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ソニー創業者:井深大氏曰く、教育は「幼稚園では遅すぎる」

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■幼児英才教育は胎教から
幼児英才教育の原理・原則

下記幼児英才教育の原理・原則は、当教室独自の調査研究及び指導実績ににより導き出したものです。

1 英才教育は、つが取れるまでが勝負

 (1) 誠実で善良な心を持ち、世の中のお役にたてる優秀な人間に育てる
算数・数学、国語、英語とも、0~3歳の乳幼児さんから、保護者と共に遊びながら楽しく学習をスタートできます。
「幼児から、勉強させるとは可哀想だ!」とか、「放任して自由に遊ばせる方がよい!」といったご批判の声が聞こえてきそうですが、それは「誤解です。」と申し上げざるを得ません。
何故なら、約20年に渡る私の指導経験や実績がそう確信させているからです。

幼児さんにとって、遊びとはなんでしょうか?
それは、大好きなお母さんやお父さんと何か(何でも良いのです)スキンシップを通じて楽しい時間を共有すること、実はこれが幼児さんの遊びで、この遊びを通じて、親子の信頼関係、母性愛(無償の愛)そして親孝行の深層心理が築かれてゆくものです。
そして、親との絆が確立された後、他者(お友達等)へと関心の輪が広がって参ります。

但し、この乳幼児さんの遊びの中で、けして外してはならない、気を付けなければならない大切なポイントがあります。
それは、「英才教育は、が取れるまでが勝負」という教訓です。
[人間の脳の発達は3歳までに7割概成し、10歳(九つまで)で完成してしまうということです。つまり、植物の種が成長して、花をつけ結実させるためには、発芽以降、良質な土壌にしっかりと根を張ることが最も重要となります。
これは、人間も同様です。
お子様を、誠実で善良な心を持ち、世の中のお役にたてる優秀な人間に育てるためには、良質な土壌たる「善良な家庭環境や知的修学環境」の中で、乳幼児教育によりしっかり根を張らせることが大切です。
この人生の根っこを育む乳幼児~年少期(9歳)は、脳の発達段階にあたり、2つの大きな結節があります。
この結節は、壁のような存在です。お子様一人では乗り越えることができない高い壁なので、どうしても保護者様や周囲の大人たちの寄り添ったサポートが必要不可なのです。
私達は、これらを「3歳の壁」、「9歳の壁」と呼称しております。
 (2) 3歳の壁

つまり、IQの器(知能)は、胎児~3歳までに決まります。
この4年間が最も重要な育児期間となりますので、必ず保護者様が寄り添って、スキンシップと溢れる愛情で包み込み、日常起居のあらゆる機会を活用して、楽しく笑顔で、言葉を伴った知的刺激を与え続けて下さい。
「三つ子の魂百まで」とか「雀百まで踊り忘れず」の諺にあるとおり、絶対音感、絶対数感、絶対語学力、絶対運動神経及び絶対愛(本能的な無償の愛)なるものは乳幼児期にしか養成できないものです。ベストな知的環境が整備されていれば、遺伝に関係なく、どのお子様も3歳までに天才的な知能が育まれます。特に、赤ちゃんが動き出さない段階が、最も効果大なのです

従って、上記のほか、善の感性、知能開発や知的好奇心の醸成は、遊び感覚で乳幼児期からスタートさせることが極めて重要なのです。私は、胎教から読み聞かせ、素晴らしい音楽や暖かい愛情に溢れた会話を聞かせてあげることを提唱しております。
公文式学習は、自学自習が基本ですが、乳幼児さんの場合は、親離れできるまでは、お母さんが横に座り一緒になって学んでいきます。けして、無理強いすることなく、笑顔で褒めて遊びながら数や文字や語学音の絶対感覚を養っていきます。
お母さんの思った通りに出来なかったり、歯がゆくなったり、結果に出にくいので効果を疑いそうになりますが、けして、焦らずに気長に継続することが何よりも大切なのです。
胎教から丁寧に行い、ベビー公文を開始されて、教育を重視する幼稚園等に通うお子様は、本を読むことや公文学習そのものが遊びになってしまうのです。学ぶことが大好きで、とても聡明な顔つきになってゆきます。
 (3) 9歳の壁

