家庭環境等)を第三者である指導者が客観的に判断して適切な本や教材を選定できる強みがあるのです。幼児さんであっても、小学校高学年の本を読み聞かせすることは珍しくありません。<strong><br /><br /></strong></span></span>注釈3<br />*1 霧島市の地域子育て支援センター、図書館及びサンアモリで読み聞かせが定期的に開催されています。<br />霧島市ホームページをご覧いただくか、下記に問合せしてみてください。<br />私も、拝見させて頂きましたが、アットホームな雰囲気の中でとても感情豊かに楽しく行われていました。<br />【お問い合わせ先】<br />①地域子育て支援センターでの読み聞かせ<br />保健福祉部児童福祉課 電話:0995-45-5111(ex2061)<br />②図書館での読み聞かせ<br />教育部生涯学習課 霧島市生涯学習ボランティアセンター<br />電話:0995-45-5111(ex5107)<br /><br />*写真<br /> 胎児から優れた環境を整備することで、どのご家庭にも天才児が育ちます。<br />写真のように、<strong><span style="color: #ff0000;">天才児を育むには、子供が動き出す前(胎児~乳児)が 最も重要です。</span></strong>ハイハイして、動き出してからでは遅いのです。公文の全国進度表(天才児)にランクインさせている有名な公文教室では、東大や難関医大に多数の公文生を輩出することで有名ですが、胎児~乳幼児からの教育を求めて全国から転居してくるほどです。<br />その教室の指導者達は、長年の経験値から天才児は2歳児からでも遅すぎると指摘しています。<br /><strong><span style="color: #ff0000;"><span style="color: #0000ff;">脳科学的に知能開発上、神経細胞が過剰増殖する10か月前後が、人生最大のチャンスなのです。<br /><span style="color: #ff0000;">「</span></span>正に、動き出す前が、絶好の機会なのです!」</span></strong> 【日記】 国は、激増する知的障害児童をどのように教育しようとしているのでしょうか? Thu, 04 May 2017 07:38:04 +0900 1608384 https://polonaise1301.on.omisenomikata.jp/diary/1608384 <span>1 新たな特別支援学校の教育・指導要領の告示<br />文科省は、特別支援学校の幼稚部教育要領と小学部、中学部の学習指導要領を4月28日、告示しました。パブリックコメントを踏まえ、小・中学部の総則の中に、<strong><span style="color: #ff0000;">児童生徒が豊かな創造性を備え、持続可能な社会の創り手となるための「生きる力」の育成</span></strong>などを設けました。<br /> <a title="特別支援学校の新教育指導要領" href="https://www.kyobun.co.jp/news/20170428_01/">文科省による新たな特別支援学校の教育・指導要領の告示</a><br /><br />これは、少子高齢化が進む中、急増する障害児童に対する教育を本格的に改革しなければ、日本国の将来を支える若い働き手が育たたず、ひいては、日本の国力が沈んでしまうという危機感があるようです。<br />つまり、これまでは、障碍者は、手厚い福祉制度のもと、社会全般で保護してゆくという考え方でしたが、福祉予算は、逼迫しており、これまでのような手厚い保護は限界に達しているようです。<br /> 第2項は、先日朝日新聞に掲載された記事の抜粋ですが、特別支援学校では、3400教室不足しているのですが、教育予算上、整備が追い付かないようです。<br />これからは、知的障碍者であれ、聴覚・視覚障碍者であれ、しっかりとした本格的な教育を施し、就職して社会を支え、税金を納めてくれる国民を育ててゆかなければならないという現状があるのです。<br /> <br />2 特別支援学校、3400教室不足<br /> </span>障害が比較的重い子どもが通う「特別支援学校」で深刻な教室不足が続き、2016年10月現在、3430教室が足りないことが文部科学省の調べでわかった。<br /><a title="特別支援学校のトピックスを開く" href="http://www.asahi.com/topics/word/%E7%89%B9%E5%88%A5%E6%94%AF%E6%8F%B4%E5%AD%A6%E6%A0%A1.html">特別支援学校</a>の在籍者が近年急増し、教室数が追いついていない。同省は教育に支障が出るおそれがあるとして、教育委員会に補助金の活用などによる教室不足の解消を求めている。 特別支援学校の小、中学部の1学級は6人が上限で、重複障害の場合は3人。<br /><strong><span style="color: #0000ff;">幼稚部から高等部までの在籍者は15年に13万8千人で、10年で1・36倍になった。</span></strong><br /><strong><span style="color: #0000ff;">特に知的障害のある子が増え、全体の9割を占める。</span></strong><br /><strong><span style="color: #0000ff;">比較的障害が軽い子が通う小中学校の<a title="特別支援学級のトピックスを開く" href="http://www.asahi.com/topics/word/%E7%89%B9%E5%88%A5%E6%94%AF%E6%8F%B4%E5%AD%A6%E7%B4%9A.html">特別支援学級</a>の在籍者も15年に20万1千人で、10年で約2倍になった。</span></strong><br />(2017年4月30日の朝日新聞に第一面掲載された記事から要旨抜粋)<br /><br />3 どうすべきでしょう?<br />まずは、何故こんなにも障碍者が急増しているのか、その大本の原因を突き止めて、対策を施すべきではないでしょうか?&nbsp;<br />現実問題として、もうこれ以上障碍者を産まない環境を整備すべきだと思うのです。<br />大規模なエコチル調査(疫学調査)も始まっていますが、<strong><span style="color: #008080;">化学物質や電磁波</span></strong>が疑われています。「君子危うきに近寄らず」の予防原則を重視して、これから出産を予定しておられるご夫婦、妊婦さん(胎児)や幼児の生活環境から、疑わしきは徹底的に排除すべきだと思うのです。 <br /><br />これからは、障碍者といえど、自立して社会を支える戦力となることが期待されていることを考慮すれば、ある意味、障碍者にも厳しい環境になるようです。