KUMON 隼人駅前公文式教室　鹿児島県霧島市 【幼児からの英才教育】 | 日記 | 化学物質の魔の手からお子様を守って!!　その３

ある主婦の方から、こういう話を伺いました。

「風邪をひかなくなった息子」

息子は、小さい時から風邪をひきやすく、2歳の時には風邪のため入院したことも。その時は、10日経っても熱が下がらず、医師に「覚悟しておいてください」と言われました。（運良く、2週間過ぎた頃から、熱が下がり助かりましたが‥）
それからも、幼稚園、小学校とやはり風邪のため欠席が多く‥。なんで、この子はこんなに風邪をひくのだろうと思って悩んでいたのですが。ひょんなことから風邪をひかなくなったのです。 そのひょうんなこととは‥、化学物質で体調を崩すようになった私が、家庭から合成洗剤だの、シャンプーやリンスだの殺菌剤や殺虫剤などを処分したのですが‥
それを堺に、風邪をひきやすかった息子が、全くと言っていいほど風邪をひかなくなったのです。あんなに弱かったのに‥それからというもの喉を腫らすことも熱を出すこともなくなったのです。とても不思議でした。 日用品として使われている化学物質を止めるだけでこんなに健康になるなんて！
驚きました。しかも、毎日のようにできていた蕁麻疹（じんましん）も一緒に治ったのです。病院では、治療薬をもらっていましたが一向に治らず「原因不明」と言われていたのですが‥。

この話を伺って、すぐ脳裏に浮かんだのは、のどや目の痛み、咳、微熱、頭痛等風邪とシックハウス症候群の症状は似ているということです。医師でも間違えることがあるという話を耳にしたことがあります。
お母様やお子様の中に、視力が弱く、疲れやすく、頭痛、めまい、背中・頸部・肩のこりが酷く、体調を崩しやすい、風邪をひきやすい、湿疹や蕁麻疹でかぶれてかゆい、夜寝れずに自律神経が乱れているのでは？...だけど、原因が分からないって方はおられませんか？

現代生活では化学物質を完全に除去することは不可能ですが、出来る限り遠ざけることはできます。一度試されてはどうでしょうか？注釈

私は、半年前に、柔軟剤や化学洗剤を止めて自然洗剤に替え、入浴時も天然１００％の石鹸やシャンプー・リンスに替えました。殺虫剤は全て破棄しました。衣類は化学繊維を努めて避け、染髪や化粧品も自然なものに替えました。また、ドライクリーニングは界面活性剤をかなり多く使用していますので止めました。
また、自宅のリビングと寝室は無垢材と珪藻土を使ってリフォームしました。そして、飲料水や料理用の水は、全て天然水に替えました。更に、薬は努めて使わないように心掛けています。
すると、長年苦しんだアトピーが治り、熟睡できて体調がとても良くなりました。
私は、若い頃から、飲食類は食品添加物の混入されていない自然なものに拘っていましたが、洗剤等の化学製品には無頓着でした。
しかし、今では、毒物は、口や鼻だけから吸収されるものではないと強く感じています。経皮毒といって皮膚から体内に浸透する化学物質は、想像以上に恐ろしいと痛感しています。

特に、お子さまへの影響は大人の比ではありません。
柔軟剤、消臭剤、殺虫剤、掃除洗剤、フローリングワックス、芳香剤等化学物質の脳への悪影響は想像以上だそうです。
一度試しに、お子様のお部屋、衣類や寝具を化学物質フリーにされてみては如何でしょうか？
シックスクール、シックハウスやシックカ―の調査研究報告書を読むと、化学物質に囲まれた住環境、職場環境、教育環境や生活環境は、身体的な症状だけでなく、躁鬱病、自律神経失調症、若年性認知症、ＡＤＨＤ、発達障害や記憶障害等の精神障害を引き起こし易くなり、感情がイラついて攻撃的になるそうで、ＤＶ、虐めや自殺増加の一因になっているのではないかといった問題提起がなされています。
特に、私が着目したいのは、