学習意欲、学習習慣、自学自習力及び読書習慣は、脳科学上も、生理学的にも9歳までに身に付ける必要があります。(注釈)
習慣化は、「石の上にも三年」、「茨(いばら)の中にも三年の辛抱」の故事にもある通り、何事も、結果を出すには最低限3年間続ける必要があります
9歳までに勉強癖(グセ)をつけるには、どんなに遅くても6歳から習慣化を開始しなければ間に合いません。

しかしながら、優秀なお子様に育てるためには、6歳からでは遅すぎるため、早期からの充実した教育が必要不可欠です。
つまり、胎児~乳児~幼児~小学校低学年の間は、お子様の教育を最優先した家庭環境・学習環境を整備して、早期教育投資により教育資源(人、物、お金、時間)を集中して運用すべき時期と云えます。

4 幼児英才教育成功の絶対条件=家庭のベストな学習環境の創造
乳幼児さんの場合は、右脳に働きかけて、学ぶことが楽しい、本を読むことが楽しい、公文教室が楽しい、先生が好きといった善の感性を陶冶することが極めて大切です。
特に、気を付けなければならない点は、学習意欲、学習習慣、自学自習力及び読書習慣が陶冶されていない段階で、強制的に無理強いすると学ぶことそのものを嫌がるようになりかねないので注意が必要です。
お子様は、その性格、能力、病気や家庭環境等の特性が千差万別ですので、その子に合った教育技法や学習テクニックも千差万別なのです。
どのお子様にも適合するような画一的技法は存在しないのです。正に、正解はないといっても過言ではありません。
公文は、基本的な教育技法を確立しておりますが、当教室では、更に掘り下げて、個々にあった方法を保護者様と相談しながら探って参ります。また、その技法は、お子様の成長と共にどんどん変化してゆくものなのです。
公文教室では、プロの視点から客観的に検討して、保護者様と話し合いながら個別の教授計画を作成して指導して参りますが、乳幼児教育は、とりわけ、保護者様の積極的な関与が成否の鍵を握っております。
特に、ご家庭でのベストな学習環境の創造が、幼児英才教育成功の絶対条件です
乳幼児さんは、大好きなお母さん、お父さん、おじいちゃん、おばあちゃんに憧憬の念を抱き、愛してほしい、褒められたい、認められたい、見てほしい、抱きしめてほしい、守ってほしいという強い心理感情が働いております。
胎児・乳幼児さんは、親や祖父母との血筋の本能、つまり、魂と魂との霊的な繋がり(霊線)で結ばれており、しかも、その繋がりは、非常に強く太いのです。
このため、胎児・乳幼児さんは、親や祖父母には絶対に嫌われたくないし、その愛情を独占したい強い欲求を持っています。
従って、同じ一族として、親や祖父母の言動を感覚的に捉えて真似ようとしているのです。
つまり、「群れる」という動物本能に基づき自らを同化させようとしているのです。
従いまして、同化する環境は、愛と感謝と笑みに満ちた善良な家庭環境であることが大前提となります。
そうした大前提の下、御両親や御祖父母様や御兄弟が、本に親しみ、新聞を読み、芸術に親しみ、仕事に関すること、或いは、政治・経済・社会・教育等の国内外情勢、医療・福祉、科学技術、歴史・文化、農林水産業、自然環境保護等に関心を示し、世界の平和、日本の在るべき姿、家族の在るべき生き方、子供達の進むべき方向、将来の夢や志や構想等について、頻繁に会話がなされている。
そして、これらをベースとした様々な体験機会が計画され行われている。
そうした知的かつ実践的な家庭環境を創造することが非常に重要になって参ります。そうした善良で知的な家庭環境の下で、
お子様の教育に関し、保護者様全員が、チームとして協力連携しながら、本気で、真剣に、情熱をもって計画し実践していなければなりません。この際、教育を人任せにせずに、保護者様ご自身が、必ず、寄り添いながら直接教育に関わって頂くようお願い致します。