<br />障碍者だから、許してもらえる、守ってもらえる、障害年金をもらえる、、、障碍者だから、親や社会が何とかしてくれる、、、という時代は終焉しつつあることを深刻に御認識下さい。<br />国が新たに告示した<strong><span style="color: #ff0000;">「障碍のある児童生徒が、豊かな創造性を備え、持続可能な社会の創り手となるための生きる力」</span></strong>とは、&nbsp;自分自身の力で生活費を稼いで、家庭を築き、社会に貢献して幸せな人生を送るという力です。<strong><span style="color: #ff0000;">この独力で自活できる力は、幼少からの継続した丁寧な教育によって育まれるものです。</span></strong><br />当教室でも、発達障害児童が増えていますが、今後も、最新の情報を発信しつつ、私達も保護者の皆様と協力連携を密にして、しっかりとした教育を施して参りたいと覚悟を新たにしております。<br /><br /><a title="電磁波の魔の手からからお子様を守って" href="http://polonaise1301.on.omisenomikata.jp/diary/673973">電磁波の魔の手からお子様を守って!!</a><br /><a title="化学物質の魔の手からお子様を守って! その5" href="http://polonaise1301.on.omisenomikata.jp/diary/639826">化学物質の魔の手からお子様を守って!! その5<br /></a> 【日記】 人を育てるとは? ~神童が凡人になるとき~ Thu, 30 Mar 2017 07:28:06 +0900 1493155 https://polonaise1301.on.omisenomikata.jp/diary/1493155 <strong>1 神童が凡人になる</strong><br /> 丁寧な幼児教育により高い知能指数を有する優秀な公文生が、学年が上がるにつ入れて普通の凡人に変わってゆくケースがあります。<br />これとは逆に、幼児期や小学校低学年時に目立たなかった普通の公文生が、優秀児童に変化するケースがあります。<br />いつの間にか、後者の公文生が、前者の公文生の教材レベルを追い越すという逆転現象が生起します。 <br />私達は、こうしたケースを幾つも見てきました。<br />残念でならないのは、前者のケースです。<br />病気・怪我、家庭環境や経済状況等色々な原因がありますが、ここでは保護者の皆様に特に注意して頂きたいことを何点か紹介させて頂きます。<br /><br /><strong>2 <strong>保護者様の寄り添ったサポートの欠如</strong></strong><br /> 優秀な公文生の場合、学校の授業が簡単すぎるため宿題や予習・復習を短時間で終了させることができます。殊更、勉強していないにも関わらず成績が優秀であるため、クラスメイトからも天才と評されており、教職員や保護者の方々からも優秀児童と版を押されています。<br />ところがここに<span style="color: #0000ff;"><strong>「慢心」や「気の緩み」</strong></span>という落とし穴があるのです。<br />この慢心さが、学習態度、躾、挨拶等様々な分野に影を落としてゆきます。<br />ご家庭の「気の緩み」でよく見受けられる事例は、保護者様が、{優秀児童=自学自習力・学習習慣・読書習慣・旺盛な学習意欲}と勘違いされているケースです。<br />勉強を頑張っているからと、ご褒美に最新のゲームを買い与えてしまうケースが往々にしてあるようです。<br /><span style="color: #0000ff;"><strong>子供達は、ゲーム、スマホやテレビ等様々な誘惑に弱く、易きに流れやすいものです。</strong></span><br /> 胎児・幼児からの丁寧な教育により優秀な子に育ったからと言って、自分の力で計画的に学習する力あるとは限りません。勉強が出来るからと言って、学習が習慣化されているとは限りません。<br /><br />①親の見ていないところ、例えば、子供部屋で、ゲームと本があれば、お子様はどちらを選択しますか?<br />②親の留守の時間帯に、親が何も指示を出していない場合、お子様は、進んで勉強をしますか?それともゲームをしますか?<br /><br />親が何も干渉しなければ、ゲームを選択する子供は、自学自習力・学習習慣・読書習慣・旺盛な学習意欲が涵養されているとは申しません。<br /> しかしながら、小学校低学年ながら、自分自身を厳しく管理してストイックに学習する公文生が少数派ながら存在するのです。この公文生は、ゲームと本があれば、進んで本を選択します。<br />ゲームする時間と勉強する時間の選択を迫られた場合、進んで勉強を選びます。<br />私達は、こうしたお子様を自学自習力・学習習慣・読書習慣及び旺盛な学習意欲が涵養されていると申し上げているのです。<br /><br />公文は、教室が週2回、残り5日は、ご家庭で宿題を毎日行い、読み書き計算の定着化を図る必要があります。<br /><strong><span style="color: #ff0000;">公文式学習は、家庭学習が中心(屋台骨)なのです。</span></strong><br /> <strong><span style="color: #0000ff;">お子様の能力や性格にもよりますが、一般的には9歳~11歳までに自学自習力・学習習慣・読書習慣及び旺盛な学習意欲を涵養しなければなりませんが、それまでは保護者様が公文タイムを設定して、寄り添いながら一緒に学習することが必要不可欠です。</span></strong><br />しかし、保護者様自身の心身の体調不良、病気・怪我、お仕事、介護や離婚・死別等様々な事情で、こうしたサポートが欠落した場合、お子様の教育の進捗度合いがどんどん遅れてしまいます。これに何の対策も講じられない場合、神童はやがて凡人に変わってしまうのです。<br /><strong><br />3 関心が学業から逸れる</strong><br /> 優秀児童のご家庭では、保護者が教育熱心であるため、様々な習い事をしていることが多いようです。それが、ピアノであったり、歌やダンス、アイドル・俳優志向であったり、サッカーであったり、野球であったり、バスケットであったりと様々です。<br /> こうした学業以外の分野の魅了されて、学業より多くの時間や労力を割くようになります。こうした場合、学業への関心がどんどん薄れ勉強が疎かになってしまい、遂には優秀児童から普通の児童に変わってしまいます。<br /><br /> 今回は、スポーツを公文と併修しているケースを紹介させて頂きます。<br />「文武両道」をご家庭の教育方針に挙げておられる場合は、公文とスポーツを習っています。こうした児童は、中学生になると、部活でスポーツを選択するケースが多いようです。<br />優秀な公文生の場合、知能が高く計算、暗記、読解等の学習作業を早く終わらせることができるので、スポーツに多くの時間を割くことが出来ます。