KUMON 隼人駅前公文式教室 鹿児島県霧島市 【幼児からの英才教育】 | 日記 | 2 才能逓減の法則と才能拡散の法則

ソニー創業者:井深大氏曰く、教育は「幼稚園では遅すぎる」

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KUMON 隼人駅前公文式教室 鹿児島県霧島市 【幼児からの英才教育】 の日記

2 才能逓減の法則と才能拡散の法則

2011.06.24

1 乳幼児教育の根底にある事実認識
次の法則は、当教室独自の長年に渡る調査研究と指導実績に基づき導き出して命名したものです。
(1) 才能逓減の法則
   ① 教育は、早く始めるほど高い能力が育つ
   ② 才能が伸びる可能性は年齢とともに急速に減っていく
(2) 才能拡散の法則
   乳幼児期のある特定の継続的な刺激に対して、快感、好奇心及び集中心が働き模倣する

2 バイリンガル
バイリンガルとは、2つの言語を母国語のように自由に操ってコミュニケーションできる能力です。当向花小前教室に、二家族、3人の小・中学生がこの素晴らしい能力を備えております。
その内のお一方は、お父様がフランス人、お母様が日本人でとても洗練された素敵なご両親です。お子様達は、日本の学校に通われていますので当然ながら日本語を話します。しかし、ご自宅では意図的にフランス語で会話されるとお聞きしております。 
お子様達は生まれた時からそうした環境下で育っておりますので、自然にバイリンガルの能力や国際感覚が身についているのです。また、ご両親は英語にも堪能なことから、公文での英語の習得度合いが、非常に高い傾向にあります。
来年の夏休み、お子様は、お一人でフランス在住のご祖父母様に会いに行かれるそうです。
バイリンガルは、大人になってからは殆ど不可能といわれておりますが、お子様でも、年齢を追う毎に、その可能性はどんどん狭まって参ります。経験的に、9歳が限界期であることが分かっておりますが、これは脳神経細胞シナプス総数が安定する時期とピッタリと符合するのです。
言語中枢機能は、頭の額側にある前頭連合野にあります。そして、左脳が、言語や計算等分析や論理的思考を担当しています。一方、右脳は、芸術脳とも云われ、音楽、絵画や幾何学的な情報を素早く処理しており、感覚的、直感的です。
言語の習得は、大人になると左脳で、文法を使いながら論理的に理解しようとしますが、乳幼児は、右脳を使いより感覚的に、イメージ(映像)として、そのまま、ありのままに捉えるのだそうです。もちろん、後者の方が、自然に無理なく習得できます。
才能逓減の法則は、昔から経験的に知られていましたが、最近、脳科学的にその実態が明らかにされつつあります。


3 門前の小僧習わぬ経を読む
お寺のご子息は、胎児の間、そして、生まれた時からお坊さんのお経を継続的に耳にし五感で感じているので、お経を習ってもいないのにお経を唱えるという話はあまりにも有名です。
バイオリンの幼児英才教育で鈴木メソッドが有名ですが、才能拡散の法則を象徴する事例があります。バイオリンを同時期に始めた二人の3歳児がおりました。
幼児英才教育を同時期に始めたにも拘わらず、演奏能力の伸展度合いに明らかな違いが見られるというのです。
4ヶ月を過ぎた頃のAちゃんは、きらきら星変奏曲の最初の一曲が引ける程度ですが、Bちゃんは、十四曲弾けるだけでなくAちゃんと違い演奏の質が正確で表現豊かなのだそうです。
実は、Bちゃんには3歳年上のお姉ちゃんがいて、赤ちゃんの頃より、お姉ちゃんが弾くバイオリンだけでなく、模範となる先生や有名演奏家のCDの音色に触れていたのです。 
また、本田技研工業の創始者である本田宗一郎氏は、静岡県浜松市の鍛冶屋の長男として生まれました。幼少期には、母の背中におんぶされて、鍛冶工場に連れて行かれたそうです。そして、工場での鉄や油の匂い、発動機のトントンという音が好きだったと述懐しておられますが、バイク作りに生涯を掛けて没頭できたのも、幼児期に物つくりの嗜好が形成されたからなのです。
これは、盲目の天才ピアニスト辻井伸行さんにも当てはまりますが、音楽好きのご家庭に生まれた子は、音楽に、テニスの好きなご家庭に生まれた子は、テニスに、本好きのご家庭に生まれた子は、読書や作文に、それぞれ特化した才能が開花されるのです。
こうした、才能拡散の法則は、胎児から乳幼児期に、ある特定の刺激に継続的に5感で慣れ親しむという環境が、突出した才能を開花させていくという生理学的な原理原則なのです。

4 善良な心を育む
「一芸に秀でる」こと、即ち、人が、これだけは誰にも負けないという特技を持つことは、その個性を際だたせ人を惹きつける魅力的な人格形成に寄与しますし、また、生きる上での大きな自信となります。
そうしたものは、子供が自分で探して自分の努力で培うものだと考える方が多いかもしれません。しかし、一流の、本物の、一芸に秀でるためには、子供が自覚してからでは、すでに手遅れであることを、この法則は、暗示しているのではないでしょうか。

しかしながら、早期の幼児英才教育により、知能が優れ、また、一芸に秀でたからといって、そのお子様達が大成するとは限りませんし、幸せになれるとは限りません。
 お子様を医者、学者、建築士、弁護士にしたいと願い勉強ばかり強要したり、プロのピアニストにするためピアノばかりを強要したり、野球選手にするために野球ばかりをさせたりする等極端に偏った子育ては、いつかどこかで破綻致します。
何故ならば、子供が苦痛になり、楽しくなくなるからです。人間、どんなに好きなことでも、同じことばかりを続けると飽きてうんざりしてしまいます。
カレーライスが好きだからといって、朝も昼も晩も毎日カレーを出し続けられたら、見るのも嫌になってしまいます。
その道の一流の人間になるためには、人間味溢れた情緒豊かな感性や踏まれても頭をもたげる雑草のような生きる強さ等が必要不可欠です。しかし、それは、勉強だけでなく、様々な生活体験、自然体験、社会体験、良書、芸術、遊びやスポーツ等を通じて陶冶されるものです。
また、サービスメニューで紹介した京セラ哲学の人生の方程式のなかで、能力の優先順位は、3番目です。能力より大事なのは、情熱であり、情熱や能力より大事なのは「考え方」なのです。
ですから、幼児教育では、やはり人間学(哲学、徳育)が介在していなければなりません。
人間として、正しく、礼節があり、思いやりを持って、粘り強く、真面目に生きるという躾、心の教育が最も大切なのです。

2 才能逓減の法則と才能拡散の法則

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