5 本物に触れさせる
こうした家庭環境の下で、ハード・ソフト両面の具体的な整備を実施する上で、重要なポイントは、「本物に触れさせる」ということです。
「本物にふれさせる」とは、偽物ではなく、一流のもの、出来れば超一流の人、物、大自然や芸術に、五感(視覚、聴覚、味覚、触覚、嗅覚)と第6感を総動員させて体感させることを意味致します。
本物とは、真善美溢れ、魂を揺さぶる感動をもたらし、心を浄化して人間的成長を促すものです。
例えば、家庭のハード的環境は、邪悪なものを排除して、掃除が行き届き、整理整頓された部屋には、絵画や書が飾られ一輪の美しい花が活けてあるようなイメージです。こうすることで、穏やかで美しいオーラに包み込まれます。
(1) 本物の自然なもので構成された生活・学習環境
胎児や乳幼児期に、化学物質や電磁波にある一定量以上被爆すると、アレルギー及びダウン症、自閉症、ADHD等発達障害並びに視力・聴力障害等を引き起こすことが分かっています。化学物質や電磁波フリーの生活環境を創造して下さい。

●化学物資暴露の回避
・室内空気の汚染源として、発達障害、シックハウス症候群や化学物質過敏症の原因となるホルムアルデヒド、トルエン、キシレン等VOC(揮発性有機化合物)がありますが、化学物質暴露を出来るだけ回避するために、自然で作られた天然のもので構成した方が良いようです。
滞在時間が長い寝室や勉強部屋は、化粧合板や塩化ビニール製クロスよりも、本物の和紙、無垢材、漆喰、珪藻土、シラスや土壁が良いようです。家具類は、合板、化学系塗料・接着剤が使用されていないこと、お茶碗・スプーン、ほ乳瓶や保存容器は、環境ホルモンを揮発させるプラスチックやビニール類は努めて避けた方が良いようです。
出来るだけ、素材は、本物の無垢材、ガラス、金属、陶器を使用した方が良いようです。
食事は、食品添加物や農薬等で汚染されていない、本物の天然食材が良いようです。
水道水は、塩素殺菌されていますので、天然水か浄水した方が良いようです。
特に、皮膚に直接接するような入浴剤、シャンプー、食器洗い、歯磨き粉は、天然100%のものが安全です。
衣類や寝具類は、合成洗剤や柔軟剤を避けて天然100%のものを使用した方が良いようです。
家の中では、防虫剤や消臭剤を使用せずに、掃除をまめにして日干や風を通し、網戸や蚊帳を使用される方が良いようです。どうしても使用したい場合は、天然100%の除虫菊等お勧めです。因みに、ラベンダー、ゼラニウム、ユーカリ、レモングラス等のエッセンシャルオイルには、防虫忌避効果が高いようです。
●電磁波暴露の回避
電磁波は、放射線の一種です。妊婦さんや乳幼児さんの脳への悪影響は非常に大きいようです。努めて、電磁波を発生させない家庭環境を創造して下さい。
電磁波を放出するゲーム器、スマホ、パソコン及びテレビの使用を保護者の管理下に置き使用を制限して頂くことです。インターネットは、無線LANよりも有線LANで構成し、固定電話の無線子機は使用しない方が良いようです。
スマホや携帯電話は、就寝時はスイッチを切るか、遠くに離して置くようにして下さい。
特に、妊婦さん、赤ちゃんや幼児さんの傍では、スマホや携帯電話を使用しないようにして下さい。赤ちゃんや幼児さんと一緒に買い物等をされる場合は、スマホの電源を切るかアルミホイールで包むと電磁波を遮断できます。
(2) 本物の遊び
本物の遊びとは、人や動物や自然との触れ合い(喧嘩を含む)の中で、体験を通じて、知的好奇心を満たしながら、喜び、楽しさ、悲しみ、痛み、怒り、辛さなどを経験し、中庸(ちゅうよう)を学ぶことにあります。つまり、人との距離感や協調性、危険な事からの距離感・扱い方、他人が喜ぶことや嫌がること、我を抑えて調和することや我慢すること、優しくすることの大切さを体得し人間的成長に寄与するものです。
ここで、特に注意して頂きたいのは、ゲームやスマホです。
ゲーム機による子供達の依存症が大きな社会的問題となっていますが、キレやすい、そわそわして集中力がない、記憶力が悪い等の特徴があり、ゲーム時間に比例して学業成績が悪化するという調査結果が出ています。
幼少時にはまると、中毒性を帯びますので非常に危険です。
脳の発達段階にある9歳までは、ゲーム遊びは厳禁とする他、9歳以降であっても、学習意欲、自学自習力、学習習慣及び読書習慣が不動のレベルに到達するまでは、ゲーム遊びはしないようにご指導下さい。
