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ソニー創業者:井深大氏曰く、教育は「幼稚園では遅すぎる」

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■才能拡散の法則と異年齢集団教育
環境が人を創り 人が環境を創る

1 才能拡散の法則
「才能拡散の法則」とは、胎児~乳幼児期のある特定の継続的な刺激に対して、快感、好奇心及び集中心が働き模倣するという自然な普遍的関係を云います。厳しい自然界で、動物が孤立することは、「死」を意味します。敵から身を守り生き延びるためには、同種が仲間をつくりまとまって行動する必要性があるのです。
哺乳類は、こうした「群れる」という習性本能が強いのですが、中でも、特に、人類は、精神的な孤立や疎外されることを最も嫌い、その集団の慣習や文化やおきてに自らを適応させ同一化しようとします。
こうした法則のもとで、音楽好きな家庭には音楽好きな子供が、本好きのご家庭には本好きな子が育ちます。

2 異年齢集団教育
「才能拡散の法則」を分かり易く言うならば、「環境が人を創る」という意味になります。
この法則を最大限に生かすための教育の編成(クラス分け)が異年齢集団教育です。
公文は、異年齢集団の中で個人別(能力別)教育を行うところに大きな特徴があります。
つまり、年少者から年長者までの様々な年齢の子供たちが、同じ時間、同じ場所で学習しますが、学習内容は、個人のレベルに応じた教材を使い、学習指導は個別対応となります。

異年齢集団教育は、徳育上、年長者が年少者をリードします。
年長者には、活模範が期待されリーダーシップの資質が芽生えてきます。
フォローワー(ついていく者;年少者)は、フォローワーシップ(リーダーを見習って従う)の資質が育まれます。
同一年齢・同一レベルの能力を有する集団(注1)よりも、身近なお手本が存在するため、、フォローワーに憧憬感情が湧き、憧れの対象となる年長者にはその期待に副いたいというピグマリオン効果(注2)が働き、両者のモチベーションが上げります。
こうして、集団に自主積極的な切磋琢磨の気風が醸成されますので、その集団に属する各個人の能力が自ずと高いレベルに引き上げられてしまうのです。
欧米のエリート教育における飛び級制度やボーディングスクール(英国の寄宿舎生活システムを有するエリート養成学校)はその代表例です。
長州吉田松陰の松下村塾が逸材を輩出したことで有名ですが、薩摩にも、郷中(ごうじゅう)教育があり、西郷隆盛や大久保利通といった有能な人材が育まれております。

3 教室の躾
「環境が人を創る」とは、具体的には次の通りです。
向花小前・隼人駅前教室の異年齢集団教育は、大愛を基調とし、下記事項の躾けを徹底することで学習に最適な環境を創造し、その環境下でお子様たちの学習意欲自学自習の学習習慣読書習慣を育みながら、礼節及び品性等の資質を効果的に陶冶します。
最良の学習環境とは、真善美溢れる環境です。 
情操的に、邪悪な心や物を排除して聖域化することに他なりません。(注釈3)

①先生や保護者や先輩に対して礼を失せずに笑顔で挨拶しましょう
年長者は、公文生としての誇りを堅持して、年少者のお手本として恥じない言動を行いましょう
・嘘をついたり卑怯な振る舞いを恥じ、正しく正直に生きましょう
・欲張らずに誠実謙虚に生きましょう
・ものごとは、ぞんざいに処置せずに丁寧に行いましょう
特に、文字を書いたり、音読や言葉遣いは丁寧に行いましょう
お互いに思いやりを持って笑顔で接し仲良くしましょう
・弱い者をいじめずに助けて守りましょう
・学校では、勉強ができるからといって、知識をひけらかしたり高慢な態度はいけません。奥ゆかしく礼儀正しい態度をとりましょう。
・勉強が分からないクラスメートには、相手の立場に立って目立たぬように、謙虚な気持ちで心を込めて教えましょう

途中で投げ出さないで粘り強く続けましょう
背筋を伸ばして座り、無駄話をせず静かに集中して学習しましょう
⑥家庭では、宿題をきちんと行い読書をして、進んでお手伝いをしましょう
時間や約束を守り、欠席するときには連絡しましょう
⑧教室や家庭でも、本、教材、靴やランドセルは丁寧に扱い、掃除・整理整頓をしましょう
⑨学習終了後は、お掃除して、お迎えの待ち時間は静かに読書をしましょう
自学自習力、学習習慣及び読書習慣が完全に身に着くまでは、ゲームは置かない、見ない、触れないようにしましょう