学校の授業が簡単すぎて面白くないため、逆にスポーツにのめり込む傾向が強いようです。この結果、勉強だけでなくスポーツ面においても一際光彩を放つようになります。学業とスポーツで培った精悍なスタイルや聡明さが、級友の憧れの的となり、別格扱いされることも珍しくありません。<br />これが、慢心、傲慢、緊張感の欠如等を生じさせますし、保護者にも安心感からか気の緩みが出て参ります。(<strong><span style="color: #008000;">注釈1)</span></strong><br />確固たる教育方針及び将来構想があるご家庭では、適時適切な指導により軌道修正できますが、そうでない場合は、指導が曖昧となり子供の主張に押されて流されてしまいかねません。<br /> 後者の場合は、AKB48症候群のようにアイドル指向者が激増する現象と酷似しています。<br />テレビで放送されるアスリートの外見的なカッコ良さに憧れ、自分自身の夢とダブって映るようになり、関心がスポーツに移行するにつれ、勉学意欲がどんどん低下していきます。<br /> 兆候として、宿題が提出されなかったり、教室を休みがちになります。落ち着いて本を読んだり、静かに思索したり、丁寧に字を書いたりする習慣が影を潜めていきます。<br />所属するスポーツクラブの躾や礼儀作法が不十分な場合、清掃・整理整頓や挨拶が行われなくなり、尊敬語、謙譲語や丁寧語等からタメ言葉遣いに変化して言動が乱雑になっていくようです。<br />暇があれば、スポーツに関するゲームで遊び、DVDやテレビを見たり同じ仲間とつるんで行動を共にするようになります。<br />将来の職業像としてプロのアスリートの名前を挙げることが珍しくありません。<br />本気で、サッカー選手や野球選手になると決めている公文生もいます。<br />こうした児童は、次第に関心が勉学よりもスポーツにシフトしていきます。<br />自学自習力、学習習慣及び読書習慣が涵養されていたにも拘わらず、これらがなし崩し的に崩壊していき、遂には退会していく様を口惜しい気持ちで見送ったことが何度かありました。<br /><br /><strong>4 競技年齢</strong><br />おもなプロスポーツ選手の<strong><span style="color: #ff0000;">平均引退年齢</span></strong>です。<br /><br /><strong><span style="color: #0000ff;">水泳        21歳&nbsp;</span></strong><br /><strong><span style="color: #0000ff;">フィギャアスケート   25歳</span></strong><br /><strong><span style="color: #0000ff;">サッカー       26歳&nbsp;</span></strong><br /><strong><span style="color: #0000ff;">ラグビー       29歳&nbsp;</span></strong><br /><strong><span style="color: #0000ff;">プロ野球     &nbsp;  29歳&nbsp;</span></strong><br /><strong><span style="color: #0000ff;">ボクシング     30歳&nbsp;</span></strong><br /><strong><span style="color: #0000ff;">テニス       30歳</span></strong><br /><strong><span style="color: #0000ff;">大相撲     &nbsp;  32歳<br />卓球        33歳&nbsp;</span></strong><br /><strong><span style="color: #0000ff;">競馬騎手       38歳&nbsp;</span></strong><br /><strong><span style="color: #0000ff;">プロレス      42歳 <br /></span></strong><br />スポーツ選手の選手生命は短いです。<br />20歳代後半~30歳代前半に引退する分野が多いのです。<br />オリンピック競技をみても、高齢になっても現役でできるスポーツは限られています。<br /><br />その後は、ボランティアを含め後進者育成のための指導にあたる人も多いようですが、殆どの引退組は、全く違う道に進むようです。<br />何故なら、食べていけないからです。<br />指導者になる人は、現役時代にある程度の実績が必要ですが、これに加えて、心理学、生理学及び栄養学等の学識が深く、計画力、指導力及びリーダーシップ力に秀でていなければプロの指導者のオファーは来ないようです。<br /><br /><strong>5 世界トップアスリートの平均身長(男子)</strong><br />プロスポーツ選手になるためには、色々な必須要件がありますが、中でも身長は決定的な要素です。体操、フィギャスケート、スノーボード及びマラソン等は、身長差は、それほど問題視されません。一方、球技、格闘、水泳及び陸上競技等は、高さに比例してパワーが増大しますので身長が高いほど有利です。<br />身長は、人種、民族及び親や先祖の遺伝情報により支配されており努力では如何ともし難い大きな壁です。下記は、2015年の公表データーです。<br />(1) サッカー平均身長<br />①スペインリーグ(<span>リーガエスパニョーラ</span>20チーム):約181cm<br />②ドイツ(ブンデスリーガ18チーム):約185cm<br />③イングランド(プレミアリーグ20チーム):約182cm<br />④&nbsp;イタリア(セリエA20チーム):約183cm<br />⑤日本Jリーグ:177.7cm<br />(世界トップリーグとの平均身長差は5cm以上と非常に大きなハンデとなっています。)<br /><br />(2) バスケット平均身長<br />① アメリカNBAリーグ:207.6cm<br />NBAのポジション別平均身長は以下になります。<br />ポイントガード(PG)198cm<br />シューティングガード(SG)205cm<br />スモールフォワード(SF)208cm<br />パワーフォワード(PF)211cm<br />センター(C)216cm<br />② 日本代表:191.7cm<br /><br />(3) バレーボール<br />(2015年データーでリベロを除く。)