バーチャルの仮想世界は、本物の現実世界ではありません。現実社会の問題やストレスからゲームが作り出す仮想世界に逃避するのは、子どもだけでなく大人にも多く存在します。
ゲームは、ビジネス(お金儲け)のために、人間が意図的に、心理学や生理学を応用してのめりこむように作られた遊びであるため、偽物の遊びです。
ゲーム漬けになり、人格が劣化し学業成績が悪化する遊びは、本物の遊びとはいえませせん。
繰り返し強調させて頂きますが、本物の遊びは、自然や芸術やスポーツに5感と6感をを総動員して触れ、人間性の向上に資するものです。
子ども同士の触れ合い、喧嘩をして泣き笑い、走り、ボールをけって、木に登り、蝉を捕まえ、魚を釣り、あざを作り、擦りむいて、人間の距離感、危険察知感覚、体力、コミュニケーション方法、創造力、自主自立性、協調性、愛とは、謙虚とは、感謝とはといった資質を陶冶するものです。
この際、「遊ぶときは大いに遊び、学ぶときは大いに学ぶ」というケジメメリハリをきっちりと躾けて頂くようお願い致します。
(3) 良書に触れる
 お部屋では、ゲームの代わりに良書を、図書館を最大限活用され、年齢や能力の段階毎に、100冊以上を基準に揃えて下さい。テレビやゲームより、本好きにさせ読書習慣を早期に培うことは、健全なる優秀児童を育てる上で、基本中の基本です。是非、保護者様が率先して、読書の活模範を実践して頂くようお願い致します。
(4) 本物の人間に触れる
お子様に関わる人達が美しい魂を持ち、ポジティブな言葉を発するような環境を創造して頂くことが大変重要です。
人間の本質は、肉体ではなく、肉体に宿る魂そのものですから、生きる原理原則を学び実践している本物の人間に触れさせるようにすべきだと思料致しております。
特に、ご祖父母様が遠方に居住されている場合、夏休みや冬休み等長期休暇を利用して帰省され、本物の無償愛に触れ、ご先祖様の墓参をなさって下さい。
(5) 本物の保育園・幼稚園を見出す
幼児英才教育の原理・原則を熟知した上で、理にかなった全人教育(知徳体食)が実践されているかどうかは、慎重に見極める必要性があります。
①人としての正しい生き方(義)、優しい心(仁)、利他的な奉仕の精神、礼儀や規律を重んじる徳育がなされている。
②読み書き計算の教育がなされている。(最低限達成すべきレベル)
・読み聞かせだけでなく、ひらがな、カタカナ及び簡単な漢字は覚えさせて、これらがスラスラと音読できるれべるまで教育されている。
・数感覚の養成が行われている。
特に、100までの数唱(正順・逆順・5跳び・10跳び・奇数・偶数)及び1ケタの足し算・引き算の教育が行われている。(但し、これは最低限のレベルです。)
③自然あふれた環境下で、動植物に親しめることができれば更に望ましいようです。
④第(1)項「化学物資や電磁波暴露の回避」に関連して、室内が、無垢、漆喰、珪藻土、シラス、天然塗料や天然ワックス等自然建材が多用されており、化学系の消臭剤や殺虫剤が使用されていないかどうかは是非ご確認下さい。
また、化学系洗剤や柔軟剤の使用は、幼児さんの脳の健全性を担保出来ないようですので、天然洗剤に代えて頂くようお願いされて下さい。
更に、大規模携帯基地局が近傍にある場合、窓ガラスに電磁波シールドを貼付し、保育士のスマホ管理の徹底、電話無線子機の使用禁止、有線LANの構成等の電磁波対策をお願いして下さい。

6 日常のあらゆる機会を利用した理論・活模範・実践の三位一体教育
公文教室だけで、公文の教材だけで幼児英才教育が成功するわけではありません。
幼児英才教育とは、知育だけに偏らず、徳育、体育及び食育がトータル的にバランスが図られてこそ、高邁かつ知的で精悍な優秀児を育成できます。
遊びも必要ですが、保護者様は、日常の起居のあらゆる機会を活用して知的能力の向上を図って頂く必要性があります。
その方法とは?
連合艦隊司令長官「山本五十六」の名言が本質をついております。
「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ。
話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。
やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず。」
これを体系的捉えると ①理論教育 ②活模範 ③実践です。