4 Broken Windows Theory(割れた窓理論)
割れた窓理論とは、軽微な犯罪も徹底的に取り締まることで凶悪犯罪を含めた犯罪を抑止できるとする環境犯罪学上の理論です。
米国スタンフォード大学名誉教授で心理学者のィリップ・ジンバルドー博士は、1969年、人が匿名状態にある時の行動特性を実験により検証しました。
それは、「人は匿名性が保証されていると自ずと責任が分散された状態になり、自己規制意識が低下し、『没個性化』が生じる。その結果、情緒的・衝動的・非合理的行動が現われ、また周囲の人の行動に感染しやすくなる。」というものです。
このジンバルト理論に基づき、1972年に、アメリカ警察財団は犯罪抑止のための一連の実験を行い、その中で、警察職員の徒歩パトロールを強化する実験を行いました。これには「犯罪発生率を低下させる効果はなかった」ものの、一方で住民の体感治安」が向上したのです。
米国犯罪学者ジョージ・ケリングはこの結果とジンバルド理論を踏まえ、割れ窓理論を考案したのです。

割られた窓が放置される(ささやかな無秩序) → 近辺の窓が割られるようになる (無秩序な空気の蔓延) → 凶悪犯罪が多発 (犯罪の温床と化す) → 街が崩壊

「建物の窓が壊れているのを放置すると、誰も注意を払っていないという象徴になり、やがて他の窓もまもなく全て壊され、ゴミが投棄されたりといった現象が起きてくる。やがては近隣の建物や道路や公園や学校が荒廃し、さらには地域住民のモラルが低下して、凶悪犯罪が頻発するようになり、終には都市や国家の荒廃にもつながっていくという考え方です。
1970年~80年代、アメリカ最大の犯罪都市であったニューヨーク市の地下鉄は、殺人、暴行、強盗、恐喝が日常茶飯事で、窓や壁が落書きだらけで、車内や駅構内も、汚物やゴミにまみれ、恐怖に満ちた無法地帯と化していたのです。
新たに就任した地下鉄公団長ディビッド・ガン氏は、何とかしなければとの強い思いから、「割れ窓理論」の提唱者ジョージ・ケリング氏を顧問に雇い、抜本的な防犯対策に着手しました。
その方針は
①地下鉄の落書きをすべて消す
②どんな小さなゴミも即座に拾う
③無賃乗車などの軽犯罪を徹底して取り締まる。
というものでした。
落書きを消してもまた書かれる、消してもまた書かれるのいたちごっこを繰り返します。「そんなことをしても無駄だ。」とか「幼稚なやり方だ、もっとましな方法を考えろ」等と悲観的な批評に晒されながらも、不屈の精神で7年にわたる地道な取り組みが続けられたのです。
その結果、地下鉄内での凶悪犯罪の激減をもたらしました。
これを見た当時のニューヨーク市長ジュリアーニ氏は、この犯罪抑制対策をニューヨーク市警察に導入しました。警察官5,000人を採用し、街中の落書きを消し、徹底した徒歩パトロールと軽微な犯罪の取り締まりを実施しました。同時に、ニューヨーク迷惑防止条例の積極的な運用を図った結果、地下鉄と同じように犯罪件数が急激に減少しました。
「無秩序の空気を作ってはいけない」というこの理論は、軽微な犯罪をそのまま見過ごしていれば、地域全体の崩壊につながりかねない。というものです。

ささやかな「ルール違反」である「割れた窓」、「落書き」を無秩序の空間を演出する諸悪の根源とみなし、それらを徹底的に消し去ることが、犯罪を生まない環境づくりに大きく貢献するのです。