<br />① ロシア:202.8cm<br />② ブラジル:198.6cm<br />③ 日本代表:190.4cm<br /><br />(4) テニスATP男子シングルス世界ランクトップ10(2015.2.16)<br />平均身長:187.4cm<br /> ① ノバック ジョコビッチ188cm<br />②ロジャー フェデラー185cm<br />③ラファエル ナダル185cm<br />④アンディ マレー190cm<br />⑤錦織 圭178cm<br />⑥ミロシュ ラオニッチ196cm<br />⑦スタン ワウリンカ183cm<br />⑧トマシュ ベルディヒ196cm<br />⑨ダビド フェレール175cm<br />⑩マリン チリッチ198cm<br /><br /><strong>6 見極め</strong>&nbsp;<br />私は、才能溢れる学業優秀な公文生で、スポーツに傾倒していく子供達に問いたいのです。 <br /><strong><span style="color: #ff0000;">「あなたは、引退後、残された人生を何を糧にして生きていくのですか?」<br />「あなたの人生を歩む上での勝ち目(強味)は何ですか?」<br /></span></strong><span style="color: #ff0000;"><span style="color: #000000;"><strong><span style="color: #ff0000;">「あなたの、身長と筋肉の質(速筋、持久筋)、運動神経、動体視力、瞬発力、ジャンプ力、足の速さ、持久力、柔軟性、俊敏性、平衡感覚、技術力及びメンタルタフネス(精神的強靭性)は、プロのアスリートとして、本当に世界で通用するポテンシャルとタレントがあるのですか?」</span></strong><br /><br />と、、、<br /></span></span>生業としてアスリートを選択して大丈夫なのかどうかをどうして見極めればよいのでしょうか?<br /><span style="color: #0000ff;"><strong><span style="background-color: #ffff00;">これを客観的かつ至当に判断できるのは、本人ではなく、まして素人の指導者や保護者でもなく、世界の土俵で戦ったキャリアのある「一流のアスリート」だけだ</span>という点を深刻に御認識して頂きたいのです。加えて、運動能力テスト、医学、運動生理学、競技心理学及び遺伝子等の科学的な個人データが必要であり、これらを踏まえた医師や体育専門家の意見も重要な判断材料なのです。(<span style="color: #008000;">*注釈2)</span></strong></span><br /><br /><strong>7 人を育てるという本物の考え方(哲学)を有しているか否か</strong><br /> 但し、文武両道であっても、スポーツをやりながら、高い学力を維持して有名進学校に進むケースも珍しくありません。<br />では、その分かれ目は何なののでしょうか?<br /> 一言で申しますと<br /><span style="color: #ff0000;"><strong>「スポーツの指導者と保護者に、人を育てるとはどういうことなのかといった「哲学」が有るや無きや 」</strong></span>に尽きる思います。<br />鹿児島では、スポーツの監督やコーチは、とても熱心に指導に当たっている方々が多いようですが、往々にして「結果が全て!」とか「試合に勝たなければ意味がない!」と云ったことを指導方針の骨幹に据えている場合があります。<br /> 実際に、オリンピックやワールドカップ等のプロチームを見ていると、「優勝させた監督となる」そして、「莫大な利潤を生むチーム」になる、「広告塔として会社に貢献する」、、、こうしたことが監督やコーチに課せられた任務であり、夢であり、栄達なのです。<br />そのために選手は、まるで駒(商材)のように扱われるケースが多いようです。<br />成績が良い時は給与・待遇は厚遇されメディアにもチヤホヤされますが、年齢を重ね体力が劣って成績不振になると、突然に戦力外通報を突き付けられて首になり路頭に迷う選手が非常に多いのが実情なのです。<br />こうした考え方には、致命的な欠陥があると思えてなりません。<br />利益至上主義のプロスポーツと青少年健全育成のスポーツとは考え方や指導方法が全く違うはずです。<br />しかし、実情はどうかというと、首をかしげたくなるような話が多いのです。<br />プロアスリートを引退後に子供達のスポーツ指導に当たる場合、プロの世界での一般的通念に染まっており、これがそのまま子供達の指導に反映されるケースが多いようです。<br />確かに、プロの世界は「結果が全て」なのかもしれません。<br />しかし、<strong><span style="color: #ff0000;">子供達の教育とは、全人教育が柱であるべきで知徳体食のバランス感覚が必要なはずです。</span></strong>スポーツ指導者は、単にスポーツの技術的な指導に留まらず、その根底に「人を育てるとはどういったことなのか?」という<strong><span style="color: #ff0000;">教育の原理原則(哲学)</span></strong>が修養されていなければならないと思います。<br />哲学のない指導者には、そうした人達が引き寄せられて集まって来る傾向にあります。<br />教育哲学のない集団に属する公文生は、次第にその考え方に染まっていきます。<br />それが往々にして、当公文教室で掲げる教育理念と相反することが多いのです。<br />次回は、具体例を挙げながら紹介致します。<br /><br /><strong><span style="color: #008000;">* 注釈<br />1 公立小・中学校の授業で習うことは、義務教育として最低限修得しておかなければならない基本的内容ですので、高いレベルでの進学を考慮しておられる場合は不十分です。学校の成績は、クラス内の相対評価です。<br />2016年全国学力調査では、鹿児島県の公立小中学校の教育レベルは全国でも最低レベルであることに、危機感を抱き気を引き締めて頂くようお願い致します。<br /><span style="color: #ff0000;">この際、絶対評価として参考になるのが、優秀な公文生の「進度一覧表」です。</span><br /><span style="color: #ff0000;">全国の優秀な公文生の絶対評価一覧表ですので、お子様の立ち位置が明確に判別できます。(教室内に掲示してあります。)</span><br />学年を超すレベルになると、日本全国及び県内レベルのランク付けが四半期毎に公表されています。<br />先ずは、この進度一覧<strong><span><span>表にランクインさせることを目標として下さい。<br /></span></span></strong>(教室内に数十冊程置いてありますので、会員の方はご自由に御取り下さい。)<br /><strong><br />2 一流のアスリートに<strong><span>判断を依頼する場合</span></strong>は、選手育成過程において、<strong><span>判断の対象者と</span></strong>利益享受が存在しないことが大前提です。