①理論教育~言って聞かせる
公文教材等を活用した学習、読書及びご家庭でのテーマに沿った議論を、日常の特定の時間に設定して、明確な意図を持って準備して行います。ここでは、単に知育に留まらず、人間としての在るべき生き方、人生の目的、何故勉強する必要があるのか、目的や目標は何か、どうやって勉強するのか等を筋道を立ててロジックに教育して参ります。
つまり、理論教育の主体は、徳育(倫理哲学・人間学)であり、「生きる上での原理原則」を様々な切り口から反覆して学ぶことです。
当教室では、生きる原理原則を、向花小前・隼人駅前教室の信条」(サ-ビスメニューの英才教育大綱)として掲げております。
例えば、偉人伝や論語、南洲翁遺訓等の本を読んで、その生き様を家族みんなで話し合ってみては如何でしょうか?
左脳に働きかけ、身に染みるまであらゆる切り口から繰り返し教育します。
向花小前・隼人駅前教室の信条」

②活模範~やってみせる
正に、子供は親の背中を見て育ちます
左脳に働きかけて口で理屈を説明することも大切ですが、右脳が優位な状態にある幼児期は、保護者様が自ら進んで学びを実践する姿を具体的なお手本として、イメージ(映像)として、深層心理に焼付かせる方がより重要なのです。
ご家庭では、保護者様が率先して本を読み、新聞を読み、仕事の資格取得の勉強をしている、ピアノを弾いたり、絵をかいたり、書道をしたり、或いは、何かしらテーマにそって熱く議論している、、、そのような生き生き、ワクワクとした知的環境を創造して頂きたいのです。
そうした知的環境の中で、読書タイムや公文タイムを設定して頂き、分からない箇所を辞書やネットで調べたり、宿題状況の確認及び家庭採点等を保護者の方々がお子様と一緒になって行って頂くことが大変重要になって参ります。
「環境が人を創り、人が環境を創る」と申しますが、知的環境の中でも、最も効果的な方法が保護者様による実践なのです。
親は、憧憬の対象として恥じないように、子供の尊敬を得るような誠実で真摯な生き方をすることが望まれます。

③実践~させてみて、ほめる
実践とは、お子様が理論教育で習ったことを実際に行なわせるということです。
先ずは、人として、正しい生き方、誠実謙虚な生き方、挨拶して礼儀正しい振る舞いをすること、善行を行うこと、時間や約束を守ること、整理整頓や掃除をすること、粘り強く努力を継続すること、長期的な見通しを持って計画的に行動すること等を、躾として、日常起居のあらゆる機会を捉えて実践させましょう。
また、買い物の際には、値段を言わせたり、入浴時には100までの数唱を行ったり、車での移動中に童謡や朗読を聞かせてあげたり、添い寝の際に、絵本の読み聞かせをしたりと、あらゆる機会を活用して、スキンシップを多用しながら知的能力の進展を図って頂くようお願い致します。
また、家の外では、本物に触れる体験機会を出来るだけ多く作為して頂くようお願い致します。
例えば、世界遺産屋久島は、テレビの映像を通して見るよりも、実際に訪れて体感することがより効果的です。大海原で水飛沫をあげる船に乗り、海風を肌に感じ、太陽を浴びて、潮の香りを嗅ぎ、イルカの群れを眺め、上陸して徒歩で山道を汗して登りながら、小川のせせらぎや小鳥のさえずりを聞き、野草を食べ、野に咲く花を嗅ぎ、樹齢数千年という縄文杉に抱かれてその気を感じることです。
このように、本物に触れることは、手足を擦りむいたり、足にマメやアザができたり、蚊に刺され、雨に打たれ息切れして、筋肉痛になったりと、大変な手間暇とコストが掛かりますが、こうした苦難を乗り越えて達成したことを保護者様等が認めて、「よくやったね!」、「頑張って偉いね!」と褒めてあげることが大切です。
また、英語圏への海外旅行や夏休み短期留学等により本物の英語を実際に使う体験をさせることで、外国人とコミュニケーションが取れるという緊張感と喜びを味わうことができますが、この体験が英語学習意欲に火を付けます。
更に、関ヶ原合戦場、知覧特攻記念館、広島や長崎の原爆投下場所等歴史の舞台となった場所を実際に訪れてみて歴史を学ぶことの大切さを実感できます。
また、自治会の清掃活動や震災ボランティア支援等何でもよいので、善行を行い他人様から感謝されるという喜びと充実感を体験させましょう。
これらを成功体験といいますが、魂を揺さぶる感動はこうした体験過程を経なければけして味わうことはできません。
また、こうした体験で得た生きた知識が、学習意欲を喚起するとともに、言葉の裏打ちとなり豊富な語彙力の養成を促進致します。これが取りも直さず、国語、社会、理科、算数、英語、美術、音楽及び体育等様々な課目の読解力、推察力、創造力、空間認識力及び情緒豊かな感性の進展に大きく寄与するのです。
お子様の大成を期すために、幼少期は、本物志向の子育てを最優先して頂ければと願うばかりです。