5 教室での「Broken Windows Theory」の実践
この理論は、学校だけでなく、公文式教室の運営において、非常に重要な意味を持っています。   
人が環境を創る」とは、容易いことではありません。
上記の躾事項を一つでも疎かにしていると、無秩序の空気が芽生えてしまいます。それを軽んじていると、やがて、学校での学級崩壊と同様な「公文教室崩壊」に至り、私語や怒号が飛び交い雑然とした喧騒な雰囲気に包まれてしまいます。こうした環境下では、集中して学習することは困難で、学習効率が下がり、優秀児童はどんどん辞めていくようになります。
こうした教室は、掃除や整理整頓が不十分で、トイレが汚く異臭が漂い、壁紙が剥がれ、教材や靴やカバンが乱雑に放置されています。また、礼節の気風が欠如しているため、挨拶が行われずに無関心で殺伐とした空気が漂っています。
従いまして、公文指導者は、本理論と異年齢集団教育の意義を十分に理解したうえで、具体的な施策を教室運営で実践していかないと「人が環境を作る」という理念は絵に描いた餅になりかねません。
実際に、こうした施策を行う場合、妥協は許されませんので様々な軋轢や問題が生じます。
そうした場合に、問題の焦点から目を逸らしあやふやなままに放置しておくと最悪な学習環境となりかねません。
義務教育の小・中学校は、日本全国同じカリキュラム、同じ教材及び指導マニュアルに沿って授業を行いますが、教師の指導力の違いにより、同じ学校でありながらクラス間で大きな学力格差が生じ、また、全国学力テスト結果によれば、同一県内でありながら学校間で大きな学力格差が生じているのが現状です。
この大きな責任と重圧に耐えかねて、鬱や心身症で休職や退職に追い込まれる教員数は他の職業の2倍以上に上っています。このことは、全国に展開する私塾や公文教室とてけして例外ではありません。
教育・指導監督する立場にある者には、知力だけでなく、威厳、つまり、雑草のような不撓不屈の精神力と集団を統制する強力なリーダーシップ力が必要不可欠であることを示唆しているのだ思います。
特に、公文指導者たる者は、大切なお子様の教育を任せて頂いている訳ですから、大きな責任と重圧を自ら進んで背負う覚悟がなくては務まりません。そして、学習環境を乱す問題点を冷静に分析して対応策を案出し、毅然とした態度で問題解決に当たる実行力とその子を受け止める深い愛情が必要になって参ります。
従いまして、
私は、保護者様やスタッフと協力して、「教室の躾」を徹底し笑顔いっぱいの、明るく情愛溢れる雰囲気の中にも緊張感が漂うような学習環境づくりを目指しております。この際、お子様達が、強制的にやらされるのではなく、自主的に率先して最良の学習環境づくりに参画してほしいと願っておりますし、保護者の皆様のご理解とご協力なしに、「人が環境を創る」というコンセプトを実現できるものではありません。特に、公文教室とご家庭の学習環境とは密接不離の関係にありますので、サービスメニュー「自学自習力と学習習慣の鍵、親の無償愛」及び日記3・6を参考にして頂き、お子様の教育を最優先した家庭環境を創造して頂ければ有難いと存じます。

*注釈
①日本における同一年齢・同一レベルの能力を有する集団でマス教育を行う場合、「出る杭打たれる」という日本人特有の横並び感情や嫉妬心が、お互いに足を引っ張りあうマイナス現象を生むことが珍しくありません。 

ピグマリオン効果とは、人間は期待された通りに成果を出す傾向のあることが、1964年にアメリカ合衆国の教育心理学者ロバート・ローゼンタールによって実証されました。
ギリシャ神話に登場するピグマリオン
王は、とても美しい女性の彫像の虜になってしまった。王は、その彫像が人間になって自分の妻になってくれないものだろうかいつも恋焦がれていた。、愛と美を司る女神アプロディテは、王の切ない願いを神の力で本物の人間に変身させ王の願いを成就させたと言う伝説に由来します。 「人間の態度決定は、自分に対する他者の評価や扱い方に影響される」という心理学の法則です。平たく言えば、「人は自分の扱われ方によって自分の言動を変える。」ということです。これを活用した「ピグマリオン効果による動機付け」とは、相手の扱い方、相手への接し方を調整することによって、相手の不適切な言動を、適切な言動に変えさせる動機付けを行おうというものです。

③真善美とは、哲学用語で、認識上の真、倫理上の善、審美上の美を統合したもので、人間の理想として普遍妥当な価値を云います。 私は、これを「向花小前・隼人駅前教室の信条」(虹の徳目)として徳育に具現化させております。

*写真
年少さんで、小学校1年生レベルの文章をスラスラと読んでいます。正しい学習姿勢が培われており自力で学ぼうとする気持ちが強いようです。ご家庭での読み聞かせが丁寧に行われていますので、本を読むことが大好きなようです。
語彙力が豊富で、知的好奇心がかなり高いです。
自学自習の学習習慣が順調に陶冶されています。 

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