</strong><br /><br /><span style="color: #ff6600;">*本稿は、体育は、教育上とても重要であるとの認識にたった見解です。</span></span></strong><br />&nbsp; 【日記】 脳の健全な発達を促す食事とは?その1 Mon, 06 Mar 2017 08:59:10 +0900 1224532 https://polonaise1301.on.omisenomikata.jp/diary/1224532 落ち着きない、、、言葉使いが乱暴で物を投げたり壊したりする、、、イライラしてすぐに切れてしまう、、、注意力散漫で集中力が続かない、、、粘りがなく飽きっぽい、、、痒くて眠れない、、、こうしたADHDやLD等発達障害、自閉症、アトピー及びアレルギーを持つ子供が急増しています。<br />こうした病気は、農薬や化学建材及び化学系洗剤・柔軟剤の悪影響に加え、食事が大きな影響を与えていることが分かってきました。 今回は、胎児や子供にとって健全な脳の発達を促し健康と命を守る食事とは何かという命題で食育を考えてみたいと思います。<br /><span style="line-height: 1.22;"><br /><strong>1 </strong></span><strong><span style="line-height: 1.22;">食事に含まれる化学物質の悪影響</span></strong> <br /> 自閉症や発達障害は一種の精神疾患で、遺伝など先天的な原因によって発症する、というのが従来の考え方でした。<br />しかし、近年の遺伝子研究は目覚しい発展を遂げています。<br />特に、高度なIT技術を駆使した<span>細胞遺伝学解析システムにより、短期間かつ低コストで染色体変異の評価・判定が可能となっていますが、</span>自閉症や発達障害の子供の遺伝子を調べても、病気のきっかけになるような異変が稀であることが明らかになってきたのです。<br />つまり、発達障害は、先天的なものよりも、化学物質に囲まれた生活環境に主原因があると考えられるようになっています。<br />経口毒、つまり毎日摂る食べ物に含まれる食材に、脳や神経の働きを異常にする物質があり、その影響で自閉症や発達障害やアレルギー等を引き起こすことが分かってきました。<br /> アトピー、食物アレルギー、自閉症や発達障害の子供の食事や栄養を見直すことにより、病気の改善事例が多く報告されています。<span><br /></span><br /><strong>2 </strong><span style="line-height: 1.22;"><strong>食品添加物の危険性</strong><br /></span>アメリカでは、ここ数年の間に自閉症や発達障害の子供が急増しており、一種の社会問題になっています。こうした病気の原因を突き止めるために、様々な研究が行われ、子供の食事や栄養に関する大規模な調査も行われています。 <br /> その結果によると、自閉症や発達障害を引き起こす最も危険な要因として、農薬や化学建材や化学系洗剤の他に、食品に含まれる化学的に合成された食品添加物や残留農薬の影響があげられます。 <br />一般的な食品に使われている食品添加物や化学合成物には次のようなものがあります。 <br /><span style="color: #0000ff;">・合成着色料</span><br /><span style="color: #0000ff;">・合成甘味料</span><br /><span style="color: #0000ff;">・合成保存料(<span>化学系防腐剤)</span></span><br /><span style="color: #0000ff;">・酸化防止剤</span><br /><span style="color: #0000ff;">・発色剤</span><br /><span style="color: #0000ff;"> ・乳化剤</span><br /><span style="color: #0000ff;">・たんぱく質分解剤 </span><br /><span style="color: #0000ff;">・増粘剤</span><br /><span style="color: #0000ff;">・漂白剤</span><br /><span style="color: #0000ff;"> ・消毒剤<br /><br />*食品添加物の恐ろしさ <br /> 安倍司(食品添加物ジャーナリスト)<br /><span><strong>『食品の裏側 - みんな大好きな食品添加物』</strong>(東洋経済新聞社</span><span>)や<strong>『なにを食べたらいいの?』</strong><span>(新潮社</span><span>)</span>を出版し、100万部を超えるベストセラーを記録している。</span></span><span style="color: #0000ff;"><a title="食品の裏側" href="https://www.youtube.com/watch?v=MaFVGPrl8dA"><br /><span>https://www.youtube.com/watch?v=MaFVGPrl8dA</span></a></span><br /><br /> 食品添加物のほとんどは、人工的に作られた化学物質であるため、本来自然界には存在しません。本来なら口にすることもない化学物質は、発がん性があり、乳児期から慢性的に摂ることで、子供の脳や神経の機能が正常に働かなくなることが幾多の実験で立証されています。 <br /> まして、妊娠中も含めて乳幼児期は脳や神経が未成熟で影響を受けやすい状態ですから、大人であれば問題のない化学物質でも、未成熟な胎児や子供の脳や神経には有害なのです。 <br /> 食品添加物による自閉症や発達障害を防ぐには、それぞれの食品にどのような食品添加物や化学合成物が使用されているか確かめ、決して口にしないようにすることです。 <br /> 食品には医薬品とは違い、年齢制限や禁忌事項がありません。どのメーカーも食品添加物の使用は、法令に則り適切に使用しているはずです。<br />しかしながら、「法令に則り適切に使用している」からと言って何の影響もないという事とは異なります。<br />厚生労働省の見解でも、食品添加物の安全性は確保されていると言いますが、食品に含まれる添加物の本当の影響は、食品メーカーの政治的な圧力や、それを公にできない厚生労働省の立場によって封印、あるいは黙殺されていると言わざるを得ないのです。 <br /><br />*厚生労働省の見解<br /><a title="厚生労働省の見解" href="http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/iyaku/syoku-anzen/dl/pamph01_10.pdf">#mce_temp_url#<br /></a>http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/iyaku/syoku-anzen/dl/pamph01_10.pdf<br /><span>*消費者庁</span><br /><a title="消費者庁 職y品添加物" href="http://www.caa.go.jp/foods/pdf/syokuhin497.pdf">#mce_temp_url#</a><span>&nbsp;</span><br /><span>http://www.caa.go.jp/foods/pdf/syokuhin497.pdf</span><span style="line-height: 1.22;"><strong><br /><br />3 遺伝子組み換え食品の危険性</strong></span> <br />食品や調味料の中には、原料に遺伝子組み換え食品を含むかどうかが表示されているものがあります。そもそも、遺伝子組み換え食品が必要な理由は、生産効率の拡大にあります。 <br /> 例えばアメリカで生産される小麦、トウモロコシ、じゃがいもなどは、遺伝子を組み換えることによって、特定の農薬や害虫に耐性を持つようにしています。<br /> 作物を植えれば、害虫を駆除したり雑草を刈り取ったりする必要がありますが、アメリカのように広大な畑では、とても人の手で除草剤や殺虫剤を散布することは効率的ではありません。 <br />そこで、作物の遺伝子を組み換えて、特定の除草剤や殺虫剤が作物に降りかかっても、枯れたり、収穫量が減ることがないように、その薬剤に対する耐性を持つような人為的な作物を作ったのです。<br />これによって、大量の農薬を航空機による空中散布で効率的に行えるようになり、コスト削減=収益率拡大に大きく寄与したのです。&nbsp;<br /> また、害虫を忌避したり殺虫したりするような成分を生成する<span>遺伝子組み換え作物</span>もあり、これが人体、特に脳形成期の胎児、幼児の健全な脳の発達に悪影響を与えているのです。<br /> 実は、この遺伝子を組み換えた作物を食品の原料として使うようになった時期と、自閉症や発達障害が急増した時期とは重なり合っています。また、遺伝子組み換え食品の流通量と自閉症・発達障害の子供の増加数は、ぴったりと一致するのです。 <br />農薬の直接的な影響に加えて、遺伝子組み換えの原材料は、食物が吸収した残留農薬及び殺虫・忌避成分で汚染されているのです。<br /> 更に、アメリカ環境医学会(AAEM)では、動物実験や家畜への影響調査で、遺伝子組み換え食品によって生殖関連の障害が発生することを指摘しています。<br />例えば、遺伝子組み換えトウモロコシや大豆を食べたラットの睾丸は正常なピンク色から暗い青色に変色し、雄のラットの精子が変化するそうです。そして、ラット出生率が激減して、生まれた子供の身体も小さいという実験結果が報告されています。<br /><span> <span>本来自然界に存在するはずのない遺伝子組み換え食品は、膨大な利益を生み出すために人間の手で意図的に作られた食品なのです。</span><br /><br /></span><strong>4 トランス脂肪酸の危険性</strong>&nbsp;<br />トランス脂肪酸が健康に悪影響を及ぼすことは、だいぶ知られるようになってきました。しかし、その多くは動脈硬化を引き起こしたり、心臓血管系の病気のリスクを高めるだけでなく、脳神経系に与える影響もかなり大きいと考えられます。<br /> 元々トランス脂肪酸は、オリーブ油やサラダ油と同じ植物系の油脂から作られます。<br />オリーブ油やサラダ油をみて分かるように、本来植物性の油は常温で液体なのですが、マーガリンのように常温で固形になるよう加工したものがトランス脂肪酸です。<br />トランス脂肪酸を作る時には、植物油に水素を加えて固形になるように加工するのですが、その過程で副産物として作られるのがトランス脂肪酸です。トランス脂肪酸は、化学的には油というよりもプラスチックに似ています。<br />イメージして分かるように、トランス脂肪酸をプラスチックだと考えると、体内では消化や分解がしにくく、脂肪酸としてはとても使いにくい物質になります。<br />脂肪酸は、細胞の形成や神経の伝達物質を作る材料として重要な役割をしています。<br />細胞や神経が正常に機能するには液体の脂肪酸が欠かせないのですが、トランス脂肪酸はプラスチック状の固体なため、細胞や神経が不完全な状態になるのです。<br />トランス脂肪酸は、細胞膜を硬くしたり、神経を変形させたりするので、脳や神経の働きが正常に機能しなくなり、自閉症や発達障害が起こし易くなるのです。<br />トランス脂肪酸が含まれている食品の一例 <br /><span style="color: #0000ff;">・マーガリン</span><br /><span style="color: #0000ff;">・ショートニング・洋菓子のバター類</span><br /><span style="color: #0000ff;">・コーヒーシロップ</span><br /><span style="color: #0000ff;">・カレーやシチュールー</span><br /><span style="color: #0000ff;">・マヨネーズ</span><br /><span style="color: #0000ff;">・ファーストフードのハンバーガー</span><br /><span style="color: #0000ff;">・ポテトを揚げる油</span><br /><span style="color: #0000ff;">・インスタント食品</span><br /><span style="color: #0000ff;">・冷凍食品</span> <br /><br />こうした加工品の原料として使われる油の多くは、トランス脂肪酸でできています。<br />ファストフードやインスタント食品が体に良くないといわれるのは、栄養アンバランスとともにトランス脂肪酸の有害性によるのです。<br /><br /><strong>5 F1</strong><span><strong>(一代交配種)の悪影響</strong><br /></span> 不妊が増えています。<br />化学物質や電磁波の影響が指摘されていますが、この他にも注意すべきは、F1種の存在です。<br /> F1の特徴として、人為的な品種改良に品種改良(改悪?)を重ねて、大きさが同じになる、生育が早い、など大量生産に適しています。<br />味は、癖がなく、甘くて食べ易く大衆受けするので「売れる」という長所がある一方で、一般的に病害虫に弱いという短所があります。<br />この為、これらの大量生産のためには、農機具、化学肥料や農薬散布が必要不可欠なのだそうです。<br />雄性不稔(ゆうせいふねん)といって、ミトコンドリア遺伝子異常で花粉を作れない株の種を使います。この植物は言ってみれば不妊植物です。