④自立を促す
話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。 
やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず。
山本五十六の中段と後段部分は、お子様に自立を促すということです。
これが、三位一体教育において、全編を通じて常に念頭に置いていただきたいのです。
いつまでも保護者様が手を取り足を取り、先回りしてお膳立てすることは好ましい方法ではありません。
お子様自身が、正しい目標に、正しい方向で、自分で考えて自ら行えるように配慮して下さい。
つまり、正しく善良な心を陶冶しながら、学習意欲、自学自習力、学習習慣及び読書習慣を、出来るだけ早期に身に着けさせることに他なりません。
お子様が失敗することを恐れず、わが子を信頼して祈りながら忍耐強く見守ることが大切なのです。
時として、お子様が、甘えや我儘を言って、困難な壁から逃げようとしたり、他人様に迷惑をかけた場合、保護者様が、思わず手が出ることがあるかもしれません。
しかし、叩くのがどうのこうのではなく、如何に、真剣に、本気でお子様に向き合っているかどうかが問われているのだと思います。子育ては、時により真剣勝負であり、お保護者様として、けして譲れない線は何かを常日頃から考えて決めて置かなければなりません。
実際にそうなった場合、断固として妥協せずに「自立を促す」と肚を据えて掛からなければならないのだと思料致しております。


(注釈)小学校3年生(9歳)くらいまでは、脳が十分に成熟していないために、論理的な脳の働かせ方が不得意な反面、どんなことでも簡単に棒暗記することができる意味記憶(対語:エピソード記憶)のほうが優位で、反覆練習を喜んで行います。
つまり、脳科学上、9歳までは、論理的思考を担当する左脳よりも、感性や直観の他に事象を丸ごとそのままに吸収してしまう力を有する右脳が優位な状態にあるためです。
一方、10歳を過ぎると、左脳の働きが強くなります。だんだん、意味記憶よりエピソード記憶(何かに関連させながら意味を理解しないと覚えれない)のほうが優位になり、また反覆練習を嫌がり始めます。
躾や習慣化は、9歳までは親や先生の指導に素直に従いますが、10歳を過ぎると、「なんで、しなきゃいけないの?」と屁理屈を言うようになり、理路整然と理屈を説明して納得させない場合は、素直に従おうとはしなくなります。この時期を過ぎる頃から、視野が急速に広がり始め、学校や集団の中での、自分の立ち位置(優劣・序列)や得手不得手を意識し始めます。自己が確立される過程で、自我が強くなり好き嫌いを強く主張し始めますので指導も難しくなります。


*写真は、平成25年1月に撮影した当教室に通う3歳5か月の幼児さんです。
教室で、お母様が横に座って一緒に学習しています。
子育て知恵袋から始められました。
一般クラスに移行してから約1年半が過ぎようとしています。
聡明な顔つきや姿勢、態度には、既に年長さんのようなオーラが出ています。
お母様や先輩公文生と一緒に、一般クラスで5A教材を学習しています。
ご家庭で、十分な読み聞かせや会話がなされており、語彙力が豊富で、ひらがなを読み、英語のリスニングとリーデングを行い、発音はネイティブそのものです。パズル遊び、数唱や数字盤遊びを含め、写真のように、姿勢を正した状態で、1時間以上の机上学習が自然とできています。学ぶことが大好きなようで、既に、学習習慣が身に付きつつあります。学習が終わって、お母様が帰ろうと催促しても帰りたがりません。よっぽど教室が好きなのですね。
保育園でも、よく気が付くリーダー的な存在だそうです。

幼児英才教育の原理・原則

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