「化学物質フリーの勉学環境が、集中力、理解力、記憶力及び体調に良い変化をもたらし学力向上につながる。」

と指摘されています。
つまり、「衣食住の生活環境を出来るだけ自然なもので構成することで、心身の健康に寄与し教育効果の上昇を期待できる。」ということです。
冷静に考えてみれば、至極当然なことのような気が致しますが、便利さや経済性を追い求めるあまり、商業主義に踊らされて見過ごされてきた感じが致します。「化学物質に汚染された生活環境や教育環境が子供達の健康と学力を大きく損ないかねない。」という事実は、学校教育や公文式学習にとっても看過できない問題であり、教育者としても真実を見失わないように真剣に向き合う必要性があるのではないかと思料致しております。

因みに、文科省は、近年、シックスクール等による健康被害が多発したことを受けて、教育の安全確保の観点から、平成21年4月1日に「学校保健法等の一部を改正する法律」を施行し、これに基づく具体的なガイドラインを定めました。例えば、平成24年1月に「健康的な学習環境を維持するために」という学校における化学物質による健康障害に関する参考資料を作成して配布しています。
この中で、教室内の化学物質に関する検査方法・報告、芳香剤・消臭剤の使用自粛、床ワックス、防虫剤及び受動喫煙の規制強化について指導が行われています。
こうした基準は、ご家庭の居住環境や学習環境にも適用できますし、新築やリフォームの際の参考にもなると思います。
たまたま、偶然の一致なのかもしれませんが、当教室の優秀な公文生の御自宅は、殆どが自然建築の家です。無垢材、シラス、漆喰や珪藻土等の天然素材を使用され、化学系建材が殆ど使用されていないようです。
徹底されているご自宅では、内装だけでなく外壁も無垢材を使用されています。
更に、徹底されている場合は、隣家との境界壁をも無垢材を使用され、庭には多くの樹木で覆われています。こうした自然環境下では、落ち着いて勉強にも集中できるであろうことが容易に推察できます。
当然ながら、塾や教室にも適用されなければならないはずです。
＊健康的な学習環境を維持管理するために（文部科学省：学校における化学物質による健康障害に関する参考資料）
http://www.mext.go.jp/a_menu/kenko/hoken/1315519.htm
＊内分泌かく乱物質問題情報提供
http://www.hokenkai.or.jp/4/4-1/4-1-frame.html

必ずしも、いい香りが健康に良いとは限りません。
臭いがないから、無害だとは限りません。
また、自分にはいい香りでも、他人にはいい香りとは限りません。
テレビでコマーシャルしているからといって、いいものだとは限りません。

因みに、コインランドリーは、界面活性剤が含入された化学洗剤や柔軟剤が大量に使われていますが、今では、その近くを歩くときは思わず息を止めてしまいます。オーナーの方には、自然洗剤に替えて頂けたらとても有難いのですが...
田畑の農薬がなくなり、家庭排水や事業排水が自然なものであれば、天降川や錦江湾の水がきれいになり、動植物達も喜び安住できます。そうすれば、街中で蛍の乱舞!!ってことも夢ではありません。
美しい地球の自然環境を守り、私達の誇る郷土の自然を守り、これを可愛い子や孫達へと子孫代々継承させるためにも、今を生きる私たち一人一人が、微力ながらも出来るところから、一歩一歩自然志向を始めてゆかねばならない時期に来ているのではないでしょうか。
そして、こうした問題に真摯に取り組む大人の姿勢そのものが、子供達を感化善導できると思います。
徳育とは、思いだけで終わらせるのではなく実践してこそ初めて功を奏するものだと思料致しております。

化学系食品の恐怖
http://www.youtube.com/watch?v=_Lp0SE8b3zc
http://www.youtube.com/watch?v=eXz2fe34cFw

＊注釈　避けたい化学物質の一例
殺虫剤、香取線香、液体香取、衣料用防虫剤、合成洗剤（食器用 衣類用）、シャンプー、リンス、清掃用洗剤、歯磨き粉、柔軟剤、漂白剤、形態安定加工の服、抗菌加工、消臭剤、芳香剤、化粧品、香水、タバコの煙、マニキュア、毛染め剤、防虫加工や難燃加工の絨毯やカーテン、ビニール製の壁紙、防虫シート入りの畳、農薬、除草剤、有機溶剤系塗料、プラスチック、防虫や防腐加工された木材、合板の家具や建材、接着剤、化学系断熱材、シロアリ駆除剤、処理された切り花や鉢植え、食品の保存料、香料、着色料、合成甘味料、漂白剤、発色剤、酸化防止剤、増粘剤、乳化剤