これは、一代限りなので、野菜生産農家は、毎年F1種を購入しなければなりません。<br />日本は、毎年、海外からこの種を大量に輸入して農家で生産されています。実は、これが、海外のF1種生産企業の利益を生み出すための戦略でもあるのです。<br />ラットでの試験で、この野菜を食べ続けさせたところ、無精子ラットが沢山出現したそうです。<br />つまり、日本の小売店で普通に売られている野菜は、F1種が多く出回っていますが、実は、染色体異常があり、残留農薬を多く含む野菜を食べている危険性があるのです。<br /> 一方、日本に昔から存在する伝統的な野菜は、固定種や在来種といわれ安心安全な食材です。こうした野菜は、苦みや酸味や独特の香りを持ち、これが防虫忌避効果を持つものが多く、無農薬栽培がやり易いようです。<br /> 江戸、明治、大正及び昭和初期の時代は、農薬はありませんでしたが、こうした野菜は、それほど虫に食われる心配はないのです。現在、鹿児島でも、こうした種を採っている農家さんは少なく、離島や山間部の村で自給用にひっそりと受け継がれているだけです。固定種や在来種を採種することは大変な手間暇がかかる為、F1が主流となっています。<br /> 固定種や在来種を栽培する無農薬・有機栽培の農家や企業を応援したいものです。<br /> 蛇足ながら、私の家では、アレルギー体質であるため、自分たちが食べる野菜は、出来るだけ、<span>固定種、在来種及びハーブに拘り、</span>無農薬での有機栽培或いは自然農法での自給自足を目指しております。食事は、主にマクロビオテックです。<br />その効果は、抜群だと思います。<br /><br /><strong>6 <span style="color: #ff0000;">最後の防波堤はママさん</span></strong><br />胎児や幼児さんへ与える化学物質の悪影響は大人の比ではありません。<br /><strong><span style="color: #ff0000;">お子様の食の危険から守る最後の防波堤は、お母様です。</span></strong><br /><br />これから出産を控えておられる方や幼児さんをお持ちのご家庭では、お子様の健全な脳の発達と健康を守るために、本質を見失うことがないように情報収集に努められ、予防原則を重視して適切な自己防衛策を講じて頂きたいものです。<br /> 一方、発達障害児童のおられる保護者様は、けして諦めずに、愛情と情熱を注ぎ真剣なる努力を続けて頂きたいと願わずにおれません。<br /><span>脳の形成期(胎児から9歳)に発達障害を発症した場合、これを完全に治すことはできませんが、食事の他、身の回りの生活環境から化学的な物質を少しでも多く排除して自然に近づけることで症状は改善するようです。また、学習の進展度合いも、かなりスローペースになりますが、諦めずに継続することで着実に学力は付いていくものです。</span><br />当教室でも、発達障害児童が年々増加しており強い危機感を抱いております。<br />今後も、食育の調査研究を続け、安心安全な食に関して情報発信させて頂きたいと思料致しております。&nbsp; 【幼児英才教育は胎教から】 公文式幼児英才教育の段階 Mon, 06 Mar 2017 08:22:23 +0900 1561945 https://polonaise1301.on.omisenomikata.jp/menu/1561945 <strong>1 幼児教育の現状 <br /></strong> 幼児さんの教育は、公文式に限らず、井深式、七田式、久保田式や日学式でも、基本的な早期教育の考え方や教育技法には共通する点が多いようです。これは木村久一氏により明治後期~大正時代にドイツの<span style="color: #ff0000;"><strong>「カール・ウ&lsquo;&lsquo;ィッテの天才教育」</strong></span>として日本に紹介されたのが始まりだからです。<br />しかしながら、第一線現場で教育指導に当たる者の考え方、特に志、情熱及び能力は千差万別であり、自ずとその教育成果には大きな格差が生じてしまいます。<strong><br /><br />2&nbsp;</strong><strong>ベビー公文</strong><br /><span>お母様が妊娠されたらすぐに始めましょう。</span><br /><span>胎児さん~1歳児の間は、お母様に対して、月1回のペースで教育指導を施して参ります。</span><br /><span>お子様に対する教育の実践は、お母様が先生や保育士さんになり、ご家庭で、もしくは、ベビー公文同期生宅等で楽しく遊びながら行います。</span><br /><span>(1) 目的</span><br /><span>①親子の深層心理における絶対的な信頼関係を構築する。</span><br /><span>②知的好奇心を育む。</span><br /><span>③読み書き計算及び英語の絶対感覚を養成する。</span><br /><span>(2)教育骨子&nbsp;</span><br /><span>①情報・教材提供</span><br /><span>胎教や幼児英才教育に関する様々な情報と教材の提供</span><br /><span>②</span><span>お母様の教育指導<br />読み聞かせや童謡の練習及び成果発表等<br /></span><span>例えば、日本語と英語の童謡CD教材をご自宅で練習して頂き、その成果を、教室日に披露して頂いたり、一緒に楽しく練習致します。また、絵本の読み聞かせも、情感たっぷりに行う練習を致します。</span><br /><span>③育児カウンセリング</span><br /><span>将来、どのようなお子様に育てたいのかを、焦らずにじっくりと、具体的にイメージアップして参ります。</span><br /><span>④セミナー受講</span><br /><span>鹿児島事務局や当教室主催の公文セミナーへ参加して頂き、保護者様に対する理論教育を受講して頂きます。このセミナーは、お母様だけでなく、お父様にも参加をお願い致しております。</span><br /><br /><strong>3 一般クラスへの移行<br /></strong><span>ハイハイ歩行が終了して、一人歩きできるようになった頃に、椅子に座り机上でのお食事やお遊びが始まります。この椅子に座って、机上で、席を離れずに30分以上の遊び学習が出来るようになれば、一般クラスへ移行致します。</span><br /><span>当教室では、幼児さんも</span><strong>異年齢集団</strong><span>の中でお母さんと一緒に学んでいきます。</span><br /><span>(通常、教室日の努めて早い時間帯に来て頂きます。遅くなると、高学年の子供が多くなり効果が薄くなります。)</span><br /><span>幼児さんは、波長、リズムやテンポが似ている、比較的年齢の近い幼稚園児や小学校低学年のお兄ちゃんやお姉ちゃん達に興味を示し、そのマネをしようとします。