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ソニー創業者:井深大氏曰く、教育は「幼稚園では遅すぎる」

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KUMON 隼人駅前公文式教室 鹿児島県霧島市 【幼児からの英才教育】 の日記

アバダー症候群 ネットゲームの魔の手からお子様を守って!!

2012.09.17

アバダー症候群が今、青少年の健全育成を阻害する問題としてクローズアップされています。
アバター』(Avatar)は、2009年に公開されたジェムズキャメロン監督による3D映像の映画で、世界興行収入は、歴代1位となる26億4000万ドル(約2385億円)を記録しました。
3D映像による仮想空間とはいえ現実身を帯びた完成度の素晴らしさ、美しさに感動して魅了されるあまり、映画館を出る際、その美しい世界から離れて現実世界に戻ることへの不安感に捉われたり、映画の世界と現実世界とのギャップを感じてうつ状態になったなど、多くの精神的な疾患症状の報告が世界中から寄せられています。
特に、保護者の皆様に気を付けて頂きたい大きな問題は、
映画と同時に製作されたゲーム版及び類似のオンラインゲームです。あたかも自分が主人公であるかのような視点でアバターの世界を体験することができるため、多くの人達がこれにのめり込んでゲーム依存症に陥ったといわれております。続編が挙行されるようですが、特に青少年への影響は深刻さを増しているそうです。
プレイヤーの約30%がゲーム依存症といわれ、視力低下、肥満、体力低下、運動能力の未発達、引き籠りや鬱の他、凶悪犯罪、アイテムの違法売買や架空請求詐欺(注釈1)と、もはや、家庭だけではなく、社会的な問題として国が関与しなければならない事態になっています。

集中力がなくボーツとしている、服装や髪に気を使わず、部屋はゴミが散乱、気だるい、無気力、無関心...切れやすい... 夏休み期間中にゲーム漬けになっていたのでしょうか...夏休み前は集中力があり前向きに取り組んでいたお子様が、突然こうしたゲーム脳の症状が出る場合は、ゲームの負の影響が出ている可能性が高いのです。
(ブログ「教育の阻害事項」をご覧ください。)

当教室では、「自学自習力と学習習慣及び読書習慣が強固なレベルに陶冶されるまでは、ゲームは、家に置かない。 しない。」基本的な考え方として保護者の皆様にお願いしております。
(お子様だけでなく、保護者様を含め、家族は誰もしないという意味です。インターネットを使用したオンラインゲームの依存者に関しては、その約85%が10代後半から、20代~30代の年代層で、保護者がゲーム依存症に陥り機能不全家族になるケースが増えています。)
本来、長期休みは、日常生活ではなかなかできないことをお子様に原体験させる絶好の機会なのです。
スクリーン(映像)ではないもの、口頭説明や文章説明に頼らない実物に5感と第6感を総動員して触れて感動を味わうものです。
大自然(山登り、海川遊び、キャンプ)、世界遺産、国宝、芸術作品(芝居、音楽、ミュージカル、絵画、書、彫刻、陶芸等を見学できる劇場、美術館・博物館)、教科書や名文学で登場する史跡巡りや里帰りによる祖父母の無償愛及びご先祖様の墓参等、本物に、それも超一流の本物を直に見て聞いて嗅いで触って実際に肌で体験させることが大切です。
特に、現代文明は左脳中心の社会環境に囲まれていますので、右脳が退化しています。右脳を活性化することが、脳の働きにバランスを取戻し、眠ったままの潜在能力を引き出してくれます。この右脳活性化に最適なのが、大自然のなかでの原体験です。文明の利器に努めて頼らないようにすることがポイントで、人間の潜在能力を研ぎ澄ませます。
例えば、屋久島は世界遺産ですが、テレビで見ても感動はありません。実際に、縄文杉に触れて大木に宿る霊を体感し、宮之浦岳を汗して登頂した感動を原体験といいます。
良好な感性に磨きをかけ、文字情報を血肉化させるので、国語、社会及び理科等の読解力を飛躍的に伸展させ、勉学のモチベーションがとても高まります。
ゲームで時間をつぶすほどもったいないことはないと思います。 
溢れる才能が有りながら、ゲームに自己のエネルギーと情熱と時間を注ぎ込み才能を台無しにした事例を多く知っています。ゲームの仮想世界での非現実的な興奮と成功体験が脳内ホルモンであるドーパミンを出し続けるのでゲーム依存に拍車をかけます。
ゲームメーカーは、この人間の生理的なシステムを熟知した上で、これを最大限利用してソフト開発を行っています。ゲーム機とソフトの販売収益及びITネット接続料等で如何に多くの利潤を生むかが至上命題となっていますので、プレイヤーが、のめり込むように、はまり込みやすいように巧みにプログラムされています。ゲーム依存症やギャンブル依存症は、麻薬の薬物中毒と似たような生理的な中毒効果があるのす。
一回はまるとなかなか抜け出せなくなります。
登校拒否で引き籠りのネットゲーム依存症の子供からゲーム機を強引に取り上げたとこら、逆切れして親に殴り掛かってきたり、物を破壊したり、或いは、マンションの窓から飛び降り自殺したりと、青少年のネット廃人が社会問題として大きくクローズアップされています。
日本では、ゲーム産業が経済を牽引している現状からゲームの規制は他国に比し緩やかです。(注釈)
諄いようですが、自宅だけでなく友人宅等でも、インターネットのタブレット端末や携帯電話を使ってオンライン(ネット)ゲーム遊びができますので保護者様の管理を宜しくお願いいたします。
「光陰矢の如し」です。お子様の情熱と時間は、将来の夢や志の実現のために有効に使って頂きたいものです。

注釈
(1)ゲーム内の貨幣やアイテムを現実世界で売買する、リアルマネートレード (RMT) と呼ばれる経済行為は、禁止されているにも拘らず、金銭の授受があるため犯罪に結びつきやすく、毎年逮捕者が出ています。 購入代金は、プロバイダー等のインターネット接続料に自動的に加算されるため、知らず知らずの内に、100万円/月といった高額請求書が来たという話が頻出しています。

(2)ネット依存者の多い韓国では、国を挙げて対策に取り組んでいます。
ゲーム依存は自己責任とされがちですが、子どもは誘惑に弱く自己抑制できません。
韓国では国が業界に10億円出させて、ネット中毒者のための施設を造り、厚生プロブラムを組んでいます。また未成年者の深夜のゲーム環境を断ち切り、一定の時間以上同じゲームを続けたら強制的にシャットアウトをかける法律が施行されます。
中国はプレー時間が一定に達するとそれまでゲームで蓄えてきたポイントが半減します。
ゲーム普及率の低いタイやベトナム等東南アジアの諸国ですら、なんらかの対策を設けています。
野放しなのは日本だけなのです。
「お友達がゲームをしているから、ゲームをしないと仲間に入れてもらえない。」と言い訳しますが、
お友達の家で、ゴミの散乱した部屋で、数人の子供がゲームの画面を直視して黙々とゲームをしているのは異常な状態で、健全なる遊びとは程遠いものであると御認識下さい。
こうした危機感のある保護者の方は、是非次の本を読まれることをお勧めいたします。
精神科医岡田尊司(おかだたかし)著、文藝春秋より刊行された「脳内汚染」、NHK出版から森昭雄著「ゲーム脳の恐怖」をご覧ください。
本書は、ネットゲーム等により子供の脳が汚染される実態を専門家の見地から検証し警鐘を鳴らす内容であり、多くの子供の保護者や教育関係者より共感を得ています。

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