そして、教室に慣れてくると、お母さんの指導に従わず自分でしようとします。自学自習の意識が芽生え始めるのです。</span><br /><span>当教室がこうした手法を採用するのも、</span><strong><span>「才能拡散の法則」</span></strong><span>(日記2、サービスメニュー参照)を最大限に生かして、効果的に自学自習の学習習慣を身につけさせたいからに他なりません。</span><br /><span>&nbsp;このようにお母さんは、教室で公文教材を実際に使いその方法を体得されていきます。ここが、とても大切なポイントでして、指導者はお母さんに対して、教材の使用方法、コツ及びその目的や狙いを展示説明しながら実地で教えて参ります。こうすることで理にかなった、ご家庭での反復学習が可能となるのです。これは</span><strong><span>、<span style="color: #ff0000;">「幼児教育の主体は、ご家庭であり、お母さんが最良の先生であり最良の保母さんである。」</span></span></strong><span>という理由からです。<br /><br /><span><strong>但し、ワンマンプレーには、「唯我独尊</strong>(ゆいがどくそん)</span><strong><span>」という独善的な落とし穴があるので注意が必要です。</span><br /></strong>そもそも、人は人格的にも能力的にも不完全です。完璧な人は誰一人いません。<br />まして、子の親となる若いパパやママさんは、年齢的にも若く経験や情報が乏しく、視野が狭く将来を洞察する力が不十分で、かつ、人間的にも未熟なため完璧なる子育ては不可能なのです。自分が正しいと思っていたことも、時がたち振り返ってみれば、状況が変わり、間違っていたと気づくことも沢山あるものです。<br />親の独善的な子育ての信念が、幼児期の能力や感性の偏りを生み、将来の伸展性の足枷(あしかせ)になるケースが非常に多いのです。<br />例えば、<br />お母様が算数が苦手な場合は、お子様の数感覚が低調<br />お母様が英語が好きな場合は、お子様の英語感覚が優れている。<br />といった傾向が見られます。<br />しかし、これは遺伝ではなく、算数嫌いのお母様は、数字遊びを敬遠しがちになるため、数感覚を養成する機会が限定されるからです。一方、英語の好きなお母様は、普段から洋画鑑賞や英語の歌を聞いたり一緒に口ずさみますので、英語感覚を養成する機会が多くなるのです。<br /><br /><strong>4 実 績</strong><br /></span>当向花小前・隼人駅前教室には、年齢相当レベルを遙かに凌ぐ驚くべき知的能力を伸展中の幼児さんや小中学生がいらっしゃいます。<br />当教室に在籍する小学生の約半数が、中学レベルの学習を行っています。<br />その中でも、胎教から丁寧な英才教育が施された小学生が、高校レベルの教材を、中学生が、超難関な高校教材や大学レベルの教材を学習しています。<br />こうしたお子様の学業成績は、学校でも別格で、超一流の高校や大学への進学は確実視されており、知的レベルの高い職業選択の可能性に関して何ら疑問を挟む余地はありません。<br />「勉強ばかりしていて、ひ弱で頭でっかちなのでは...?」と思われる読者の方もおられるかもしれませんが、そうではありません。当教室のこうしたお子様達は、文武両道が実践され心身共に健全な教育がなされています。知育の他に、水泳、サッカー、バレーボール、ダンス等を行い、また、ピアノ、絵画や書道等の芸術にも秀でています。<br />知的能力が高いと、感が鋭く、理解力に優れ、抜群の計算力、読解力、洞察力及び記憶力を有しているため、ものごとを修得するスピードが桁違いに早いのです。<br />保護者の方々でも、その速さには舌を巻かれますが、こうした英才教育を受けた子供たちは、明らかに普通のお子様とは次元が異なるのです。<br />異次元の知的能力を備えることができるのです。<br />自信があって力にゆとりが生まれ、時間的にも余裕があるので、多種多様な分野に能力が開花していくのです。外見的にも、皆さんスマートで品格あるオーラに包まれています。<br />幼少のころより、知育、徳育、体育及び食育のバランスのとれた全人教育が施されたお子様は、奥ゆかしく控えめであっても、その優れた才能と鍛えられた身体そして洗練された魅力的な人格は他を引き付けてやまない光彩を放つものです。<br />しかし、こうした英才教育の技法が、ごく一部の人にしか伝わっていないのはとても残念な話です。<span><br /><span style="color: #ff0000;"><strong>お子様は、皆さん限りない可能性を秘めています。子供の才能は、親の遺伝よりも育つ環境で大きく左右されます。</strong></span><br /><span style="color: #ff0000;"><strong>どのお子様も優れた環境を与えてくだされば天才的な能力が開花するのです。</strong></span><br />これを、多くの方々に知って頂き、少しでも多くの幼児さんに参加して頂きたいと願っています。そして、お子さんにとって一度しかない人生の可能性と選択肢の枠を拡げて頂きたいのです。<br /><br /><strong>5 広報として使命感</strong><br />以上の様な趣旨から、このホームページ立ちあげて、多くの人達に胎児・幼児からの英才教育の重要性を訴えて参りたいのです。<br />これからの日本をリードする有能な人材を輩出するためにはエリート教育は不可欠であり、その土台となるのが胎児~乳幼児期の英才教育なのです。<br />鹿児島は、全般的に、東京や大阪等の大都市圏に比し、幼児英才教育の重要性の認識度が低いようです。霧島市は、歴史的にも由緒あり国立公園内に存在する、自然豊かで非常に活気あるまちです。京セラ、ソニー、自衛隊、大学等人材育成を柱に据える大規模事業体が存在しています。人口は増加傾向にあり、子供が非常に多く、学園都市として大きな可能性を秘めています。<br />このまちの、教育レベルを何とかして国内でもトップレベルに上げたいものです。国や自治体の教育行政に待つのではなく、市民からそうした大きなうねりを巻き起こして参りたいと思料致しております。<br />そのため、公文教室だけでなく、学校、幼稚園、保育園、NPO、市民ボランティア活動団体及び塾等色々な方々と協力連携させて頂ければ幸甚の限りです。<br />尚、本ホームページ掲載内容は、私が、個人的に勉強して経験してきたことをまとめたものです。少しでも、社会のお役に立てれば幸いです。&nbsp;</span> 【お知らせ】 H28年英検合格者 準1~5級小・中・高21名(70%が小学生) Sun, 05 Mar 2017 15:11:50 +0900 636436 https://polonaise1301.on.omisenomikata.jp/ H28年英検合格者 準1~5級小・中・高21名(70%が小学生)